『本当にワルイのは警察』
寺澤有さんの新しい本が出た。『本当にワルイのは警察 ~国家権力の知られざる裏の顔~』(宝島社新書、667円+税)。前書きにこんな部分がある。
「悪事を働く警察官は一部の人たちで、全部が悪いわけではないでしょう?」
「自分の知っている警察官はいい人で、悪事を働いているようには見えない」
こんな声を聞くと、日本人は本当に人がいいんだなぁと感心してしまう。だから間違った認識を改めてもらうため、きちんと伝えることにした。
「警察にいい人はいません」
「個人的にいい人であっても、裏金づくりなどの組織的な悪事に荷担しています」
「だまされていはいけません」
すっげえことを言い切っちゃうな(笑)。
いやシカシ、寺澤有さんは煽りでそんなことを言うやつじゃない。言い切っちゃうからには、万全の根拠をこの本で提示するんだろ。
という期待を、まさに裏切らない本である。彼がこれまでどんな取材をしてきたか、さまざまな大事件、大スクープをダイジェストでふり返る、こういう本は価値があると思う。タイトルはパッとしないと私は思うんだけど、中身はおっもしろいわ はっきり言ってお勧めです
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