裁判員制度が「事業仕分け」の俎上に!?
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日(火)
寒い雨…。
10時から東京地裁・刑事17部(福島かなえ裁判官)710号法廷で、「脅迫」の新件。
携帯電話を使ってインターネットの掲示板に、ダウンタウンの松本人志さんを殺害するなどと書き込んだ、と報道された事件。広い法廷に、10分前の時点で傍聴人は3人きり。なんで?
今年2月には、ウェブサイトの管理人を書き込みにより脅迫したと、略式で罰金10万円になってるんだという。なのになぜまたやったのか。「ネット依存」という言葉が出てきた。いろんな点で興味深い裁判だったが、書いてるヒマがない。![]()
求刑は懲役1年。
脅迫だと1年、その脅迫により徒労の警戒業務などを生じさせたという形になると1年6月、それが、いずれも1件の場合の相場か。
10時56分閉廷。
11時から地裁・刑事16部(藤井敏郎裁判官)423号法廷で、「住居侵入等」の新件。
「等」は何かと思ったら、普通に窃盗の未遂。
台所の高窓の格子を外し、鍵の掛かってない窓から侵入、それは認めるが、西洋箪笥の引き出しを開ける等「物色したっていうのは、覚えてない…長い間寝てなくって睡眠不足で…」と被告人(身柄、拘置所。前科16犯、うち常習累犯窃盗が8犯、ほか犯歴7件。最終刑の終了は今年8月。本件犯行は9月)。
弁護人 「物色の行為がないので窃盗未遂は無罪!」
そうして弁護人は、検察官の書証をばんばん不同意とするのだった。睡眠不足で覚えてないだけで真っ向否認、とは考えにくい。無罪を確信する何か理由を弁護人は握ってるのか。
あるいは、まさかこれが、ムチャな否認が裁判官の耳を閉ざし、冤罪へとつながっていく、とかいうそれなのか?
次回は2時間とって証人2人を尋問。
11時21分閉廷。
11時30分から地裁・刑事19部(園原敏彦裁判官)で、「自動車運転過失致死傷」の判決。
禁錮3年、執行猶予4年。
裁判官 「…しかしながら、先行して起きた事故の事故処理が不十分(不適切?)だったこと…」
報道によれば、首都高速で深夜(終電がなくなる頃)、まずタクシーが単独事故を起こし、そこへ2台目のタクシーが突っ込み、さらに3台目のタクシーが突っ込み、計3台のタクシーの運転者が車外へ出て話し合っていたところへ、4台目のタクシー、すなわち被告人が突っ込み、ハネ飛ばされた運転手(死亡被害者)は5台目のタクシーにさらにハネられた、と報道された事件。加療2年の重傷被害者は、被告人と同じタクシー会社なのだという…。
4分前に始まり11時30分閉廷。
それから高裁・刑事10部(山崎学・佐伯恒治・片多康裁判官)805号法廷へ行くと、11時30分からの「脅迫、威力業務妨害」の控訴審第1回の、被告人質問をやってるところだった。
一審は東京地裁。その第1回は6月2日。判決は7月31日で懲役1年、未決70日算入。
裁判長 「一審判決、重いと?」
被告人 「重いと感じました」
裁判長 「今の時点ではどう思いますか?」
被告人 「はい………治療などしていくうちに………いろんなこと………」
裁判長 「言葉慎重に選ぶのはわかるんだけどね」
被告人 「やはり(被害者を)傷つけてしまったということで………」
裁判長 「あなた自身がやっぱりね、この犯罪、執拗だよね、これだけのことやったら実刑は当然だということ、わかってくださいと。でないと再出発できないよ。そうしないと、治療を受けてる意味がない。そこがいちばん大事なことをよく認識しなさい」
被告人 「はい」
原判決破棄、かも。治療のために保釈されてるし。
地下の食堂で久しぶりにA定食460円。阿曽山大噴火さんと同じテーブルになり、前回は記者会見があって私は傍聴できなかった、エスカレータでの盗撮(つか携帯電話を前の女性のスカート下へ差し入れたとされる事件)の控訴審、意外な展開になったと聞き…。
13時20分から東京簡裁・刑事1室2係(江波戸直行裁判官)826号法廷で、「窃盗」の判決。
1分前に被告人(身柄)が来ると、弁護人がそばへ寄り、求刑は2年だから、判決は想像つくな? 控訴しないな? というふうなことを言った。
定刻に登壇したのは、研さん裁判官。
懲役1年6月、未決10日算入。
前刑を仮釈放後、保護施設へ行ったが出て、生活費に窮し、高く売れそうな本を選んで5冊9660円を万引したんだという。
終わるとまた弁護人が被告人に、控訴なんてバカなことしないな? というふうなことを言った。
壇上は江波戸直行裁判官に交代し、検察官も交代。2人の検察官のうち1人は、地裁の法廷で見る人だ。もう1人(主任)は、私は見たことないと思う。地検の検事が2人で、簡裁の立会をやる…前にもあったよねぇ。
13時30分から「法人税法違反」の新件。被告人、というか被告会社は土木工事等を営む株式会社。
この罪名が東京簡裁の法廷へ出てくるのは、私は初めて。略式経由なのか?
要するに、9551万円の納税を不正に免れた、という事件だっけ。途中、ボールペンのインクがいよいよなくなって焦り、ちゃんとメモできなかった。
ゼネコンの下請けの建設会社が被告会社の仕事の依頼主で、裏金づくりの協力を要請されたことがあるとか、そんな話も出てきた。
13時43分、検察側の冒頭陳述の途中で私は退出。喫煙所へ寄ることもなく…。
某氏から度々携帯電話にメールをもらい、やっぱそっちが最優先だろうと、行政刷新会議の「事業仕分け」へ、裁判員制度が俎上にのるというので、つーのは週刊誌の見出し的(笑)、「担当府省名:法務省」「予算事業名:裁判員制度の啓発推進」の「事業仕分け」へ。
結論は、予算計上の見送り。
というのは裁判でいえば判決の主文に相当する。報道は、せいぜい判決理由の一部か。その審理(約1時間)が、ひっじょーに面白かった
法務省側の言い分、評価者側の言い分が
こればっかりは、傍聴しないとわからないんじゃないか。かつ、制度についてしっかり予備知識を持ったうえでないと、この面白さは味わえなかったと思う。「…てぇことは、裁判員制度、そもそもダメじゃん?」と感じさせられる場面もあった。
私の携帯電話のICレコーダ機能は3時間も録音できることを、某氏から教わり、貸与されるイヤホンを携帯電話に当て、鮮明に録音することもできた。
そのうちどこかで書こう。いや~、面白かった。某氏に感謝感激
、お礼にいつもの飴玉をあげたょん。![]()
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一連の,与党による「事業仕分け」活動により、法務省さんに対しては「裁判員制度・啓発
推進活動に,
予算を計上しない」との裁定、私には、納得できません。(→アッ
内閣の指示には,私,従いますよ。なにか,日本政府に反抗すること,私は致しません…)
法務省・
検察庁による
「裁判員制度・啓発推進活動」って、実に地味なのです。※例えば、
「検察事務官さん達」が、
ちいさな離島に出かけ、出前講義をされる等、実に
地道です.
地道と言えば、今井様の,奥様である可能性が強い,
「美容師さんの,お仕事」って、実に
地道ですね。
美容師さんの仕事は、本当に努力の積み重ねです(→人を美しくする仕事って!人を裁く仕事,同様,楽ではありませんね。※
「周りが遊んでいる時も,ひたすら仕事」,
「ムース・ワックス等の,スタイリング剤についても、深く学ばねばならない」・C:
「新卒美容師さん=
スタイリスト候補さんは,夜遅くまで!頑張って、カットやカラーやパーマの技術を身に付ければならない」等、実に地道な商売です。
枝野幸男先生の可能性が強いとの,報道をも、私,耳にしています。
法務省・検察庁による地道な、
「裁判員制度・啓発推進活動」に、理解して頂きたかったです。私は「内閣の指示」には従います。でも、残念でなりません。
アッ!今夜もまた、
低学歴のクセに、今井様に偉そうなこと,述べてしまい、反省いたしてます。
民事訴訟・傍聴にハマり,B.2008年に,
今井亮一様に出会う過程で、
裁判とか国家に、真面目に向き合うようになりました
。今井様への感謝の気持ち、決して,忘れてはなりません。
ただね、
※
☆特に、美容専門学校を,卒業して、はじめて就職される店舗では、A:
B:
今回、「事業仕分け」を取りまとめられたのは、民主党所属・弁護士・
枝野先生には、
※でも私,A.2007年に、
投稿: 秦野真弓 | 2009年11月19日 (木) 21時50分
え-っ!行革系・「事業仕分けの結果」,今後は,「法務省様による裁判員制度『推進・啓発活動』に,一切!
予算がつかないのですか?」→それって,間違っているような….
「弁護士会さん」による,
高山先生への処分行為!….なんとなく,
国政調査…いや!
国策調査のような…),別段、高山先生が、次期・
「日弁連会長さん御就任」でも良いと、勝手に私,思っています。
良いか?
悪いか?[A:新・日弁連さんvs、B:法務省さん]の間で、熾烈な広報合戦が、行われる筈ですね。
予算]が必要です。 やはり[
事業仕分け]って問題点もありますね。
東京地裁にて[民事訴訟・人証調べ中、関係者が、法廷にて
倒れる事象]が発生してしまいました(→
東京地裁では、
横浜地裁と異なり、「事務局警務課所属・法廷警備員さん」が、直ちにに法廷へ急行…!
[裁判って!双方にとって重いな]と、私は痛切に感じました。
裁判員制度・反対勢力さんも,b
裁判員制度・推進勢力さんも、双方[裁判なんて軽い]みたいな広報活動は、やめて頂きたいです。
裁判って、とても重い。でも日本って、たいへんに真面目な風土アリ!。一生懸命頑張れば、裁判員という重い任務!
きっと勤まる!
なんとか勤まる]って、裁判員広報に期待いたします。 ※ なんか,
さも偉そうな事,言いゴメンナサイ!実は私,
今井様と出会う前は、もっともっと!チャランポラン人間でした…。
※アッ!私,司法制度改革賛成派ですが、あんなことがあった以上は(=→このタイミングでの,
その場合、裁判員制度が,
上記、立場,AかBか?国民さんが,自由に判断すればよいですよね。でもそのためには[双方ともに
さて、今日もまた、
※やはり
a
個人的には[
投稿: 秦野真弓 | 2009年11月18日 (水) 22時39分