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2011年7月30日 (土)

結局あたしの体が目当て、エッチしたいだけなのね!

原発やらせ問題 保安院が黒幕…浜岡シンポで中部電に賛成派質問を依頼
保安院やらせ指示、四国電も 原子力関連シンポ
保安院やらせ 地に落ちた行政の信頼(7月30日)
 などと盛り上がってる。
 だけど、何を今さら、という気がする。原発の「安全」は札束とウソで固めた虚構だから、虚構を維持するために、やらせで騙す、当然すぎるほど当然じゃないか。

 

 そもそも日本国においてこの種のシンポは、「国民に説明して理解を得た」という形をつくるためのステップにすぎない。裁判員制度の導入時もしっかりそのステップを踏んだ(当然やらせもやって)。
 1970年代だっけ、「環境アセスメント」というものが出てきて、あぁ、これは「環境に悪影響はありません」と言ってのけるための新しい装置なのだな、とすぐにバレた(笑)。
 原発推進にとっての保安院、警察にとっての公安委員会、同じだ。

 

 要するに、この国では国(=行政官僚)がやりたいことをやるのである。ナマ100%でそれをやっちゃあ、諸外国からバカにされるので、民主主義だの三権分立だの言ってるにすぎない。

 

「あんたって、優しいように見せかけて、結局あたしの体が目当て、エッチしたいだけなのね。魂胆が丸見えなのに、口が裂けても本音は言わない。サイテーね!」

 それと全く同じだ。

 

<<東電OL殺人事件 15年目の新展開 特捜部に続き警視庁も… 「信じられない捜査ミス」と証拠隠滅 (週刊朝日 2011年08月05日号配信掲載) 2011年7月27日(水)配信>>

 その5ページ目にこうある。

  裁判になっても、とんでもない人がいた。一審の無罪をひっくり返した二審の裁判長だ。彼は裁判官になる際に、共産党員から転向し、その後“お上”に都合のいい判決を書くことで有名な人物だった。「権力側に覚えめでたい彼」は、捜査側が描くストーリーどおりの判決を書いた。

 「とんでもない人物」とは高木俊夫裁判官(定年退官)だ。

 

 一審で無罪になれば釈放されるのが当たり前。ところが、その無罪判決の直後、「罪を犯したと疑うに足る相当な理由がある」と勾留を決定したのが高木俊夫。
 そしてその高木俊夫が、なんと二審の裁判長となり、逆転有罪の判決をしたのだ。そんなバカな? いやこれが日本であり日本の裁判なのだ。

 

 しかし、分かりにくい言葉があったり、長い裁判(といっても裁判員裁判における公判前整理手続ほどではないけど)がごく一部あることのみが従来の裁判の問題点だと言ってのけ、司法に対する国民の“理解と信頼”をもっと深めてもらいましょう、というのが裁判員制度なのである。だから裁判員はお菓子食べ放題なのである。

 

 ゴビンダ事件、有罪にしたいから有罪にする。魂胆が丸見えである。
 だから、DNA鑑定等々が出たって、検察官僚は徹底抵抗し、裁判官僚はニコニコと検察官僚に味方するはずだ。

 …と、もう30年近く交通違反・取締りについて取材研究し、道交法違反以外も含め事件数で3000件を超える裁判を傍聴してきて、どんどん確信が深まってくるっス。

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