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2009年11月 9日 (月)

ヤジも飛び 和やか審理 千葉地裁

 酒井法子さんの「覚せい剤取締法違反」の判決は、傍聴席42席の東京地裁425号法廷(村山浩昭裁判官)で、11時30分~11時40分。“女のシャブ”を定点観測してきた傍聴マニア諸氏は傍聴できたんだろうか。
 私は千葉地裁へ。
 新宿から国鉄総武線の各駅停車で、72分もかかるんだねぇ。電車を降りてから、なんだかんだで30分近く歩いたろうか。
 しかも、13時30分からと思って13時頃着いたら、目指す公判は15時からだった(手帳にもそう書かれてた)。ひぃ~。

 長く工事してた千葉地裁、新しい庁舎が開かれたのは2009年4月らしい。私は初めて。ものすごく簡潔に立派で、びっくり。
 千葉地裁で時間に余裕があってぶらり傍聴するのも、初めて。ただ、食堂がある棟は、まだ仮設のプレハブ庁舎なのね。プラス、新庁舎の法廷前の廊下は狭く、ベンチがないんだね。これは違和感がある。

oneonenine日(月)

clip 13時から千葉地裁・刑事4部、713号法廷)向井宣人裁判官。若めの人)で、「公務執行妨害、傷害」の判決。
 原付バイクで走行中、不審と認められてパトカーから停止を命じられ、シンナー所持の発覚を恐れて逃走、警察官により組み伏せられた際、腹立ち紛れに、警察官の大腿部にシンナーをふりかけ、皮膚をどうこうしたんだという。
 同種前科6犯。うち本件と累犯の関係になる前科2犯。前刑の執行終了から1月足らずで「公然わいせつ」で罰金刑を受け、それから2年で本件犯行なのだという。
 途中から入ったので、懲役1年6月、シンナー没収、としかわからなかった。未決算入日数は不明。

 傍聴席は、2×2+5×2+2×2=18席。両端の2×2席は壁にくっつき、バーへ向かう通路は2つ。

clip 続いて13時10分から「窃盗」の判決。
 現金6000円を持っているのに、他に買い物したい、風俗店へ行くカネを貯めたいと、持ち金が減るのを惜しみ、コンビニで雑誌4冊、2650円相当を万引。換金目的でない雑誌の万引を傍聴するのは、久しぶり。
 同種執行猶予中で、懲役10月、未決30日算入。
裁判官 「何度か同じことをして、警察限りで許してもらったり、起訴猶予、執行猶予、これまでさんざんチャンスがあったのに、やはりここは一度、刑務所へ行ってきっちり…」

clip 続いて13時15分から「詐欺」の…判決かと思ったら審理だった。
 こういう時間の取り方は、東京地裁では珍しいよね。今日の千葉地裁の開廷表を見る限り、東京地裁のような、13時30分から1コマ、14時30分から1コマ…という原則は千葉地裁にはないみたい…。
 被告人は女性。今日は追起訴から。虚偽の書類等で住宅ローン約2500万円をみずほ銀行から振り込ませたんだそうだ。
 そういう「詐欺」も初めて傍聴する。つか私は「詐欺」はあんまり傍聴しないんだけど。
 途中で出て非常階段を上り…。

clip 13時25分から813号法廷(角谷比呂美裁判官。はつらつとした若い女性)のほうで、「道路交通法違反」の判決。
 主文は懲役3月…。あぁ、超過80キロ台のスピード違反か、いや、それは東京地裁の相場、千葉は違うかも…。
 …未決20日算入。
 恐喝未遂で執行猶予猶予判決を受け、おそらく酒気帯びで罰金刑を受けての、本件酒気帯び0.55mg(普通自二)なのだった。

clip 続いて13時30分から「詐欺」の審理(~14時10分)。
 被告人は26歳、身柄(警察留置場)。警察官は短い上着で、腰に手錠と警棒が見えてる。2人、異なる警棒。ふぅん。
 今日は追起訴5件。義父と折り合いが悪かったのか高校を3年で中退、働かずゲームばかりして、「もうお前うち出ろ、世の中見てこい」と追い出され、ガマンが効かず職を転々、本件犯行時は無職、カラオケ店で無銭飲食しては逃走をくり返し…。
 義父が情状証人、14時03分から被告人質問をやり、求刑は懲役2年。14時17分閉廷。

 ここも傍聴席は18席。

 食堂を覗いたら準備中。腹へった~! まだあんまりヤニ臭くない喫煙室で一服。中央に灰皿の台がぽつんと1つ。壁際に椅子なし。この新庁舎は、だらんと座る人間を見せないことで洗練感を打ち出す、みたいな設計思想なんだろうか。

clip そうして15時から804号法廷(彦坂孝孔裁判長。合議。開廷表等見た限りでは、左右陪席裁判官は名無し)で、「名誉毀損」の審理。
 携帯電話と手荷物を預けさせたのち、感度の良い携帯金属探知機で全身を調べる、という警備だった。職員は20人くらい、いたんじゃないかな。法廷の外の廊下の狭さが、ものものしさを煽る。

 被告人は3人。1人は「裁判所前の男」氏。もう1人は、東京地裁の正門前の歩道のあの場所で、ときどきいっしょに居た男性。以上2人は保釈中。あと1人は女性。
 今日は弁護人の冒頭陳述と、被害者である金融機関の審査管理部部長代理の証人尋問。
 尋問の内容はほとんど、その金融機関の融資(被告人らによれば迂回融資)に関するもので、被告人からの発言もあり、刑事裁判というよりは民事の証拠調べの期日を傍聴してるような感じだった。
 証人は、同じ土地取引についての契約書が契約日を違えて3通あることを認めていたが、土地取引ってそういうもんなの?
 証人自身は事情をよく知らず、事情を知っているMという元行員とは連絡を取りようがないのだと、証人は度々言ってた。
 次回、そのM元行員を調べるかも、と16時32分閉廷。

 この法廷の傍聴席は、(4×4-1)+4×4+(4×4-1)=46席。裁判員裁判用の法廷だった。東京地裁の42席の425号法廷と比べると、だいぶこぢんまりしてる。
 傍聴席からヤジ的発言もしばしば飛び、だからってケンカごしになることもなく、見た感じ、被告人側に有利に進み、和やかな公判だった。ヤジや被告人の手続き外発言に対する裁判長の訴訟指揮は、落ち着いた良いものだったと私は見たょ。
 「裁判所前の男」氏は終始、証人を哀れむようにニコニコしてた。
 終わって、「裁判所前の男」氏に尋ねると、そのうちまた東京地裁前へ戻ってくるそうだ。おじさんが居ない間、寂しかった方もおいでだろうか。

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