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2012年1月29日 (日)

色情犯の侵入手口

 起こらなくていい犯罪、受けなくていい被害だったのではないか…。
 以下は1月28日付け産経新聞の一部。

狙いは独身女性…無施錠の女子学生宅で強盗強姦 容疑の男「ほかにもやった」
 無施錠の玄関から侵入して一人暮らしの女性に乱暴したとして、兵庫県警兵庫署などは28日、強盗強姦(ごうかん)と住居侵入の疑いで、神戸市垂水区■■■、会社員、■■■■容疑者(24)を逮捕した。容疑を認めているという。
   (中略)
 兵庫署によると、昨年初めから今月、神戸市西部で強盗強姦事件が5~6件発生。いずれもマンションで1人暮らしの独身女性を狙い、無施錠のドアから侵入する手口だった。森島容疑者は「ほかにもやった」と供述しているといい、同署などが余罪を調べている。

 財物狙いの空き巣は、窓ガラスを破ったり、道具を使ってサムターンを回したり、とにかく施錠を解いて侵入する。
 色情犯の侵入手口はまったく違う。色情犯は、無施錠の窓や玄関ドアから侵入するのだ。
 若い女性が住んでいそうな洒落たアパート、マンションへ行き、玄関のドアノブを片っ端から回して歩いたり。
 それが性犯罪者の侵入手口であることを、そういう性犯罪者がいることを、多くの女性はまったく知らないはず。

 でも私は知ってる。なぜ? 私は事件数で3300件以上の裁判を傍聴してきたから。他の傍聴マニア諸氏もご存知だろう。
 裁判官は、もっとよくご存知のはず。色情犯の手口のこと以外に、さまざまな犯罪を防ぐためにどんな方法があるか、何を検討してみるべきか、考えがあるはず。なきゃバカだと思う。
 しかし裁判官は、社会に向けて発信しない。ごく一部の裁判官はブログなどで独り言を呟いてるかもしれないが、その呟きのなかに上記のようなことがあったとは私は知らない。
 かくして、起こらなくていい犯罪が起こり、受けなくていい被害が生まれる…。
 歩行者が被害者となる交通事故も、検察官が公判請求するような悪質重大なものはどんなパターンが多くて、歩行者は何に注意すべきか、裁判官が発信すれば、歩行者の被害は激減するだろうに。
 残念というほかない。

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