歌舞伎町で拉致して3500万円
月日(月) その
時間が空くので、たまにはそういうのも傍聴しておこうと、13時15分から東京地裁402号法廷(石井俊和裁判官)で「強盗」の判決。
被告人(身柄、拘置所)は、30代くらいなんだろうか、グレーのズボンに、カキッとお洒落な長袖ワイシャツ。格好いい。
主文は懲役7年、未決70日算入。
違法カジノか何か分からないが、あそこにカネがあると目を付け、被害者の顔を知る者も仲間に入れ、新宿区歌舞伎町で待ち伏せて暴行、被害者方へ連れ込み、「中国人のほうは顔を焼いて殺した。上の人間からお前を連れて来いと言われてる。いっしょに来るかカネを払うか、どっちにする」旨脅し、現金3500万円、腕時計3個など合計318万円相当を強取。自分の取り分は高級乗用車や生活費に充て、残金は、手配されたと知って逃走中の、ホテルや風俗店への支払に蕩尽したのだという。
2007年12月に、賭博開帳図利罪で懲役1年、執行猶予4年の判決を受けてるんだという。
これも、裁判員裁判なら懲役7年では済まないんじゃないか。
そして13時30分から高裁506号法廷(中山隆夫裁判長)で、「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律違反」の控訴審第1回。
非常に珍しい罪名。私は初めて、と思う。「光る携帯ストラップに放射性物質 警視庁、販売の男女逮捕」とは報じられてる。なのに傍聴人は数人だっけ? 信じらんない。ま、13時30分という時刻は、他にいろんな公判があるからね。
弁護人 「控訴趣意書のとおり」
検察官 「理由がないので棄却が相当」
裁判官 「9月1日付けの事実取調請求が出ている」
弁護人 「本人質問」 ←そのように言う弁護人は多い。民事の本人尋問と刑事の被告人質問がごっちゃになってるのかな、と私は思ってる。
検察官 「不必要」
裁判官 「裁判所も必要性を認めない。それではこれで結審して、判決は1週間後」
弁護人 「その日は私の入院の前日」
ということで9月末頃になった。13時31分閉廷。
これでもう帰っていいのだが、もしや駐車監視員がらみの事件かどうか、確認だけしてすぐ出ようと、13時30分から「公務執行妨害」をやってる地裁722号法廷へ。
そしたらなんと ま、駐車監視員がらみではなかったが、途中で出られないことになってしまうのだった…。
9月7日23時10分現在、驚異の位にまだとどまってる。こんなシーンは滅多に見られないよ~。とクリックを誘引し、なんとか10位台に上ろうとする行為は自己本位で身勝手極まりなく、一般予防の見地からも…
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