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2010年9月12日 (日)

比較的緻密なデッチ上げが相当数あるはず

 「厚労省・村木元局長に無罪判決…郵便不正」。検察がとんでもなくデタラメなデッチ上げをやったと、どこも報じてるようだ。

 

 ゴキブリを1匹見かけたら周辺に何十匹ものゴキブリが潜んでる、と言われる。

 ここまでデタラメなデッチ上げをやってしまうってことは、比較的緻密なデッチ上げが相当数あるはず、そのために牢獄に閉じ込められ、あるいは死刑を執行されてしまった犠牲者がだいぶいるはず。過去の事件を徹底検証せねば

 という方向へはシカシ絶対に行かない。そこが大したもんだと思う。

 

 そうしてマスコミは、「取調べの可視化」を取り上げる。

 白を黒にデッチ上げる取調べを受けた人たちが「可視化を」と言いだすのは、よぅくわかる。
 私もずいぶん取調べを受けてきた。“たかが交通違反”でさえあぁなのだから、警察・検察がメンツにかけて引き下がれない重要事件では…と容易に想像できる。

 だが…。

 

 最近、刑事裁判の法廷へ「防犯カメラ」の録画がある事件がどんどん出てきている。

 それらを傍聴してると、録画映像といえども結局、「警察・検察が自らに有利な部分だけ出す。不利な部分は隠して出さない。かつ、大いに不自然でも判決は有罪になる」という原則が貫かれているのだなぁ、と痛感する。

 「可視化」では冤罪は防げず、かえって深刻化する可能性すらある。

 

 じゃあ、どうすりゃいいのか。

 医師の場合、度を超した医療ミスで患者を死亡させると、「業務上過失致死」という刑事犯罪で裁かれることになる。そういう裁判もときどきある。
 ところが、警察官、検察官は、度を超した捜査ミス、いやデタラメなデッチ上げをやっても、罪に問われない。裁判官もそうだ。

 

 私は前々から言ってるけれども、ここはやっぱり、「重過失捜査罪」とか、過失とは到底いえない場合は「危険捜査罪」。裁判官には「危険判決致死傷罪」とか適用し、少なくとも自らが為した求刑または判決と同じ期間、服役してもらうべきと思う。

 

 警察については、どうしようもない犯罪者を日々相手にしていると思われ、少々強引なところもなければ、やってられないだろうと思う。
 なので、過失はしょーがない。だけど、幾重もの禁を破ったような“スーパー重過失”はダメ、という運用。

 裁判官については、裁判の役割は「無罪の発見」なんだから、「重過失判決罪」「危険判決罪」はけっこう厳しく適用されるべきと思う。
 裁判員はどうする? それはまた今度。

 

 何よりも先ず、冤罪が疑われる過去の事件を徹底検証し…という方向へはシカシ絶対にいかないのだょねぇ。

 日本の裁判、犯罪処理システムとは何か、たまにしみじみ見えてきたりもする有料メルマガ「今井亮一の裁判傍聴バカ一代」、最近はこんなのを発行した。

 

第237号 性犯罪の常習は、こうやってつくられる!

  「暴行」の被告人は若い女の子、終始微妙な笑みをたたえている。「軽度の精神遅滞及び人格障害…自己の行為を制御する意志が弱い…薬を嫌がって飲まない…」と裁判長。言渡しが終わると、刑務官4人に囲まれて被告人は…。
  「強姦、児童福祉法違反」の被害者は、被告人の実の娘。母親にも被害を大きくした責任があると被告人は言い…。
  連絡なしに遅刻し、裁判長を待たせてネクタイを結ぶ弁護人。「よろしいですか?」と裁判長が言渡した判決は、原判決破棄…
  前刑の裁判からずっと傍聴してきた、若い被告人の「公然わいせつ、器物損壊、住居侵入」、その控訴審第1回。性犯罪の常習がどうつくられていくのか、わかった気がして…。

 

第238号 ローソンの駐車場でブロンを少なくとも7箱服用し…

  「常磐道20キロ引きずり死で運転手に猶予判決 水戸地裁、ひき逃げは無罪」と報じられた「道路交通法違反、自動車運転過失致死」の控訴審第1回。双方控訴。弁護人は検察官請求の書証を不同意としたのに、裁判長が巧みに同意へ誘導してしまった。あれあれ…。
  ふと思いついて覗いた簡裁の「窃盗」。被告人は年配女性。同種犯行で服役前科があるという。なんと、被告人氏名で2007年5月の報道がヒットするのだった
  第1回の様子を高橋ユキさんがレポートしてる賭博場開帳等図利、賭博場開帳等図利幇助」の判決。和やかな、良い雰囲気の判決だった。
  「暴走直前に風邪薬大量服用 危険運転致傷罪で起訴」と報じられた「危険運転致傷」の第1回。次回期日を早く入れてほしいと言う弁護人に、裁判官は言った。「裁判員裁判がずっと入るもんですから、2週間のがあって目一杯なんですが…」。へぇ。

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コメント

民事傍聴も重要。私!昨秋[違法な捜索を受けたとする=原告=朝鮮総連様=国賠・人証調べ]傍聴しました!御担当は[澤野裁判長様・大原主任裁判官様]
@澤野・部総括判事様は優しくて!和解解決を大切にされるかわり!画期的判決!出さないタイプ!ところが予想外にも!上記国賠は!朝鮮総連様側の一部勝訴=http://blog.m.livedoor.jp/trycomp/c.cgi?id=50334117
@私!偶然傍聴し!画期的判決となった例…多数あります。私今後も!民事傍聴!大切にしたい

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