「ドイツはフランスから原発の電気を購入してる」はウソ?
『FLASH(フラッシュ)』最新号、「高城剛の今日も世界の真ん中で!」連載第18回は、前回に引き続きドイツの自然再生エネルギーをレポートしてる。
その中にこんな部分がある…。
よく日本では「じつはドイツは、フランスから原発で作られた電力を購入している」と報道されていますが、それは間違いで、「太陽光が弱い冬のある一定期間だけバックアップ的に輸入することもある」が正しいのです。そもそも、ドイツの年間総発電量は、年間総使用量を上回っていますので、電力の輸入は本来必要ありません。
しかし、自然エネルギーは、冬期は発電量が弱くなるために、一時的に電力を輸入することがあるのは事実で、それを世界の原発推進派が部分的に取り上げ、プロパガンダ的に利用しているようです。
むしろ最近は、気象変動のせいで、真夏にフランスの原発の冷却水の役目を果たしていた川が干上がり、原発が緊急停止し、急遽ドイツからフランスへ電力を供給するような事態も起きています。
自然エネルギーを「原子力」ならぬ「原始力」と命名し、原始力発電を原発と略し、電源三法交付金とか東電からの巨額の寄付とか天下りとか、トヨタ自動車より巨額といわれる広告費とか、そういうのそのまま引き継いだら、日本の場合は何の抵抗もなくスムーズに自然エネルギーへ移行できるんじゃないかな。
だって原子力の本質はカネなんだから。「子」を「始」に変えて困るのは、核の抑止力を言う人だけでしょ。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に放射性物質ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に放射性物質ふりつむ。
そんな夜に、だいだらぼっちがゆっくり動きだし、「子」と「始」の文字をそっと差し替えにくるよ…。
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