娘2人をカルト宗教から取り戻すため元妻を殺した父親の控訴審
以下は今年5月13日付け産経ニュース。■■は今井。
アレフ元妻刺殺で懲役13年 「犯行は正当化できない」さいたま地裁
昨年11月、埼玉県八潮市でオウム真理教主流派アレフ信者の元妻=当時(63)=を刺殺したとして、殺人罪などに問われた無職、■■■■被告(71)の裁判員裁判で、さいたま地裁は13日、懲役13年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。
判決理由で大熊一之裁判長は「無防備な元妻を数分間にわたって何度も包丁で突き刺すなど残忍で執拗」と指摘。「父親として、娘2人とアレフの関係を断絶させたいとの思いは認められるが、犯行は正当化できない」と述べた。
判決によると、■■被告は長女と次女をアレフから脱退させるためには元妻を殺害するしかないと決意。昨年11月24日朝、八潮市のショッピングセンター駐輪場で、元妻の腹や胸を柳刃包丁で刺して出血性ショックで殺害した。元妻とは平成16年に離婚していた。
その控訴審第1回が9月8日(木)にあった。弁護人不出頭で閉廷。検察官も遅刻したところをみると、期日を忘れやすい特別な事情があったのかと思われる。
被告人は話したいことが一杯あるようだった。一審・さいたま地裁を傍聴した高橋ユキさんによると、実際話したいことが一杯あるらしい。
そのやり直しの第1回が9月15日(木)10時30分。弁護人が出頭し、被告人質問が行われた。12分間ほど、被告人は思いの丈をしゃべった。被害者特定事項の秘匿決定などまったく気にせずに。
ま~、感動的というか、凄かった
これは一審では出なかった話なのか? 私はつい泣きそうになったょ。
15日(木)は17時近くまで裁判所にいて、濃いぃのをたくさん傍聴したのだが、やっぱりメルマガ次号はこれにしようと思う。被告人の法廷供述をメモできた限り全部、書き出そうか。これがあの人の遺言に相当するかもしれないのだから…。
※ 画像は14日(水)ゴビンダ事件緊急集会で。このオジサンたちは誰でしょう。ってすっごい方々やん。 全員、血液型はB型なんだそうだ。ゴビンダさんもB型。血液型はインチキだとか言われるけど、うーん。それにしてもこの素敵な女性は?
こういうのもああいうのも含んで転がっていく裁判(刑事裁判)とは何なのか、事件数で3000件以上傍聴してきて、見切れたような気がしている。恥ずかしながら、そのうちメルマガで書かせてもらおうと思う。
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