フォト
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 最後のチャンスを与えてください | トップページ | 革命政権の「事業仕分け」を見てきたよ »

2009年11月11日 (水)

懲戒請求取下から7カ月後の懲戒処分

 今日は10時から東京地裁719号法廷で「道路交通法違反」の審理があった。その第1回の期日を、なぜか私は把握してない。もしや否認だったら…。
 11時30分からは東京高裁805号法廷で、10月28日に第1回を傍聴した、気になる「自動車運転過失致死」の判決があった。
 13時10分からは高裁622号法廷で、「業務妨害」(虚偽の110番通報)の判決。
 13時30分からは地裁813号法廷で、簡裁から移送になった「業務上過失致死」(エレベータ工事中の死亡、否認)の審理があった。
 そして15時から「道路交通法違反」の新件。

 これだけ揃ってて、裁判所へ行かないってアリかsign02
 と今ふり返れば驚いてしまうけど、行かなかったのだょぅ。
 朝、強い雨が降ってたし、何より、木曜と金曜はどうしても行かねばならず、土曜は「警察は、なぜ私を犯人に仕立て上げたのか? 柳原浩さん(富山冤罪被害者・国賠原告)を迎えて」があるところ、単行本の作業がぜんぜん進んでないので。ここらで丸一日、作業の時間を取らないと、間に合わなくなってしまうので。

 コメント欄でお教えいただいた報道に(ありがとねnote)、ここでちょとコメントしとこう。
 以下、11月9日付け読売新聞。 

高山俊吉弁護士に戒告処分…東京弁護士会
 東京弁護士会所属の高山俊吉弁護士(68)が、交通事故の調査業務を巡り、同会から戒告の懲戒処分を受けていたことが分かった。
 高山弁護士の代理人によると、処分は10月30日付。高山弁護士は2007年5月、広島県内で起きた自損事故で死亡した男性の妻から、保険金を請求できるかどうか調査するよう依頼を受けたが、調査の最終結果を伝えていなかったという。
 妻は同会に懲戒請求をしたが、高山弁護士が和解金を支払い、今年3月に請求が取り下げられたという。高山弁護士側は処分を不服として、日本弁護士連合会(日弁連)に処分取り消しの審査請求と処分の効力停止を申し立てた。
 高山弁護士は裁判員制度に反対する弁護士の中心メンバー。これまで日弁連会長選挙に5回連続で立候補し、落選している。日弁連によると、懲戒処分を受けた弁護士は、処分の効力が停止されるなどしない限り、処分から3年間、会長選挙に立候補できない。 

 この件について私はまだ当事者から話を聞いてないので、新聞記事を読んだだけでの感想になるけれども…。

 期日や書面の差し出し期限を絶対忘れないよう、弁護士はそうとう神経をつかってるという。しかしそれでも、たま~に忘れる(忘れそうになってあわてる)ことがあるんだという。「調査の最終結果を伝え」ることを失念する、怠ってしまうことも、ときにあるだろう。
 弁護士の場合、私なんかと違って「忘れちゃった、えへっcoldsweats01」では済まないことが多いはず。依頼者は怒る。当然だ。とくに、(記事の件はどうか知らないが)一般に「弁護士に依頼すれば何でもすべて自動的に100点満点の結果になる」みたいな思い込みがあるようで、そういう人の怒りは凄まじいだろう。
 だからミスは絶対に許されないのだが、弁護士とて人間だもの、ミスることがある。もしもミスったら、十二分にフォローしなければならない。損害を賠償して、許してもらわないといけない。たいへんだ。でも、やらきゃいけない。
「人間に失敗は付きもの。仕方ない。人間の価値を決めるのは、犯した失敗をどうつぐなうか、フォローするか、だ」
 といわれる。

 記事を見ると、「和解金を支払い…(懲戒)請求が取り下げられた」とある。高山弁護士は、損害を賠償して許してもらったんだね。
 ところがsign01 懲戒請求の取り下げから少なくとも7カ月経過して、取り下げられた懲戒請求をもとに、日弁連は懲戒処分をした。はぁ? どゆことsign02

 これはもう、アレしか考えられないっしょ。
 前にも書いたけど、高山弁護士は前回(2008年2月)の日弁連会長選挙で、裁判員制度に真っ向から反対して立候補し、負けたは負けたけど、惜しいとこまでいったのだ。
 次の選挙は2010年、つまり来年の、たぶん2月。
 2009年6月に法が施行され8月から始まった裁判員裁判、これまでは、争いのない、すぐ終わる事件ばっかりだったけど、12月、1月は、長い公判前整理手続き(いわば密室で主張や証拠を削り落とす作業)を経て、それでも3日や4日じゃ到底終わりっこない、求刑が死刑の事件、内心じゃなく事実を否認する事件、負担が重すぎて国民が嫌気をさす事件が、どんどん出てくるはず。新聞・テレビも、批判の側に回る可能性がある。
 というか、結局“裁判ショー”にほかならない裁判員裁判は、人もカネもふんだんに使える検察のほうが圧倒的に有利=弁護士に不利、という事情もあるし。
 そうすると、次回の日弁連の会長選に高山弁護士が立候補した場合、ついに当選しちゃう可能性が大いにあるsign01 国&日弁連(の推進派)にとっては、一大事sign01
 そこで、推進側はあの宇都宮健児弁護士を立てるそうな
 宇都宮弁護士には、私はむか~し、サラクレ(サラ金・クレジット)被害の関連でちょと取材に行ったことがある、事務所へ。地道に頑張ってる人、との印象を受けた。
 しかし、日弁連の会長選ってことになると、これはどうも“高山つぶしのタレント候補”…弁護士さんたちもそう感じてるようだ。
「日弁連執行部、あざといねぇ(笑)」
 となり、かえって“高山票”が増えるかも。絶対絶命のピンチだぞ国&日弁連(の推進派)よ。

 とか思ってたら、上掲の報道だったわけ。ま~、びっくりしましたがな。
 つまり、国&日弁連(の推進派)は「このままでは高山が当選してしまうっsign01」と相当の危機感を覚えてたんだな、と全国の弁護士のかなりの割合が思ったんじゃないか。
 そして私は、裁判員制度はヤバイ、との思いをますます強めたのでありました。

裁判員制度はいらない (講談社プラスアルファ文庫) Book 裁判員制度はいらない (講談社プラスアルファ文庫)

著者:高山 俊吉
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

交通事故事件弁護学入門 Book 交通事故事件弁護学入門

著者:高山 俊吉
販売元:日本評論社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 なんか腰が痛い。単行本の作業で座りっぱなしだから?
 と思ってたが、どうも妙な感じ。左側だけが重く痛い。まさか、腎臓に軽い結石があるとかsign02 そういえばここんとこ、あまり水を飲んでなかったかも。石が大きくなり、あるいは尿管へ下りてきて七転八倒の激痛になったら…。それも傍聴席で突然…sign03 そのときは、書記官、よろしくお願いしますね。happy02

人気ブログランキングへ ←11月10日23時30分現在threethree位~crying

  flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair
  flair 裁判員制度はいらない!大運動 
flair
  flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

 北海道裁判員制度を考える会

« 最後のチャンスを与えてください | トップページ | 革命政権の「事業仕分け」を見てきたよ »

報道にコメント」カテゴリの記事

コメント

高裁622号法廷の「業務妨害」は、どこかに寄付をしたことが示されて、原判決(実刑、10か月)破棄、懲役1年執行猶予5年(保護観察付き)でした。

この記事へのコメントは終了しました。

« 最後のチャンスを与えてください | トップページ | 革命政権の「事業仕分け」を見てきたよ »