略奪不倫の果ての死亡事故
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15時から東京地裁432号法廷(藤井俊郎裁判官)で「免状不実記載」(事件番号は「等」付き)の新件。
刑法第157条第2項 公務員に対し虚偽の申立てをして、免状、鑑札又は旅券に不実の記載をさせた者は、一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
珍しい罪名だ。そして、罪名からは誰だって想像もつかない内容なのだった。
簡単に断片をいえば、虚偽の住所変更をした運転免許証を解錠業者に見せ、騙してカギを開けさせ、侵入して下着を盗んだ…。
求刑は懲役2年6月。
この事件は、犯行の順序は、①公正証書不実記載とか電磁的記録なんたらとかいうのと、②免状不実記載と、③住居侵入と④窃盗だ。
電磁的記録がどうとかいう罪名だったら、どうせ振り込め詐欺か何かだろうと、誰も傍聴しなかったはず。住居侵入・窃盗だってありふれてる。開廷表の罪名が「免状不実記載」だったからこそ、コアな傍聴人が集まり、私も傍聴したわけだ。
書記官は開廷表になぜ、よりによって「免状不実記載」という罪名を書いたのか。謎だ…。
16時から地裁713号法廷で「自動車運転過失致死」の新件。
これも、罪名からは、そして報道からも、想像もつかない内容なのだった。
簡単に断片だけいえば、不倫で奪った女(15歳上)とその連れ子を乗せ遊園地へ行く途中、女と口論になり激昂して、急カーブの直前でアクセルを踏み約100キロに加速…妻子を奪われ、あろうことか子の命まで奪われた元夫が被害者参加…。
求刑は禁錮3年。前科なしなら執行猶予が付くのが普通だが、これは(少なくとも一審では)実刑でもおかしくないと、傍聴席から見えた限りでは思えた。
17時27分閉廷。
この2件、2件目はもちろん1件目も車に関係するといえる。9月20日発売の『ドライバー』で書こうと思う。
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