呼気換算0.9mgで赤信号を意に介さず
月日(月) その
9月中に発売の雑誌原稿の最後の1本を送信し…。
11時50分から東京高裁622号法廷(若原正樹裁判長)で、7月13日に第1回を、8月7日に第2回を傍聴した「道路交通法違反、危険運転致傷」の判決。
主文は控訴棄却、未決120日算入。訴費不負担。
ようやく事件の概要がわかった。酒気を帯びて普通乗用車を運転し、赤色の信号表示を意に介することなく80キロの速度で交差点に進入、左方から来た普通乗用車に衝突し、運転者に加療約1週間の、助手席同乗者に加療約2週間の傷害を負わせたんだという。
体内のアルコール保有量は、血液1ミリリットル中1.8mg。呼気換算では0.9mgなんだという。
原判決は懲役1年6月。
前回言ってた、知人から借りて被害者2名に各5万円ずつ支払ったことについては…。
裁判長 「未決の点で少し多めに算入してますから」
原審段階では被害弁償が全く行われてなかったそうだ。こういうのは、裁判員裁判になったら、求刑通り、いや、求刑を超える判決が出るんじゃないか。
※ 「危険運転致死傷」は交通事故とは言い難いが、とりあえす交通事故のカテゴリーに分類しとくです。
地下でかけそば大盛り290円。プラス、久しぶりにかき揚げ100円 やっぱかき揚げは旨い…のだが、あの汁はかき揚げの油に負けてるような、やけに薄く感じる。舌感覚がかけそばに慣れすぎたのか…。
また待合室で少し仮眠。携帯電話のアラームで13時に起きて402号法廷(20席)へ行くと、もう5人ほど並んでいた。次の事件の弁護人(とあとでわかった)まで並んでいた。
10分前にドアが開くと同時に10席が埋まり…。
裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録 (角川oneテーマ21) 著者:今井 亮一 |
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コメント
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業過または自過傷の多くは執行猶予付きとなりますが、本件は、加療1週間&2週間とはいえ、飲酒で信号無視(それも過失ではなく故意に無視)で速度超過、大事な被害弁償は借金してようやく各5万円なわけですから、実刑の可能性が高いんじゃないでしょうか。
体内のアルコール量の基準(それ以上だと罰則の対象になる基準)は、呼気中だと0.15mg以上、血中だと0.3mg以上なんですよ。
投稿: 今井亮一 | 2009年9月21日 (月) 01時48分
危険運転ですが、業過だったら(危険運転創設前)
猶予ついてたんですかね。それと血中は呼気中より
だいぶ多く出るような気がするのですがどうでしょうか。
投稿: ななし | 2009年9月 7日 (月) 21時18分