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2009年9月30日 (水)

冤罪は人柱(ひとばしら)か

ninetwonine日(火

 午前5時に起きてぎりぎりまで〆切り原稿を書き…。

clip 11時から東京高裁805号法廷(山崎学裁判長)で「自動車運転過失致死傷、自動車運転過失傷害」の控訴審第1回。
 傍聴人は、始まる時点で私を含め3人。
 被告人は身柄(拘置所)。大柄な31歳。長袖ジャージの袖や裾から刺青が見える。職業はタトゥーがどうとか聞こえた。いったんは保釈になった、とも聞こえたように記憶する。
裁判長 「要するに量刑が重い、それでいいんですね? (控訴趣意書と補充書に)たくさん書かれてるんで…ラストのほうを読むと被告人に責任はなかったと言ってるような…」
弁護人 「原審では脇見運転と…しかしながら脇見はしていない、前方は見ていた、なぜ衝突したか…(略)…たしかに不注意もあるが…」
裁判長 「じゃそれは情状の1つとして量刑を考慮してくれと…」
 で、裁判長のほうから続行を言い出した、主張を整理するために、と。

clip 11時20分から東京高裁717号法廷(阿部文洋裁判長)で「自動車運転過失傷害」の判決。
 控訴棄却。
 阿部裁判長は、つぶやくようにしか述べず、あまり聞き取れなかったのだが、どうも、被害者の治療期間、つまり負傷の程度についての争い、事実誤認の主張らしかった。
 退院時が症状固定の時期としても、入院加療は約4カ月に及んでおり、その後も機能障害が残存するというのであり、また事故態様は、信号交差点を右折する際、安全確認不十分で、出口横断歩道を横断中の被害者に衝突したというものであり、被告人には前科がなく、被害者は処罰を望んでいないとしても、禁錮10月、執行猶予3年は重すぎて不当とはいえない、罰金刑にすべき理由はない、ということのようだった。
 被告人には、禁錮刑だと職や免許等を失う事情でもあったんだろうか。

clip 11時30分から東京簡裁534号法廷で、8月27日に第1回を傍聴した「自動車運転過失傷害」の第2回。
 今日は論告、弁論。

sleepy 地下の藪伊豆で、かけそば大盛り290円。やけに腹がへって、ついかき揚げ100円プラス。
 箸箱を開くと、箸がない、輪島塗のお気に入りのやつがsign01 箸が消える、この箸箱は手品BOXかsign02 …あっ、そうか、先日弁護士さんたちと居酒屋で芋焼酎を飲んだとき、置き忘れたのだ。
 でも、ま、いっか。また新たに箸(=日本伝統の木工芸品)を買うことで、林家(ハヤシヤじゃないょリンカだょ)を支援し、それはすなわちの日本の美しい国土、風土を守ることになるのだ。我々(って誰だょ)愛国者は、常にそういうことを考えておるのだ。えっへん。
 と、箸をなくすたびに威張る私、うぇ~ん。crying

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clip 13時20分から簡裁728号法廷(岡野清二裁判官)で、9月17日の第1回を傍聴できなかった「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反」の判決。
 この罪名が東京簡裁へ出てくるのは、私の記録と記憶では初めて。
 被告人(50代?)は身柄で、罰金10万円、満つるまで算入。
 違法性の認識はなかった、バール所持は正当な理由があった、との無罪主張なのだった。
 しかし、検面(検察官面前調書)で違法性の認識があったと認めてるし、認識がなかったことの特段の理由もない、野宿をするときの護身用では正当な業務等による所持とはいえない、というふうな判決理由だったかな。

 私はこの法律については全く無知なのだが、錠を開けるつもりで持ってたんじゃなくても、大工仕事に行く途中だとか、さっき金物屋で買って帰るとこだとか、そういう正当な理由がないのに所持することは、社会の安寧のために良くないので、処罰するときはこの法律で処罰するんだょ、ということなんだろうか、と空想した…。

clip 13時30分から東京地裁725号法廷(合田悦三裁判官)で「自動車運転過失致死」の新件。
 被告人(在宅、31歳、黒スーツ)は、遺族と思しき傍聴人らに頭を下げず、手に紙を持って、難しい顔で被告人席に座ってる。否認なんだろうか。
 そのとおり、否認だった。
 2008年5月25日22時45分(午後10時45分)頃、北区赤羽北1丁目25番先(と聞こえた。右側にJRのガードがあって湾曲しているという点からも、リンク先の場所でたぶん間違いないと思う)の、車両用の信号機がない交差点を、一時停止して左右の安全を確認してから、時速10~15キロで環状八号線を南から北へ横断したとき、左方から来た自動二輪と衝突、自動二輪の運転者は翌未明に搬送先の病院で亡くなった(合掌)、というのが要するに公訴事実なのだが…。
 なんと、被害者の自動二輪は無灯火で猛スピードであり、じつはそのことを「50代と思われる夫婦」と「20代と思われる男女」が目撃しており、臨場した警察官に話したが、警察はそのへんを一切捜査していないというのである。
 「信頼の原則」からして、無灯火、猛スピードの自動二輪に対する注意義務まではなく、よって無罪だというのである。
 当然、被告人の関係者は目撃者を捜す貼り紙を複数枚貼ったが、翌日には剥がされていたという。弁護人は、インターネットで目撃者を捜していると言っていた…。

 次回は、交通鑑識係の警察官と、やはり目撃していた被告人の妻(現在)を尋問し、被告人質問まで行う予定。
 仮に、弁護人が言うことが真実だとしても、すでに自過死で立件、起訴されている以上、鑑識係の警察官がそれをひっくり返す証言をする(検察官がさせる)はずがなく、目撃者が現れなければ、これは有罪だろう。
 裁判、というか犯罪処理行政とは、良い悪いは別にして、そういうものなのだと思う。続々と発生する犯罪を、それなりに形をつくって続々と処罰し、社会秩序を守る、100人に数人、本来は無罪の者が有罪とされても、それは一種の「コラテラルダメージ」だ、というか。日本風にいえば、社会を守るための尊い人柱(ひとばしら)か。

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 「50代と思われる夫婦」と「20代と思われる男女」が、もしも実在するなら、目撃したことを家族や友人知人にも話してるはず。
 そんな話を直接に間接に聞いた方、あるいは目撃したご本人…私にご連絡いただけば、遅くとも次回期日(11月18日)には弁護人につなぐことができます。

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