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2009年10月 1日 (木)

酒気帯び 原判決破棄!

ninethreezero日(水

 千葉地裁804号法廷は断念して、ぎりぎりまで原稿を書き…。

clip まずは9時55分から東京簡裁728号法廷で、9月25日に第1回を傍聴した公然わいせつ」の判決。
 罰金10万円、満つるまで算入。
被告人 「そらいつまでに払えばいいんですか」
裁判官 「払ったことに…(略)…」
被告人 「自分は今一銭もないんですよ。上野へ行って…(略)…」
裁判官 「だからね…(略)…」
被告人 「いやだけども電車賃もないので、どこへも行きようがないんです…」

 9時58分に出て、大廊下を小走りで…。

clip 10時から東京地裁710号法廷で、9月2日に第1回を傍聴した傷害、危険運転致傷、道路交通法違反」の第2回。
 10時01分、まだ始まってなかった。ラッキー。
 今日は、傷害のほうの証人(明け方のカラオケ店でのケンカ、のときの友人)を尋問。

clip ちょっと時間が空き、11時から地裁402号法廷(石井俊和裁判官)で「強制わいせつ、強制わいせつ未遂」の判決。
 懲役2年、執行猶予3年。
 大学の運動部の新年会で飲酒したあと、品川区内の路上で、Aさんの乳房をつかんで揉み、唇に接吻しようとし、その4分後、Bさんに抱きついて押し倒して覆い被さり、強いて接吻しようとしたが抵抗され遂げられなかったのだという。前科・前歴なし。
 まだ若いが、酒でそんなふうになってしまう人間は、この先きっとまた酒で…? と、いろんな事件の裁判を傍聴してると思う。

clip 11時20分からのを傍聴するため11時15分頃、簡裁826号法廷(虎井寧夫裁判官)に入ると、前の「窃盗」の被告人質問を、それも弁護人から、まだやってるとこだった。
 詐欺で執行猶予判決を受けた後、その猶予中に窃盗(ぜんぶ万引?)で4回逮捕されており、じつは少年時にもいろいろあり、本件は、酔った誰かを誰かが介抱する間、バッグを見ててと頼まれ、そのバッグからカネを盗んだ、特段カネに困ってるわけでもないのに、というふうなことらしかった。
 今はものすごく反省・後悔してるんだけど、盗むときは、執行猶予中であることも、相手が悲しむだろうことも、良心の痛みも、そういったことは一切感じなかったんだという。

 そういうのはよくあって、窃盗や痴漢の常習は脳内の分泌物か電気信号の異常じゃないかと、今んとこ私は想像してる。そのへん研究してる学者さんは、いないんだろうか。

clip 23分ほど遅れて、11時20分からの「横領、建造物侵入、窃盗」の新件。簡易公判手続きで。
 サラ金に350万円の借金があり、高級車を乗り回す趣味があり、前科はなく、歌舞伎町のホストクラブ(メンパブかな?)で勤務中、釣銭用の(?)30万円を頼まれて預かり、午前5時に店を出て寮へ帰り、13時30分頃に目を覚まし、30万円を元手にインターネットカジノで大儲けしようとカネを持って外出、15時頃には出勤しなければならないのに、外車販売の会社に就職してその寮に入り…。ネットバカラ賭博でカネを増やしたいと、返さずにいた合鍵でホストクラブに侵入、金庫のダイヤルは動かないようガムテープで固定され錠がかかっていたので、携帯電話で鍵屋を呼び、信用させて1万円を払い、解錠させ、金庫内から132万5912円を窃取、25万円をサラ金の返済に払い、残りはバカラ賭博でほとんど使ってしまった…。
 11時55分、被告人の姉を証人尋問。結審は12時25分頃になりそう、と思ったら被告人質問は次回にして続行。12時05分閉廷。

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sleepy 地下の藪伊豆で、かけそば大盛り290円。プラスかき揚げ100円。4階で30分ほど居眠り。

clip 13時15分から地裁419号法廷(梅田健史裁判官)で「道路交通法違反等」の判決。
 違反をくり返して無免許となったが、知人から車を借りて運転することをくり返しており、本件当日、飲食店へ向かうため運転、道路脇の歩行者の存在に気を取られ、信号待ちで停止中の車に、相当の衝撃をともなって追突(被害者は頸椎ねんざで加療150日)、無免許の発覚を恐れて逃走。累犯前科あり。

 無免許は1年以下の懲役又は30万円以下の罰金(道交法第117条の2第2項)。自動車運転過失傷害は7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金(刑法第211条第2項)。救護義務違反は10年以下の懲役又は100万円以下の罰金(道交法第117条第2項)。
 本件判決は懲役1年2月。

clip 13時30分から東京高裁720号法廷で、一審・東京簡裁(罰金10万円)を傍聴した脅迫」の控訴審第1回。
 若い女性傍聴人2人のみの広い法廷に入ると、被告人がまじまじと私を見た。
 裁判長は矢村宏裁判官。私はお初。日焼けなのか色黒のおじさんで、迫力のある大きな声で、ばきばきと仕切るのだった。
 被告人としては、脅迫電話をかけたのは地面師がからんだ事件のせいであり、それには被害者の家族等が関与しているに違いなく、そのことが一切捜査されず原判決にも出てこないことが、どうしても納得いかない、そういうことらしい。
裁判長 「はいわかりました、そいじゃこれで終わります」
 13時51分閉廷。

clip 喫煙所にいたら携帯電話にメールあり。高裁民事だっけ809号法廷で寺澤有さんの裁判の弁論があると。
 すぐ行ってみた。すぐ終わって次回判決(10月28日13時15分)。寺澤さんはすんごいポロシャツを着ていた。あぁいうのどこで買ってくるの?

clip 14時15分から簡裁534号法廷(木田正彦裁判官)で「器物損壊」の新件。
 何かの請求のメールがひっきなしに来て、ゲームセンターで負けてイライラし、池袋のショッピングパークで、エスカレータの仕切りのアクリル板を蹴り壊し、防犯カメラで特定され、まだ建物内にいたところを捕まったんだという。損害額1万2810円。
 被告人(26歳。身柄、留置場)は、うつ病だそうで、話す内容は知的でちゃんとしているのだが、口をあまり開けず、つぶやくように、一語一語の間を十二分に開けて長々話すのだった。最終陳述だけで4分くらいかかった。
 直ちに判決。罰金10万円、満つるまで算入。訴費不負担。
 言渡しがぜんぶ終わらないうちに出て…。

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clip 15時から高裁717号法廷(植村立郎裁判長だっけ?)で「傷害致死」の審理。
 「ホストの世界も仁義なき戦い ライバル店従業員に大量焼酎飲ませ死なせた男逮捕」と報じられた事件だ。
 事実誤認の主張については、
被告人 「自分たちの業界では、23分間で鏡月2本てのは特別おかしな飲み方じゃない。あそこに10何人かいて、誰もが危険性を予見できなかった」
 というふうなことらしい。
 量刑不当の主張もあるので、そのへんで何か言っておきたいことは? と裁判長に尋ねられると…。
被告人 「まぁ、減刑のために一部でもお金を積んで誠意を見せて、と言う人間も何人かいましたが、僕の性格として、それは間違ってるっていうか、刑が確定したら自分のできる範囲でやらなきゃいけないという自覚はありますが、ただ単に減刑のためにお金を積むのは間違ってる…」
 終わる前に出て…。

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clip 15時30分から高裁622号法廷(若原正樹裁判長)で、9月7日に控訴審第1回を傍聴した道路交通法違反」(酒気帯び。猶予中ではなかった!)の判決。
裁判長 「若干事情の変更が起こってますかね?」
弁護人 「情状等、付け加えたいものがあり、それについて被告人の陳述を5分ほど」
 贖罪寄付50万円(前のと併せてこれで70万円)。免許証の返納については、警察へ行ったが返納させてもらえず、顔写真付きの身分証として持つことにしたんだという。結局は手元にあるわけだ。それは如何なものか。
裁判長 「場合によっちゃ会社と相談して預かってもらうこともあり得ないじゃない」
被告人 「そうですね」
 ほんの少し休廷して、判決。
 原判決(懲役5月)破棄、懲役7月、執行猶予4年、原審訴訟費用負担!
裁判長 「(現時点では) 社会内において更生する機会を与えることがまったく不相当とも考えられないので…」
 それはどうにでも言える言い方ではないか。控訴棄却か原判決破棄か、ぎりぎりだったのか。とすれば、この法廷では今後しばらく厳しい判決が続いたりして…と傍聴席で妄想。
裁判長 「よもや不服はないと思いますが、上告の期間、2週間ですから…」

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clip 16時から高裁410号法廷(金谷暁裁判長)で、一審(東京地裁)から傍聴してきた危険運転致死」の、今日は第4回公判になるのかな、あれ?
 今日は弁護人から弁論。原判決の認定は、ある証人の証言のみに依拠しているといえるところ、その証言は物理的におかしい、というふうなところから始まり、危険運転の成立に不可欠なものがいくつも、本件では欠けている、という話の途中で、私の傍聴ノートはきれいに途切れてる。文字がミミズのようになり、ボールペンの先が流れて…ということナシに。
 ぷつりと気を失うように眠ってしまったらしい。うわ~。
 なにか夢を見て、ハッと気づくと法廷にいて、判決期日の打ち合わせが行われていた。どんな夢だったか、注射の前の消毒のアルコールが蒸発するように消えた。
 ま、とにかく、情状による原判決破棄はあり得ても、事実認定をひっくり返しての(しかもそれは本件では亡くなった被害者のほうに落ち度があったことを意味する)原判決破棄は、相当に困難だろうと思う、真実がどうであっても。果たしてどうなるのか…。

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 10月2日(金)18時開場、18時30分開演、四谷区民ホールで、「裁判員制度は やっぱりいらない 10.2 全国集会」があるよ~sign03

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