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2009年10月15日 (木)

思い止まれるようになって欲しい

onezeroonefour日(水)

 10時からの東京地裁409号法廷、726号法廷でいずれも「道路交通法違反」の新件、11時から高裁506号法廷「危険運転致死、道路交通法違反、覚せい剤取締法違反」の判決はパスし…。

clip 13時10分から地裁409号法廷(室橋雅仁裁判官)で「自動車運転過失致死」の判決。
 禁錮10月……(だいぶ間をおいて)……執行猶予3年、訴費負担。
 1年ほど前の午前9時48分頃、交通整理の行われていない、左右見通し困難な交差点を、徐行せず漫然約40キロで進行、右方から出てきた自転車を前方12.1mの地点に認めて急制動の措置を講じたが間に合わず衝突、自転車の運転者(16歳男子)を路上に転倒させ、頭蓋骨骨折等の障害を負わせ、翌年1月、脳浮腫などにより死亡させた。被害者は、両親にとって最愛の一人息子だったそうだ…。
裁判官 「しかしながら他方で、被告人は無謀な運転を行ったというわけではなく…」
 ということは、被告人の側には一時停止の標識がなかったのだろう。
裁判官 「被害者の側も、より注意を払っていれば…」
 自転車の側には一時停止の標識があったんだろうか。カーブミラーはどうだったんだろう。なんにしても、左右見通し困難な交差点の出会い頭の事故を、双方の注意、徐行だけで防ごうとしている以上、こういう事故はある確率で起こらざるを得ないと思う。
 じゃあどうすればいい? 私の考えでは、物理的に徐行せざるを得なくなるハンプが一般的になるべきと…。
 13時17分閉廷。
 室橋裁判官は判決理由を、傍聴席の遺族(と思しき男女)に対し述べているようだった…。

car ところで諸君、日々通り過ぎる交差点の、とくに裏通りの、四隅(よすみ)を見てほしい。こんなぎりぎりまでこんな工作物がなければ、少しは見通しがよくなるのに…という交差点が多くないか? 中央分離帯の生け垣等も、見通しを全く考慮してないことがよくある。そうして、事故が起これば加害者の不注意を責めて終わる、警察官はたまに待ち伏せ取締りをしてノルマを消化する…。それがこの国の、連綿と続いてきた“交通安全思想”というか…。

run 急ぎ大廊下へ出て、まず北側のエレベータの呼びボタンを押したら、階数表示は地階から1階へ上がったところ。4階まですぐに来るか。
 失敗した、南側へ行けばよかった。北側のそのエレベータは、1階でたっぷり止まり、それは仕方ないとしても、なんと2階でも同じくらい止まり、ようやく来た箱はほぼ満員。5階にも6階にも止まり…。

clip 13時20分から高裁720号法廷で、簡裁から傍聴してきた脅迫」(原判決は罰金10万円)の判決。
 1分ほど遅れて入ると、矢村宏裁判長が大きな声で猛然と(と表現したくなる感じで)判決を言い渡してるところだった。
裁判長 「ま、いきさつは理解できないことではない。しかしやったことに対しては相応の…。■■、自称■■、探すのあきらめられないのだね。しかし…」
 控訴棄却なのだった。被告人としては、脅迫の動機に情状の余地があることの立証のためには、被害者やその周辺を尋問する必要があり、そのなかで必ず“地面師”暗躍の真相が解明される、と思っていたのだろうと思われるが、そんな取調べを行うまでもないとされた…ようだった。
 13時23分閉廷。

clip 13時30分から高裁805号法廷で、9月14日に「児童福祉法違反」のほうの控訴審判決があった被告人の、同じ児童に対する「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律違反」のほうの控訴審判決。
 控訴棄却。当審における未決60日算入。
 一般に「ハメ撮り」と呼ばれている行為は、撮影する(児童ポルノを製造する)上半身と性交する(淫行する)下半身とは、社会的評価においては別個の行為である…とかそんな話が聞き取れた。
 要するに純愛だという主張については、「真摯な姿は毫もうかがえない」とされた。1年以上の長きにわたり姿態を変え執拗に作成されたポルノは多量なのだそうだ…。
 この事件は映画化されるんじゃないか。
 13時39分閉廷。

clip 13時30分からの(いつも通りなら開始は1~数分遅れたはず)725号法廷(合田悦三裁判官)、「道路交通法違反」へ。
 裁判員裁判用の広い法廷なのに、傍聴人は阿曽山大噴火さんと、もう1人、ぶらり傍聴ではない感じの男性のみ。
 被告人(在宅)はお笑い芸人なのだった。酒を飲んで有り金を使い果たし、電車にもタクシーにも乗れなくなり、バイクで帰宅する途中、まさかという場所でブレーキをかけた前車に追突、酒気帯び(0.5mg)が発覚…。
 被告人質問で被告人は、被害者に40万円を被害弁償し、その受取りもあるというのに、弁護人は初めて知ったようだった。当然、その受取りを証拠請求してない。
 思いつきの雑談のような被告人質問…この弁護人(にこやかなお年寄り)はいつもこんな感じだ。
 求刑は懲役8月。重い。同種罰金前科1犯&物損&0.5mg以上、のこれが相場なんだろうか。
 直ちに判決。懲役8月、執行猶予2年。訴費負担。
 なぜ2年? 40万円の被害弁償を(証拠なしに)考慮したのか。まさか国選弁護人の費用負担と差し引きってことは…。
裁判官 「猶予期間中にどう立ち直ってもらいたいか、思いとどまれるようになってほしい。酒を飲むなとは言わない。飲んで運転しようと思うかもしれない。しかしそこは思いとどまってほしいと。そこが変わってほしいんです」
 長く懇切な説示だった。14時35分閉廷。

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clip 15時から高裁717号法廷で、9月25日に控訴審第1回を傍聴したストーカー行為等の規制等に関する法律違反」の判決。
 「女性名義で勝手にアダルトグッズ注文…とんだ県職員」と報じられた事件だ。
 原判決は懲役4月(求刑6月)、執行猶予3年。
 扶養を要する2人の子どもがいて、多くの同僚職員による嘆願書もあり、何より、被害者に150万円を支払って宥恕を得、示談が成立しているのに、行為は執拗かつ悪質だったからと、罰金刑にせず、控訴棄却。
裁判長 「酌むべき事情は増えているが、犯した罪の重さに照らすと、原判決を破棄するには至らない…」
 15時18分閉廷。

clip 15時から東京地裁813号法廷で始まってる、簡裁から傍聴してきた「業務上過失致死」(愛知県でのエレベータ改修工事中の事故)の地裁での第2回。
 15時23分頃に入ると、愛知県警の警察官の証人尋問をやっていた。はっきり的確に論理的に述べ、尋問の主語があいまいだったりした場合は確認して述べる、証人の見本のような証人だった。大いに感心した。証人出廷は初めてじゃないよね?
 けど、法廷が暑くて暑くて。顔の左半分が汗ばむ。そっちから熱風が出ているのだ、きっと。しかもそのエアコン、うるさいのなんの。これはアレだ、飛行中の飛行機の客室内のようだ。目を閉じれば雲の上…。cloudairplanecloud
 かなわん、もう出よう、となったとき、尋問がちょっと白熱した。
弁護人 「腰の作業ベルトにラチェットレンチを付けさせ、(作業していた場所から床に)飛び降りると(ラチェットレンチが作業ベルトから)落ちるか、実験しましたか?」
証人  「してません」
弁護人 「あとからしましたか?」
 うむ、そこは気になるところだ。が…。
検察官 「異議! 主尋問の範囲外!」
 そしたら弁護人は立証主旨を明らかにしたうえで、同じ証人の尋問を弁護人のほうから請求しなきゃいけないわけだが、同じ証人を二度呼ぶことを裁判所は嫌う傾向が一般にあるといえる。裁判員裁判なら絶対に二度はやらないだろう。本件はどうなるのか。つか実験はしてないとの証言だったから、それでいいのか。
 次回はまた別の証人を尋問することになり、16時25分閉廷。終わる頃、法廷は少し涼しくなっていた。

shock 大失敗。あとで気づいた。一審・東京地裁から(全部ではないが)傍聴していた危険運転致死」の控訴審判決が11時からあったのだ。たとえ控訴棄却でも、その理由を聞きたかったのに! 手帳にメモしてなかった!

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  flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

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交通事故」カテゴリの記事

コメント

はじめまして、貴殿のブログ拝見させて頂きました。
レッカー事業についてのコメントですが、物流ウィークリーに掲載されていた記事は、事故・故障の際使われるレッカーですよ。
我々レッカー業を営む者にとっては、貴殿のコメントの様な書き方をされると、非常に迷惑です。

この記事へのコメントは終了しました。

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