無期懲役、未決算入150日
派遣会社の女性総務部長の左胸を千枚通しで刺したという「傷害」、東京地裁・刑事第18部。被告人は細めで小柄なオジサン。争点は故意があったかどうか。
鬼沢友直裁判官は、懲役1年6月、未決140日算入を言い渡した。「古い前科が2件あるのみ」。ふぅん…。
3時間睡眠でムリするとヤバイ。昼食後、仮眠の場所を探してうろうろ、してたら、東京地裁・民事19部の20席の法廷の前に、「(傍聴希望者は)壁に沿って1列に整頓して並んでください」との立て札が。
割り当て傍聴席は16席。「整頓して並べ」って、可笑しくて。
原告は個人名。被告は独立行政法人原子力安全基盤機構。「地位確認等請求事件」。今日の期日は弁論(本人及び証人尋問)。へぇ、なんだろ…。
あとで検索したら、原発内部告発、藤原節男さんの事件だった
「住居侵入、強盗殺人、強盗傷人、銃砲刀剣類所持等取締法違反」の判決、傍聴券抽選は定員割れだった。「目黒夫婦殺傷事件:木村被告に無期懲役判決…東京地裁」などとすでに報じられてる。
マスコミ報道は絶対に触れないけど、「未決勾留日数中150日をその刑に算入する」。あと、犯行に使用したペティナイフ(刃体長12.3cm)没収。
大善文男裁判長のハキハキ晴れ晴れした調子が印象的だった…。
それらの合間に、びっくりな「住居侵入」を傍聴。不動産管理会社の社員が合鍵で、家賃滞納女性(羽振り良く遊んでる風のブログをアップ?)のマンション住戸(じゅうこ)へ立ち入ったら…という事件。被害女性と被告人の言い分が真っ向違い、弁護人がなんと…。
裁判って何なのか、深く考えさせられた。メルマガ第611号ではその事件をレポートしようかと思う、簡潔にね。
裁判所を出て東京地検へ。
すると、東京地検の真ん前で、男性が通路上に倒れ、消防車や救急車が 画像は、そのとき車道に駐車していた車両の1台。東京医科歯科大学、救命救急センターの「救急普通乗用自動車」、そんなの初めて見たよっ。
ちなみに男性は、心肺蘇生の措置が執られてなかったところを見ると、大丈夫だったものと思われる。通路上に投げ出された手の指が…。
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