警察官は“ラブドッキュン”の絶好のカモ?
以下、3月29日付け読売新聞の一部。
男性巡査長、交通切符破棄や窃盗など容疑13件
福岡県警は29日、門司署地域課の男性巡査長(35)が、交通切符の処理を怠ったうえに破棄したり、独身寮から同僚の釣り道具を盗んだりしたなどとして、公用文書毀棄、証拠隠滅、窃盗など計13件の容疑で福岡地検に書類送検し、懲戒免職にしたと発表した。
発表によると、巡査長は2011年1月30日、北九州市門司区の路上で無免許運転した男性を摘発したが交通切符の処理を怠っており、同年8~10月、それが発覚しないように県警のコンピューターシステムに不正アクセスして情報を虚偽入力したほか、原本をシュレッダーで破棄するなどした疑い。
同僚が不正に気づき、県警が巡査長の自宅などを捜索したところ、旧添田署勤務時の09年11月に摘発した交通切符の処理を怠り、門司署の個人ロッカーに隠し持っていた疑いも発覚した。
警察が「交通切符」と発表したとすれば、それは非反則行為の検挙、処理に用いられる共用書式、いわゆる赤キップだ。
「反則切符」(いわゆる青キップ)の反則行為に比べて非反則行為は取締りの数が少なく、実績点数も高いはず。さっさと処理すればいいのに。
ともあれ、違反キップの処理を怠った、放置したというのは、警察発表だけでもときどきある。
ご相談者 「取締りを受けたんだけど、そのあとの通知や呼出しがぜんぜんこない。どうしたんだろ」
今井亮一 「うーん、呼出しがないまま不起訴ってこともありますけど、本件はそうじゃないはず。おっかしいですね~」
と言ってたらその後、本件と同様の報道が…ということも過去にあった。そうやって罰金や行政処分を免れてるケースが、全国にどれくらいあるんだろう。全体からすればごく一部だろうとは思うけど。
本件の巡査長は「借金」があったんだという。
そういえば以前、東京地裁で傍聴した「私電磁的記録不正作出、同供用」、被告人は犯行時、地域課の巡査長(39歳)で、出会い系詐欺サイトの罠に嵌って次々とカネをまきあげられ、拾得物のカードや同僚のカードで支払を…という、なんとも悪質で可哀想な事件だった。メルマガ第296号「警察官は“ラブドッキュン”の絶好のカモ?」でレポートした。
今回の報道の事件が公判請求されれば、福岡地裁本庁か小倉支部の法廷へ出てくる。福岡か、遠いなぁ…。 ←傍聴マニア特有の考え方である、とほほ。
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