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2012年3月12日 (月)

無実をば/無実と言えば/偽証罪

 「千恵子@詠む...」の「無実なる鍵の証人つかまえて 偽証罪とは是ひどすぎる」で知った。3月9日付け、日弁連の「刑事公判中の偽証嫌疑による証人逮捕・勾留に関する会長声明」を。以下その一部。

新潟地方裁判所新発田支部に係属中の窃盗等被告事件において、弁護側の証人として被告人のアリバイを証言した者につき、新潟地方検察庁は、本年1月27日、偽証の疑いで逮捕し、新潟簡易裁判所はその勾留を認めた。

 ほ~。私はその種の「偽証」の控訴審(一審無罪で検察控訴)を東京高裁で傍聴したことがある。2007年11月7日だった。
 たしか、息子さんが「強制わいせつ」か何かで起訴され真っ向否認しており、お母さんがその証人として出廷、息子さんは犯行時(とされる日時)、家族といっしょに買い物に行っていたと証言、それが偽証とされてお母さんも逮捕された、そんなふうな事件だった。
 控訴審の判決は控訴棄却、つまり無罪維持。しかし息子さんは有罪だったと記憶する。

 

 日弁連会長の声明を待つまでもなく、元の事件について偽証があったと思うなら、元の事件の有罪判決を待ってから堂々と偽証を起訴すりゃいいじゃん。
 それを待てないのは、元の事件がいかにも無罪(無実)っぽく、しかし後に引けず突っ張って、有罪主張の無謬を固守しようと、証人を偽証で逮捕・勾留・起訴…そして裁判所は、そんなムリムリな偽証罪は無罪としても、身内である検察のメンツ丸つぶれに惻隠の情を覚え、元の事件はなんとか有罪に…というのは、やっぱ憶測が過ぎますかねぇ。

 

 ところで、東京高地簡裁合同庁舎、1階玄関のX線手荷物検査、9日(金)に意外なことがあった。もしかしたら、12日(月)からそれが普通になるかも。
 とすれば、それはメルマガ第698号の編集後記に書いた“あのこと”が影響したとしか考えられない。今週中に確認しときますょ。

 

 11日(日)、有酸素散歩のついでに巨大ディスカウントショップへ寄ったら、防災用品のコーナーが大きくあって、大勢の人が群がってた。私も群がった。
 諸君はどうしてる? 私はね、1年前にスーパーの棚から消えたものを、少しずつ買い溜めてる。報道で「これがなくて大変だった」と言われたものを、少しずつそろえてる。
 次の大地震で爆発するのはどこの原発か。他が爆発しなくても、福島の原発のあの高い位置のプールが壊れ、大量の使用済み燃料棒が…となるかも。政府発表があったときには、放射線カウンターはもう完売だろうね…。

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