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2009年11月10日 (火)

最後のチャンスを与えてください

oneoneonezero日(火)

clip 9時50分から東京地裁813号法廷で、10月27日に第1回を傍聴した道路交通法違反」(酒気帯び0.26mg)の判決。
 懲役5月、執行猶予2年。訴訟費用負担。

run 急ぎ東京簡裁728号法廷へ。10時から「道路交通法違反」の新件。
 法廷に入ると、前の「窃盗」の判決をやっていた。まだ若く見える被告人は、今年4月に同種猶予判決を受け、その後焼肉店に就職、店主がまた雇用すると言ってるほどうまくいってたらしいのに(更生へ向けうまく動き出していたのに)、試聴したCDが欲しくなり万引。本件判決は懲役1年。前のと併せて服役することになる…というふうな内容かと聞き取れた。

 それが終わり、書記官も検察官も仕舞い支度を始めた。次の弁護人も被告人も来ない。あれ?
書記官 「(法廷を)閉めますので…」
 えっ、取り下げ? そうじゃなかった、次は10時30分からなのだった。はら~、よくあるこったよね~。happy02

 10時を若干回ってる。もう、他の法廷の10時からの新件へ行っても間に合わない。どうせ10時20分頃には出ることになるし。
 1階で民事の開廷表をチェックすると、38部に「射撃教習資格不認定処分取消」という事件名があった…。

 10時15分を回り、エレベータへ。
 7階への各階停止が遅いので、1階→8階のエレベータに乗ると、「あっ…えっ…」と、8階までノンストップと気づかず乗り込んだおじさんがいた。私は8階で降り、おじさんも8階で降り…迷ってるので「どちらの法廷へ?」と声を掛けてみた。728号法廷だという。ええ~っ。

clip 10時30分から簡裁728号法廷(岡野清二裁判官)で、「道路交通法違反」の新件。
 そのおじさん(60歳)が被告人。明け方、タクシー(個タク)を運転中、世田谷区内の環七内回りで、日本無線の測定機を使用したネズミ捕りにより、33キロ超過(測定値73キロ)。
 取締りは8月19日。9月8日に略式命令を受けた、と検察官が冒陳で言ってたから、本人が正式裁判請求したわけだ。
 主張は、いつも走る場所ではなく標識が見えなかった、どうして制限40キロなのか認められない、33キロ(超過)も出してない…。

 検察官請求の書証に当然、公安委員会による制限速度の決定の抜粋がある。それを、弁護人は不同意。
 その決定はつまり、確かに制限速度はこうですよ、というものであり、それを不同意としても意味はないと思える。書類をつくった人を証人として呼び、「制限速度はこうです」という主旨のことを証言させて終わるだけ。
 やり取りを一部抜き出すと…。
裁判官 「紙(決定の抜粋)がダメってなると、人(証人)呼んで…」
被告人 「あぁ、じゃぜひ呼んでいただいて、どういう方が来られるのか面白いですから」
裁判官 「いや、(規制があることの)確認ですからね。なんでこうなってるかじゃなくて…」
被告人 「私もこの道路は不思議で不思議で」
裁判官 「(弁護人に)先生、どうですか」
弁護人 「事前に私のほうで説明したんですが、まぁご覧のとおりで、もう明示の意思が明らかだと思いますんで」
 こんな展開、初めて! 私はもう…。
 とりあえず、その証拠に対する意見は留保として、取締りの警察官3人と、日本無線のヨシナガアキオさんを尋問する予定とし、4回ぶんの期日を決めて11時01分閉廷。
 もう2月の予定が入ってしまった。来年の手帳を買わねば。てゆっか、お前はいつまで続けるんだ、裁判所通いを。crying

 傍聴人は見事に私1人。5~6年前は毎回こうだったょね。

clip 早めに東京簡裁534号法廷(武内晃裁判官)に入ると、10時45分からの「窃盗」の審理の途中だった。
 被告人質問を普通にやってたし、事件番号に「等」があったので、今日は追起訴からだったんだろう、という推測は正しいのか。
 住み込みの麻雀店に就職し、1日も働かないうちに現金を盗んだ…らしい。被害者が2人だというのは、同僚なんだろうかお客なんだろうか。
 名古屋での「窃盗」で罰金20万円を受けてるんだという。若い被告人(身柄、留置場)は、もう絶対しない、最後のチャンスを与えてくださいと、一部泣きながら言うのだった。
 求刑は懲役2年

clip 続いて、3分ほど遅れて、11時30分からの「窃盗」の新件(即決裁判手続き)。
 被告人(身柄、留置場)は、洒落た茶パツの女性、57歳。ドラッグストアの前を自転車で通過してから、その店先に陳列されていた青色のトリートメント、紫色のヘアウォーター、合計1848円相当を万引したんだという。
 うつ病(躁鬱?)を患い、2002年頃から急に、万引の前歴4件、窃盗等の罰金前科3犯。
 なんと、数日後に娘が結婚するのだという。被告人は泣いて更生を誓ったが…。
裁判官 「今は拘置所(留置場)入って、たいへんなことした、もうしたくない、それは裁判官も疑ってるわけじゃない。だけどね、1カ月、1年たてば…」
 そうなんだよねぇ。とくに精神的に不安定とあっては…。
 直ちに判決。懲役1年、執行猶予3年、訴費不負担。
 12時12分閉廷。

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restaurant 地下で久しぶりに、かけそば大盛り290円。もう仮眠のヒマはなく。

clip 13時10分から東京高裁506号法廷で、10月20日の判決期日は弁護人が不出廷で流れた強姦、児童福祉法違反」の判決。
 被告人は身柄(拘置所)。グレーのスーツにワイシャツ、背中がやけにがっちりした中年男性だった。
 内妻の連れ子(12歳)に対し、内妻が迎合的な態度をとっているのをいいことに、暴力で抵抗を封じ、日常的に性的行為をくり返し、児童が妊娠したと知るや、見知らぬ男に強姦されたと虚偽の被害を児童に申告させ、堕胎手術を受けさせ…。
 控訴趣意の論旨は、懲役6年は重すぎて不当。
 控訴棄却、当審における未決100日算入

clip 13時30分から東京地裁816号法廷(前田巌裁判官)で、10月20日に第1回公判を傍聴した「自動車運転過失致死、道路交通法違反」の判決。
 弁護人が再開請求。2000万円で示談が成立し、うち200万円を支払い、宥恕を得たのだという。
 前科なし。被害者(76歳)にも横断禁止の道路を横断したという落ち度がある。どうするのか。
 5分弱、休廷。そして判決。
裁判官 「主文。被告人を懲役2年6月に処する。以上が主文です」
 タクシーを運転中、右前方約75mの地点に、右方から左方へ横断してくる被害者を認めたのに、前方を注視せず漫然60キロ(50キロ?)で進行、17.5mの地点で再び認めたが急制動は間に合わず、ボンネットの上にハネ上げ、路上に転倒させ、多発頭蓋骨骨折などで死亡させ、救護、報告の措置をとらず、減速すらしないまま逃走、数時間にわたり平然とタクシー業務を続け、言い訳をあれこれ考え発覚を免れようとした…。

 2007年9月19日、人身事故の措置義務違反の罰則が、5年・50万円から10年・100万円になってから、その罰則強化の反映を感じた判決は、現在の記憶としては、これが初めてかも。
 ただ、これは、完全に逃げ切ろうとしていた、と認められたわけで、間もなく現場へ戻っていたら、あるいは執行猶予だったんじゃないか。
 傍聴席から検察庁の職員が2人、バーの中に入った。保釈が取消になるようだ。13時47分閉廷。

 16時から高裁622号法廷で、10月13日に傍聴した検事控訴の「傷害」の判決があるのだが、それまで居られない。それは傍聴マニア諸氏にお願いし、たまたま別の事件で裁判所へきた知人というか友人というか、殺人についてはまったく無実の「殺人等」で確か10何年か勾留&服役した青年と話し…。

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 他の記事のコメント欄でお教えいただいた報道に、コメントしたいのだが、どうにもヒマがなく…。
 「重過失送致罪」「重過失起訴罪」「重過失判決罪」、さらに、過失と認められないケースは「危険判決致死傷罪」…そのことも、いずれ書かねばと思いつつ。
 ネタがあり過ぎ、時間がなさ過ぎ、どっちの“過ぎ”も、裁判傍聴に通い過ぎから生じてるわけで、これを人は「ジレンマ」というのか。「パンク」乃至「破綻」のほうが適当か。な~んて分かった風なこと言ってる場合じゃないょ。pout

 あそうそう、傍聴マニアの大忘年会(司法結社「憂国傍聴団」の結社式。うっそだよんbleah)は12月7日(月)にしようかと思うんですが、どうでしょう。

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  flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

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コメント

事業仕分けの初日を、
朝8時半から並んで
傍聴して来ましたよ!
昼間に一旦は裁判所へ行ったものの、
再び仕分け会場に戻って、
午後8時頃にマスコミと一緒に追い出されました!
疲れた~

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