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2009年11月 6日 (金)

もうあなた片足刑務所へ突っ込んでる

oneonefive日(木)

clip 13時15分から東京地裁803号法廷(青木美佳裁判官)で、「道路交通法違反」の判決。
 法廷に入ると、書記官が弁護人に、再開するとどうなるのか説明してた。弁護人は落ち着いた紫のブレザーの、良い感じの存在感のある、白髪のお年寄り。
 裁判官が登壇し、開廷。再開して損害賠償の承諾書と上申書を証拠請求。検察官は同意。
弁護人 「対物的な損害を、いわゆる自賠責のようなもので…」
 自賠責は対人保障の制度で、物損は支払われない。自賠責のようなものって…。
 この弁護人は、司法試験に合格して長年弁護士をやってきた弁護士、ではないのかも。以前、学者から弁護士登録した弁護人の事件を傍聴したことがあるが、それも味わいがあって良かった。

 事件は、無免許(停止中)&追突物損で報告義務違反(いわゆる当て逃げ)。判決は懲役6月、執行猶予3年。
 90日停止処分を受けたあとも、勤め先の営業で社用車を日常的に乗り回していたというが、前科はナシ、会社は解雇、逃げなければ罰金20万円で終わったんじゃないか。
 青木裁判官の言渡しは、ニコニコと、とても良かった。

clip 13時30分から高裁622号法廷(長岡哲次裁判長)で、「道路交通法違反、危険運転致傷」の控訴審第1回。
 義父からの上申書は証拠採用。被告人質問は、検察官は「然るべく」としたが、裁判長は不必要と却下。次回判決。

chick 14時頃、校外学習の3カ所のうち1カ所として東京地裁へ来た小学生ら、その担任教諭および校長先生と、ちょっとお話…。

clip 14時30分から東京地裁819号法廷で、10月15日に第1回を傍聴した「重過失傷害」(10月に3件あった自転車の交通事故、のうち1件)の判決。
 弁護人が再開請求。
裁判官 「えーっと、示談ができたのかな?」
 既払いの130万円の他に、500万円を支払い、720万円を120回分割で支払う(被告人の父親が連帯保証する)ことで示談成立、と。
裁判官 「えーっと、わかりました。検察官として求刑の変更があっていいように思うんですが?」
検察官 「求刑、変更を。(禁錮1年2月から)禁錮1年に」
 いや~、そういうのは私は初めて傍聴した、と思う。ま、130万円+500万円というのも初めて、と思うが。やっぱり交通事故の裁判で賠償、示談は大きい。
 判決は禁錮1年、執行猶予3年。

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clip 14時30分~15時30分の、地裁816号法廷(前田巌裁判官)、「道路交通法違反」の新件へ14時41分頃、行ってみた。
 傍聴席は20席のうち17~18席埋まってた。くっそぉ、ほかにいくらも裁判はあるのに、なんで道交法を埋めるんだと、(内心で)わがままなcoldsweats01悪態をついて外へ。
 が、いちおう酒気帯びか無免許かだけでも確認しておこうと、ドアを細く開けて耳を澄ませた。
 検察官の立証が終わり、裁判官が、今の手続きは何か、次は何の手続きに入るか、丁寧にていねいに説明してた。え? あれ?
 もしやsign02 あわてて法廷に入り、バーの向こう側を見ると、やっぱり弁護人がいなかった。うわ~sign03
 東京簡裁では弁護人なしの裁判をよく見てきたが、東京地裁の道交法は、執行猶予付きとはいえ懲役刑なわけで、弁護人なしで懲役刑を言い渡すわけにはいかないんだろう(と想像する)、東京地裁で弁護人なしは見たことなかった(と記憶する)。
 本件はいったいどうしたのか。
 ちらっと聞き取れたところによると、被告人は国選を求めたが、基準以上の資力があると認められてハネられ、しかし実際には私選を選任するほどの資力はなく(かつ、裁判官のほうでは無理にも職権で国選を付するまでもないと考え?)、それで国選も私選も弁護人なしで、となったのかな。
 そのへんのルールはどうなってるのか、だぁかぁらぁ、国選を捌く国家機関(かな?)、法テラスへ早く取材に行けって、何度言えばわかるのかね、このオッサンは。pout

 被告人からの書証取調請求はなし。
 被告人質問は、まず裁判官が、次に検察官が行い、証拠調べは終わり。検察官が根録…ん? 論告・求刑(懲役5月)をし、
裁判官 「最後に何かありますか?」
被告人 「………再犯はしない………」
裁判官 「それに加えて最後に(※これが最終陳述のようだ)何か言っておきたいことはありますか?」
被告人 「もう一度チャンスをもらいたいです…(略)…」
 そして直ちに判決。
 懲役5月、執行猶予3年。
 罰金前科1犯の、仕事のためにと常習的な無免許運転だそうだ。
裁判官 「これまで刑務所行ったことないあなたを、直ちに刑務所へ行かせるのも酷に過ぎる…そこで…(略)…もうあなた、片足刑務所へ突っ込んでる、そう思ってください」
 15時01分閉廷。

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clip 15時30分から東京高裁805号法廷(山崎学裁判長)で、「自動車運転過失傷害」の審理。
 被告人は女性。前に傍聴した気になる事件と思って、この時刻まで残ったのだが、ぜんぜん違った。んもぅっ。
 ところが、こんな言葉が聞こえてきた。
検察官 「差し戻し審における実況見分との対応関係で…」
 さっ、差し戻し審sign02 そういえば、私のデータ(傍聴してないほう)に、同姓同名の被告人の「自動車運転過失傷害」があり、2008年11月6日が東京高裁での判決期日なってる。もしかして、東京地裁→東京高裁→東京地裁→東京高裁、つーこと?
 こっ、これは判決を傍聴しなければsign01

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  flair 裁判員制度はいらない!大運動 flair

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