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2012年6月の16件の記事

2012年6月30日 (土)

衝撃の遺作! 『神様も間違う 』

 警察官23年、ジャーナリスト11年、非業の死を遂げた著者(※黒木昭雄さん)が放つ衝撃の遺作! 『神様も間違う 』が今日届いた。予約してあったのだ。
 郵便受けから出してそのまま病院へ行き、待合室で読んだ。

 2段組の小説である。最初の1ページの上段の書き出しに、まず私はなんつーか呑まれたね。そうして、叙情的な描写がほとんどないのに、たちまちキャラが立ち、物語がぐいぐい進んでいく…sign01
 先に読了した人は皆言うらしい、「黒木さんはどうしてああいうラストにしたのか」と。「このラストでは出版できない」という話もあったとか?
 しかも、Nシステムについてもびっくりなことが出てくるらしい。いったいどんなラストへ向かって物語は転げ落ちていくのか。
 今日はなぜか病院が空いており、40ページほど読んだところで…。

「今井亮一さん、1番の診察室へお入りください」

 先週の血液検査の結果は、じつに驚きのものだった。理由は糖質制限食としか考えられない。うわ~、やっぱりsign01
 さてすぐメルマガへ戻らねばっsign01

2012年6月29日 (金)

ストリップは「公然わいせつ」か

 2009年1月29日、東京地裁で、渋谷道頓堀劇場の支配人を被告人とする「公然わいせつ」を傍聴したっけ。
 あれは良い裁判だった。日々の暮らしに疲れた男たちに、無心になって観音様を拝ませ、生きる気力をわかせる宗教的祭事空間、それが昔ながらのストリップ、しかし帝国大学卒業のエリート諸先輩が違法と決めたので、諸先輩の顔も立ててときどき有罪にするけど、ごめんね、いやいやどうぞご存分に…という男たちの気持ちがアリアリな法廷と思えた。
 以下29日付け産経新聞。

公然わいせつ容疑でストリップ劇場経営者を逮捕
 埼玉県警生活環境1課と幸手署は29日までに、公然わいせつの疑いで久喜市栗橋東、ストリップ劇場経営、■■■■■容疑者(67)を逮捕し、さいたま地検に送検した。
 生活環境1課の調べによると、■■■容疑者は他の幹部ら3人と共謀し、6月19日午後1時50分ごろから午後2時ごろまでの間、自身が経営するストリップ劇場「ライブシアター栗橋」で、踊り子の女に観客約20人の前で陰部を露出させるなどわいせつな行為をさせた疑いが持たれている。同課の調べに対し、容疑を認めているという。
 同劇場では、19日に幹部ら4人が同容疑で逮捕されていたが、■■■容疑者は従業員に給料を支払うなど、実質的に同劇場を経営していたという。

 

 夏休みがあるんで、9月頃、さいたま地裁へ出てくることになるのかな。被告人は、この報道の被疑者になるのか、19日逮捕されたという「幹部」になるのか、分かんないけど、ご当地の傍聴マニア諸氏は、狙って傍聴してみては如何か。

 男性のうつ病治療に日本風ストリップの鑑賞が効果ありと、アメリカの学術誌に載ってたょ。ってそりゃウソだけどね~(笑)。「ストリップは文化です」と石田純一氏。それもウソですよ~。happy02

追記: 「女性ダンサー300日間無理やり働かせる 容疑のストリップ場経営者逮捕」と6月30日付け産経新聞。発表報道ではそんなふうになってるが、じつは…ということがあるかも。罰金刑で済まなければ横浜地裁の法廷へ出てくるはず。横浜のマニア諸君…!

空っぽの日々、ただ己の男根だけが…!

 こんな月末になってメルマガ「裁判傍聴バカ一代」を購読登録される方がけっこうあり、感謝感激、うれしいです~。
 いま購読登録いただくと、6月1日からの発行号がどどーっと送信されます。そのタイトル、第772号~784号は、6月17日にお知らせしたとおり。その後、第795号(6月28日発行)までは以下のとおり。

第795号 裁判員を錦の御旗に重刑社会への一里塚
第794号 立ち小便が許せず、留置場から脅迫状を
第793号 自転車検問で公務執行妨害もまた激増?
第792号 新聞の訃報欄を見て侵入窃盗、しかし…
第791号 ヴィクトリノックスは戦闘員の護身用か
第790号 娘の誕生日を忘れてすき家強盗
第789号 ネットのシャブ1g4万円、自宅へ郵送
第788号 空っぽの日々、ただ己の男根だけが…!
第787号 親指の腹部分より亀頭部分ほうが大きい
第786号 「何に違法なんですかっ! 条文っ!」
第785号 原告:閲覧制限、被告:横峯良郎参院議員

 こうやってタイトルだけ見ても、記憶がよみがえってくる。えーっ、マジ? うわーっ、そんなことを。人間、哀しいよね~。裁判官、ナニ様のつもりだっ。等々の情動がよみがえってくる。
 さぁ、もう寝ようっ。

2012年6月28日 (木)

懲役50年が是認できる理由

 6月27日(水)13時30分、東京高裁・第5刑事部(八木正一、佐藤正信、柴田寿宏裁判官)506号法廷で「強姦致傷、窃盗、強盗」の控訴審判決。法廷前の廊下にだいぶ行列ができた。報道記者席は5席。
 第1回は5月23日、それも傍聴した。原判決(沼津支部、片山隆夫裁判長 → 現在東京高裁・第3刑事部)は懲役50年だったので。

裁判長 「本件控訴を棄却する。当審における未決勾留日数中140日を、第8乃至第13の罪の刑に算入する」

 懲役刑の上限は20年。併合罪の場合の上限はその1.5倍。すなわち30年。そう刑法に定められてるのに、確定判決を間に挟めばなぜ懲役50年なんて芸当ができるのか、裁判所側の論法がようやく分かった気がした。詳しくはメルマガにこれから書こう。

 ところで27日付け産経新聞、「女性9人に乱暴 「結果重すぎ」と控訴棄却 2審も懲役50年」との記事の中に、こんな部分がある。

「専門家でない裁判員が短期間に適切な量刑判断をすることは困難」とする弁護側の主張については「裁判員裁判の事実認定や量刑判断は裁判官と裁判員の合議で行われるもので、弁護人の主張は裁判員裁判への理解を欠くものだ」と退けた。

 確かに八木裁判長はそんなことを言ってた。裁判員制度は最高裁自ら推進してるんだから、制度礼賛の認定しかしないに決まってる(笑)。
 ま、それはいいとしても、懲役50年が果たして適当か、短期間の「合議」で適切に判断できるんかいな。できたかもしれないが、プロの裁判官の説明に呑まれちゃっただけ、という可能性のほうが高いんじゃないか。しかし、評議の内容も多数決の多寡も絶対秘密。んなバカな、と思いますけどね。

 とにかくこうして「合議で行われる」と言われることもあれば、裁判員裁判の判決は国民の総意であるかに言われることもあり、でもって、聞くところによると、裁判員裁判の判決書きには裁判官3人の氏名だけがあり、事件名以外からは、裁判員が参加したことがまったく読み取れない仕掛けになってるらしい。へぇ~。

 27日(水)は時間的にちょうどよかったので「強盗殺人、窃盗」の控訴審判決も傍聴した。昨年5月11日、スポニチが「天袋に潜む男を強盗殺人容疑で逮捕」と報じた事件だ。
 報道からは全く予測もつかない、とんでもない事件だったんだねぇ。原審東京地裁、無期懲役。それも詳しくはメルマガで。

2012年6月26日 (火)

検察が恐れる次の「冤罪」

 『アエラ』の現在の最新号に「検察が恐れる次の「冤罪」 東京電力社員殺害事件だけじゃない」との記事が。私は未読だが、ある検察幹部」が「特に気になる事件」として、守大助さんの北陵クリニック事件を挙げてるらしい。ほ~sign01

 いわゆる先進国では、無罪判決に対して検察は上訴(高裁への控訴、最高裁への上告)ができない国が多いそうだが、日本は検察がとことん上訴できる。確定後、再審開始が決まりそうになっても、検察は七転八倒とことん抵抗する。
 そんな中で、1980年代に4人の死刑囚が再審で無罪となり、その後、国家が巻き返しを謀り、そして最近再び、ぽつぽつと再審無罪が出てきている。最近のケースの特徴として…。

 という話は長くなるのでヤメて、東京高裁・第4刑事部の小川正持裁判長である。
 この人は、「東京電力社員殺人事件」(東電OL殺人事件、ゴビンダ事件)の再審開始を決定し、なんと刑の執行停止を決めた。ゴビンダさんはネパールへ帰った。よかったね~sign01

 私は6月7日、ツイッターにこう書いた。

東電OL殺人事件、再審開始決定、しかもなんと刑の執行停止! 同日10時30分~11時17分、そんな偉業をやってのけた東京高裁、第4刑事部、小川正持さんの「過失傷害」の審理を、偉業のことは露知らず、「小川さん、なんか普通と違うな~」と思いつつ私は傍聴してたのだった、がーん!

 
 同日の当ブログにもう少し詳しく書いた。
 その小川正持裁判長の506号法廷に、今週もいろいろ重大事件が出てくる。裁判所へ行く日を減らそうと必死なのに、嗚呼、こんなことじゃ…という話なのである。メルマガ「裁判傍聴バカ一代」、やめられない止まらないという話なのである、嗚呼っ。

 

※追記: 7月5日(木)、小川正持裁判長の法廷で、逆転無罪(原判決破棄、無罪)が出たとマニア氏から聞いた。もう1件、少なくとも原判決破棄とされそうな事件が進行中。詳しくはメルマガに。

2012年6月24日 (日)

自力HP復旧!

 無知・無能なやつが手を出すとロクなことにならない。まさに私のことである。
 話せば長くなる。要するにパソコンをいじったのである。するとっ、自力HPこと「交通違反相談センター」が更新できなくなってしまったのである。困るよ~sign01

 それが2012年の元旦前後の話。以降、ときどき「もしかしてこうか?」と修復に挑戦してきたのだが、結局ムダな時間を費やすばかり、手も足も出ない。
 そのうち何とかしようと思いつつ、裁判傍聴とメルマガ執筆に埋没してしまい、あっという間に半年以上が過ぎ去ってしまった。

 これじゃ遠泳もとえ永遠に何ともならないっ。傍聴界のIT担当大臣こと高橋ユキさん(どこだっけ私でも名を知るIT企業にいたんだっけ)に助けを乞うしかないっ。
 というわけで今日、ユキさんに出頭もとえ出張いただき、修復をお願いしたにょ。

 そうして、我が軍(ってどの軍だょcoldsweats02)はついに復旧を勝ち取ったのであるっ、更新できるようになったのであるっ。ありがと~っsign03 思わず握手し、手を振り回してしまった。happy02

 ただ、しばらくは、情報公開のページ以外は更新できない。雑誌原稿の締切があるうえ、25日(月)からの週も東京地裁、高裁、簡裁に、どうしても見逃せない事件がたくさん出てくるのだ。詳しくはメルマガでsign01

 「餅は餅屋」という。ITはIT屋、そして殺人裁判の傍聴記は高橋ユキさんだと思う。だって長年にわたり多くの事件を傍聴してるから。しかも、個人で“並び屋”を雇うこともあるっていうんだから、大したマニアである。
 世話になったから持ち上げてるんじゃないっス(笑)。今回の復旧作業と引き替えに、私のほうは脳を使わなくていい作業(bleah)を提供することになってるから。
 ハート型の鍋が、同書に出てくる高級鍋だろうと思う。

2012年6月20日 (水)

ノーパン傍聴許可特区

 ビーチへ遊びにナンパに着たぜぇ、みたいなダレた半ズボンの学生風男子が2人、サンダルをぺったらぺったら鳴らして歩いてた、東京高地簡裁合同庁舎(以下単に東京地裁)の中央廊下を。

 不謹慎? いやいや、あれが正しい服装なのだ!
 智恵子は東京に空が無いと言う。東京地裁には窓がない。私の歩測で約100mの中央廊下、の北端と南端の各2つの法廷のみ窓があるが、常時締め切って厚いカーテンで塞いでる。
 小廊下の突き当たりの窓はハメ殺し。大廊下の南北端の窓は開閉厳禁で、そばの天井には高性能監視カメラ。
 法廷階は、まったく風が通らないのであるっ。

 そうして、クーラーを切り、あるいは空調設備の構造上やむを得ないのか温風が吹き出す。すごいでしょ?

 裁判所の帰りに100円ショップで買った温湿度計で、18日(月)、19日(火)、計測してみたところ、どの法廷もほぼ30℃。高裁の42席の法廷でガラガラだと、0.5℃くらい低いかな。法廷前の廊下もほぼ30℃。湿度は76%くらい。
 それら数字を、「気温と湿度から不快指数を計算します」というサイトの窓に入力すると、不快指数=82.3sign01

 暑い空気は上へいく。一段高いところにいる裁判官は、傍聴人より暑いはず。なのに黒い法服(園児服のような妙な上衣)を着て、そうとう暑いはず。
 あの法服の下はチンコ丸出しに違いない、と私が常々言うのはそういうわけなのである。足下には水を張って氷を浮かべたたらいが置かれ、素足を浸けてるかもしれない。でなきゃ死んじゃうでしょ。

 だから、見学や研修等々で東京地裁へ裁判傍聴に来る諸君は、うちわや携帯扇風機などのグッズが必携だよと、そういう話なのである。
 女子はミニスカートにノーパンがよろしい。小廊下の隅で、ズボンとパンツを膝まで下げ陰茎、もとえ陽根を露出した私がお迎えしようっ。なぁに、東京地裁は夏限定、公然わいせつ許可特区だから。最高裁の判例があるから大丈夫。ワイルドだろぅ? ひひひっ。 ←久しぶりにちらっと傍聴した「強制わいせつ」(ぎっしり満席)のあまりの暑さに、こいつ、壊れたな?sad

2012年6月18日 (月)

酒酔い危険運転、幇助で免許取消処分

 以下は6月17日付け読売新聞。

酒提供者、免許取り消し…兵庫・加西の飲酒事故
 兵庫県加西市で昨年12月、皆既月食を観測していた小学6年の生田敦弘君(当時12歳)と同2年汰成君(同8歳)の兄弟が飲酒運転の車にはねられて死亡した事故で、県公安委員会は、危険運転致死罪で起訴された建築業■■■被告(54)に酒を提供した同市内の飲食店経営の男(49)とスナック経営の女(62)に対し、酒酔い運転のほう助にあたるとして、運転免許取り消しの行政処分をした。
 処分は14日付。
 道路交通法施行令では、交通違反の点数累積以外に、重大な交通違反をほう助した場合も免許の取り消しができると規定。県公安委は経営者2人について、■■被告が飲酒運転する恐れがあることを知りながら酒を提供したとして、酒酔い運転のほう助にあたると判断、処分に踏み切った。
 2人は今年1月、道路交通法違反(酒類提供)容疑で書類送検されたが、不起訴となっている。

 まだ詳しくは調べてないんだけど、「道路交通法施行令では」というのは、施行令第33条2第1項第4号をいうのかな。
 もとになるのは道路交通法第103条第1項第6号だろう。

第百三条  免許(仮免許を除く。以下第百六条までにおいて同じ。)を受けた者が次の各号のいずれかに該当することとなつたときは、その者が当該各号のいずれかに該当することとなつた時におけるその者の住所地を管轄する公安委員会は、政令で定める基準に従い、その者の免許を取り消し、又は六月を超えない範囲内で期間を定めて免許の効力を停止することができる。ただし、第五号に該当する者が前条の規定の適用を受ける者であるときは、当該処分は、その者が同条に規定する講習を受けないで同条の期間を経過した後でなければ、することができない。
      (略)
 重大違反唆し等をしたとき。
      (略)

 検察庁は、裁判員裁判が手間がかかって大変なので罪名落としや不起訴(起訴猶予)をがんがんやってる、という事情があるとしても、今はまだ刑事政策的に飲酒運転を叩く時期なのだから、無惨な被害を生んだ事件で酒類提供を軽々しく不起訴にするとは考えにくい。

 たとえば、「飲食店経営の男」と「スナック経営の女」は、■■被告人(「起訴」とあるので被告でなく被告人でしょ)が飲酒後に運転するとは知らなかった、知り得る状況にあったとは到底言えないとか、さすがの裁判官も有罪にしてくれない事情があると考えた、そう推測するのが合理的かと思う。

 しかし警察は、重大違反唆し(そそのかし)に当たる酒類提供があったとして行政処分を執行したわけだ。
 もちろん、拙著でさんざん言ってるように、刑事処分と行政処分はその目的も手続きも違うのだから、こういう処分があり得るのは分かる。だが…。

 まずは、本件被告人が「飲食店」と「スナック」へどんなふうに行き、どう飲酒して店を出たのか、そこが知りたい。
 でも、新聞はそもそもそのような取材をする媒体ではないし、私はといえば、裁判傍聴とメルマガ執筆に日々のほどんどを費やしており、兵庫県で動き回る時間も資力もない。
 若い気鋭のジャーナリストがガツンと取材してどこかに発表してくれるといいのだが、これは世間的にはマイナーなネタだろうからなぁ、うーん、と唸る私は6月20日で58歳。思えば遠くへ来たもんだ、うーん。 ←いつまでも唸ってろ。sad

2012年6月17日 (日)

『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』

 えー、ときどきはメルマガ「裁判傍聴バカ一代」の宣伝をせねばと。
 創刊は2009年12月1日。この2年半の日々のほとんどを、裁判傍聴と、傍聴ノート(データ)の整理と、メルマガ執筆に注ぎ込んできた。いや、マズイでしょ、週に2日は裁判所行きを休まねば。事ある毎にそう決意するのだが、なかなかそうもいかない週が多く…。

 1件傍聴するたびに30数項目の要素を入力し続けたエクセルの表は、現在約3560事件。プロパティを見ると「2.90 MB (3,050,275 バイト)」。
 被告人氏名と事件名と期日等だけの簡易な表は現在1万5088事件。プロパティでは「1.59 MB (1,676,685 バイト)」。
 これらがパソコンの故障等で失われたら泣いちゃう、なんてもんじゃ到底済まない。なので当然何重にも保存してる。

 そうした入力&保存作業に加え、メルマガ執筆だけで1日3~5時間を費やしてる。
 もう完全にバカだなsign01 あっ、だから「裁判傍聴バカ一代」っていうのか、納得っ。happy02

one 年末年始と日曜を除く毎日配信で、なんと月105円lovely
two 1カ月無料(課金は翌月から)crying
three 月半ばで購読登録しても、その月の記事は全部読めるshine
four クレジットカードがない方も購読可happy01

 いま購読登録をすると、以下の記事がどどどっと送信されてくる。そして6月30日まで1号ずつ送信される。
 初月は無料なので、ぜひお試しを。一度試せば購読解除できなくなるはず。うふふ。

第784号 ネット惑溺者は自民議員を2度脅迫する
第783号 F柱タイプのオービスは40~240km/h
第782号 逮捕、強制採血、血中0.3mg、否認!
第781号 べつにまー、終わってもいいやーって
第780号 検察官、起訴状を朗読…あっ、いない
第779号 預り金横領、被告人はメタボな弁護士
第778号 大量迅速処理を護った執行猶予判決
第777号 「過失傷害」、シェパード犬の咬みつき
第776号 イタリアンの鉄人が、まさか無銭飲食?
第775号 裁判所としては裸の事実を知りたいのです!
第774号 傍聴席は52席なのに100人以上が押し寄せ!
第773号 苦渋の全部同意に応じたら採証法則違反?
第772号 サミュエル・ベケット、被告人を待ちながら

 第785号は、原告は「閲覧制限」、被告は横峯良郎・参院議員の民事裁判の傍聴レポート等になる予定。

 ところで、裁判所でときどきお会いする高橋ユキさんの『木嶋佳苗 危険な愛の奥義』を、裁判所からの帰りに読了した。
 
 大部分は、著者の傍聴ノートの書き起こしから成る。私は殺人事件は専門外、書き起こし部分(2段組)はさらっと流し、地の文(非2段組)だけまず読もうかと思ったのだが、書き起こし部分があまりにリアルっつーかなんつーか、引き込まれちゃって。読んでる間中、また読了後しばらくの間、がーんsign01 というものに気分を支配されたというか…。
 
 あの事件、ワイドショー等々でずいぶん報じられた。が、それらとは「質」が違うんだわね。私もベストセラー小説はたまに読むが、それらよりずっと衝撃的だと思う。いや~、ショックだった。そしていろいろ考えさせられましたょ。

2012年6月15日 (金)

停電を勝ち取って原発に明るい未来を

P1040964 15日(金)17時ちょい前、裁判所から警視庁へ行くと、副玄関の前に報道陣が鈴なり。また何かあったの?
 副玄関に入ると、受付のお嬢さんらの正面、掲示板、指名手配犯のポスターのうち、“オウム信者”の懸賞金1000万円のポスターが外され空欄になってた。今日、外したんだそうだ。
 はは~、そういうことか。
 15日14時32分付けの産経新聞によれば、“オウム最後の指名手配犯”の身柄は蒲田署から警視庁本部へすでに移されたという。送致、勾留の手続きで東京地検へ行くため、副玄関そばの地下駐車場からクルマが出てくるのを、もしかして明朝までここで待つんだな? 大変だ~。

 ところで、大変といえばこの夏の節電、もとえ放電浪電(浪費の浪)、蕩電(蕩尽の蕩)である。
 節電対策でLED灯が売れまくってるとか、ニュースでやってるが、
みんなで頑張って節電した結果、使用電力はこんなに減りました。結局、大飯原発を再稼働させなくても大丈夫だったのね
 ぬぁーんてことに、万が一でもなったら、たたっ、大変っsign01 関西電力はもちろん、経産省のお膝元・東京電力でも…。

社長 「全社、白熱灯への切り替え、クーラーの倍増を推進しておるところでございますが、まだまだ万全ではないっsign01 各社員宅においても、ドライヤー、電子レンジ等々、高電力消費型家電製品をどしどし購入し、原子力村一丸となって頑張りましょうっsign01 なお購入費や電気代は国から全額支給されます。これは国策でございますから」

 エレベータに土嚢を200kg積んでおく、というアイデアを出した社員が表彰されたりして。

社長 「夏のピーク時には、なんとしても停電を実現させましょう。社会を混乱に陥れ、可能なら入院患者等の死者も出し、電力の、いや原子力のありがたさを身に染みさせましょうっsign01 この夏が、天下分け目の決戦でありますっsign01

一同 「我々わぁ、停電をぉ、勝ち取るぞぉーっ、勝ち取るぞぁーっ、勝ち取るぞぉーっsign01

 電力会社の廊下の壁は、「停電を勝ち取って原発に明るい未来をsign01」のポスターで埋め尽くされ…。

 きっとそんなことになってると思いますょ。真夏の夜の夢であって欲しい? シェークスピア先生がご存命なら、どんな戯曲をお書きになるだろう。

2012年6月12日 (火)

量刑相場をハイパー逸脱

 裁判員制度がスタートしてから「求刑を上回る判決」はそう珍しくなくなった。
 裁判員裁判は「国民参加」という最高裁公認の“錦の御旗”を立ててるんで、事実上の一審化(三審制の事実上の廃止)を目指す流れからも、上級審でひっくり返される心配がなく、したがって少々無茶な判決もやりやすい、といった事情もあるのかな…。

 なーんて思ってたら、これはチョーびっくりなケースだったんだね。以下は6月11日付け産経新聞。

証拠品捏造の大阪府警元警部補に求刑上回る判決
 事件と無関係の木刀を証拠品に代用したとして、証拠隠滅罪に問われた元大阪府警八尾署警部補、久保■■被告(54)=依願退職=の判決で、大阪地裁は11日、求刑の罰金20万円を上回る懲役3月、執行猶予2年を言い渡した。久保被告の部下だった巡査部長三好●●被告(37)と同田口▲▲被告(33)も、求刑の罰金10万円を上回る罰金20万円とした。
 判決理由で島田一裁判長は「捜査機関による証拠偽造が社会問題となっており、(この事件の)影響も小さくない」と指摘し「職責の重大性をわきまえず、自己保身から安易に犯行に及んだ」と述べた。
 判決によると、3人は同署生活安全課に勤務していた昨年10月22日、府条例違反事件の証拠品の木刀がないと定例の点検で指摘されるのを恐れ、無関係の木刀に証拠品だと示す札を結び付けるなどして証拠を捏造した。

 事件数で3500件以上を傍聴してきたところから言わせてもらうと、懲役求刑のつもりで起訴したのに、公判廷で無罪相当の事案であることが明らかになる等して、罰金判決に、ということはマレにある。私も遭遇したことがある。
 けど、罰金求刑が懲役判決にって、前代未聞では?

 いや、ふり返れば「自動車運転過失傷害」で、一審・東京簡裁が求刑通り罰金50万円、なんと執行猶予3年という、超レアなことをやってのけ(傍聴してて拍手sign01)、当然に検察は控訴、そしたら東京高裁は、執行猶予を破棄するのは忍びないと思ったんだろう、被告人の希望を容れてなんと、禁錮6月、執行猶予3年にしたという、ま~超弩級のびっくり展開が2010年にあったけど、しかし今回のはそういう展開とは違うようだ。 

 私が見るところ、裁判所にとって量刑相場は絶対だ。そのために被告人が破滅しても、あるいはケラケラ笑う被告人がいても、量刑相場は守り抜く、死守する、そんな面がある(上記展開は異例中の異例中の異例)。
 ま、異例といえば、たとえば外山恒一さんに対する罰金12万円(求刑1万5千円!)のような狂った判決を言い渡す裁判官もいるが、いっくらなんでも罰金求刑を懲役刑にってことはないでしょ。

 ちなみに島田一裁判官は、ちょっと前まで東京地裁の刑事第6部(部総括は東京地裁の主というべき合田悦三裁判官)にいた。優しくておとなしそうな人だったと記憶する。
 大阪地裁へ移動し、第7刑事部の部総括になったんだ~。

 せっかく大阪で部総括になって、いきなり量刑相場をハイパー逸脱するなんて、司法通念上、考えにくいと思う。やはりここは、検察の求刑が常軌を逸するほど緩かったと推測するのが妥当なんじゃないか。

 同日付けの朝日新聞はこう書いてる。

 罰金の求刑に、懲役刑が言い渡されるのは異例だ。この事件では大阪区検が3人を略式起訴したが、大阪簡裁が地裁での公開裁判を決定。検察側は判決と合わせ、2度にわたって裁判所から「身内に甘い」対応を問われた形となった。

 これは、罰金刑は略式で処理するのが原則なので略式起訴したところ、簡裁の略式担当の裁判官が、略式不相当とし、裁判所のほうで、簡裁ではなく地裁で扱うことにしたってことか。
 簡裁では証拠隠滅に懲役刑を科すことができない、それを理由に地裁での審理としたのか、私は分かんない。

(証拠隠滅等)
第百四条
 他人の刑事事件に関する証拠を隠滅し、偽造し、若しくは変造し、又は偽造若しくは変造の証拠を使用した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。

 さて今日は、警視庁湾岸署内での拾得金の「窃盗」の判決を傍聴してから、若い女性の「器物損壊」へ。こっ、これがっ…sign03 詳しくはメルマガでっsign03

2012年6月11日 (月)

死刑制度、犯罪抑止力と犯罪誘発力

 大阪・ミナミの路上で2人が刺殺された通り魔事件で、被疑者は「自殺をしようと思ったが死にきれなかった。人を殺してしまえば死刑になると思った」などと供述している、と6月11日付け産経新聞。
 そういえば「現住建造物等放火予備、殺人予備、威力業務妨害、傷害、銃刀法」(メルマガ第670号、671号、690号)の被告人は…。

 「自分でも人を殺したい、重大事件を起こして世間の関心を集めたい」と思うようになり、高校生のとき、公園で幼児をハンマーで殴打。殺人未遂で少年院へ。
 それから6年後、上京。「自殺で誰にも知られず死ぬのはもったいない。どうせ死ぬなら、大勢を巻き込んで派手に散りたい」と、個室ビデオ店などに泊まりながら、過去の殺人事件の現場を見てまわるなどしつつ、公園の家族を殺すか、妊婦を殺害するか、民家へ押し入って殺すかしようと、牛刀と出刃包丁(刃体長18.6cm)を買って持ち歩いた。刃物で殺すのは難しいので、ネットカフェかライブハウスに放火して大量殺人をしよう、新宿か渋谷なら注目を浴びることができる、と考えるようになった。ホームセンターでガソリンの携行缶(10リットル。真っ赤)を買い…。
「殺してやる! 火を点けて燃やしてやる! ちょっとした火花でも火が点く! ここで火を点けたらお前らぜんぶオシマイだ! お前ら殺して死刑になるんだ!

 死刑を恐れて殺人をとどまる者と、死刑になりたくて人を殺す者と、どっちが多いのか、という時代…。
 また、こんな事件もあった。

弁護人 「毎日働こうとは考えなかったの?」
被告人 「いろいろ考えましたが、完ぺきに自己否定になってしまい、情けないんですが自虐的な生活に……。血湧き肉躍るような仕事をしたいっ! しかし実際に仕事やってると嫌~な気分になり、誰にも会いたくない、いつもいつも逃げ回っている……」
弁護人 「自殺したいというのは?」
被告人 「自らを捨てたかったんです、破棄ですっ! 僕は理想がものすごく高いんです! ケチな人間のくせに、たえず人と自分を比べてしまうんですね!」
弁護人 「死刑になるような重大事件も考えたということですが、ヤメたのはどうしてですか?」
被告人 「人を殺すのは、端的に言って気持ち悪いことですから、できませんでした」

 暗数、つまり、死刑になりたくて大量殺人をやりたいが、なかなか踏み出せずにいる、そういう人たちの数は相当のものになるのかも。

2012年6月 9日 (土)

事件名「生活保護法違反」

 有名芸人さんがらみってことで、いま世間では生活保護が話題になってるけど、刑事裁判の法廷には生活保護がらみの事件がよく出てくる。
 私のエクセルの詳細データ(約3540事件)の備考欄から一部拾うと…。

libra 10年前に出所してから生活保護を受け地道に生活。少しは良い暮らしがしたくてパチンコ店へ行き、保護費12万円が水の泡と消え…。

libra 無計画に生活保護給付金を使い果たし、食料品のみならず換金目的で腕時計なども万引き…。

libra 前刑出所後、NPO法人の施設にいたが、生活保護費の大半を搾取されるのが嫌で飛び出し、また万引き…。

libra 二重受給した生活保護費の返済を迫られ、被災者用のホテルに宿泊、国家公務員宿舎も借りて又貸し…。

 一方、こんな被告人もいる。

libra 40歳から無職、45歳からホームレス。生活保護には頼らず、体に気をつけ、危ないものは食べないようにしていた…。

libra 団塊の世代は、生活保護を受けるくらいなら餓死もヨシ。しかし空腹に耐えかね無銭飲食。陸前高田の姉が泣く…。

 以下は生活保護法

(罰則)
第八十五条
 不実の申請その他不正な手段により保護を受け、又は他人をして受けさせた者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。ただし、刑法(明治四十年法律第四十五号)に正条があるときは、刑法による。

 「生活保護法違反」という事件名を東京簡裁、地裁、高裁の開廷表に見たことは、私はない。念のため約1万5000事件の別データも検索してみたが、やはりない(※)。

 今後、警察と検察が協議して「悪質事案は検挙」へ舵を切り、続けて数件、法廷へ出てくるってことになるのかなぁ。そのとき東京地裁は、傍聴席52席でも42席でもなく、20席の法廷を使うんだろうなぁ。夏休みの時期に出てきたら、傍聴席争奪戦は大変なことになるぞ…。そこまで直ちに想像してしまう傍聴マニアなのであった。sad

※ 罰金なら通常は略式で処理されるが、逮捕・勾留→公判請求→満つるまで算入とか、被告人のほうから正式裁判請求とかで、公判廷へ出てくることはあり得る。ごくまれに、裁判官が略式不相当とすることも。

 この本upを読み始めた。目次のあと、10時からの判決公判を控えたさいたま地裁の、朝8時過ぎの状況から本は始まる。リアルっsign01
 こういう裁判のテレビ報道で、「大勢の傍聴希望者」とかいって裁判所前の人だかりが2秒くらいか映し出されるでしょ。あの現場の内側から、本は始まるのである。
 刑事裁判の被告人をちゃんと「被告人」と書いてるところもいい。ちょっと重いけど鞄に入れ、裁判所への往復の電車内で続きを読ませてもらいますわっ。 

2012年6月 7日 (木)

東京高裁第4刑事部、小川正持裁判長!

 朝9時50分頃、裁判所(東京高地簡裁合同庁舎)の正門前に、ゴビンダさん支援の方々がいて、なんか大変そうなことになってた。再審の重要な段階が近づくなか、ゴビンダさんのご家族が来日して、その関係でマスコミが集まってるのかな?

 10時00分、東京高裁・第2刑事部、720号法廷で「過失傷害」(シェパード犬が人を咬んだ。否認)の判決を傍聴。

 10時30分から、東京高裁・第4刑事部、506号法廷で「過失傷害」の審理を傍聴。こっちは自転車同士の事故。前回、びっくりな展開だったんで、いろいろムリを重ねて、今日はこれを傍聴にきたのだ。
 小川正持裁判長、なーんか軽やかで晴れ晴れしてるっつーか、事件数で3500件以上傍聴してきて、どうも普通じゃない感じ…。逆転無罪にするのか? 次回期日は…。

 これ以上、ムリはできないので、昼前に退庁(笑)。
 帰りの電車内で、私としては珍しく、携帯電話でニュースを見た。そしたらっ、小川正持裁判長の東京高裁・第4刑事部が、ゴビンダさんの再審開始を決定し、なんとっ、あろうことかっ(※)、刑の執行停止まで認めちゃったというsign03 小川さん、あんた、俺に黙ってそんなことをやってのけてたのっsign03

※ ゴビンダさんは一審無罪。いったん起訴を決めたからには七転八倒、「有罪じゃなきゃヤダヤダーっ」と子どものようにひっくり返ってわめく(ように私には見えるcoldsweats01)検察が、ゴビンダさんの勾留を請求。その請求を認めた裁判長(タカギさんといったっけ)が二審の裁判長をやり、ささっと逆転有罪にした、そんな経緯があるのだ。

 袴田巌さんを救う会の「キラキラ星通信」第77号に、布川事件の杉山卓男さんのこんな話が載ってる。

「東京高裁では刑事四部というのが一番いい裁判官がいるところなんです。」

 私のデータでは、2011年から小川正持さんの名が東京高裁にある…。

 そのほか詳しいことはメルマガで。早く書かないとヤバイのでsign01

懸賞金1000万円争奪戦!

 「高橋容疑者の情報提供ビラ、埼玉県内各署に手配」と6月6日付け産経新聞。懸賞金1000万円の争奪戦が始まった! 「指定暴力団」が裏街道の情報網を駆使し、容疑者を捕まえた場合、懸賞金はどうなるのか。「指定暴力団」ゆえに支払われないというなら、容疑者を警察に渡さず、「オウムの闇」をぜんぶ白状させ、そのネタをもとに10億も20億も稼ぐ? 恐喝はマズイので、唐獅子出版で「衝撃告白本」にまとめ、売り出す? もしかしてそのほうが警察に捕まるよりも社会にとって有益かも。

 とかちらっと妄想しつつ、雑誌原稿と裁判傍聴とメルマガ「裁判傍聴バカ一代」であっぷあっぷ、ブログのほうはご無沙汰してしまった。まだまだ急ぎ書かなきゃいけない原稿もメルマガもあり、傍聴しなきゃいけない裁判もあり…。ごめんね~。shock

 あそうそう、黒木昭雄さんの遺作、風変わりなタイトルの小説、『神様でも間違う』が予約受付開始となった。これは相当面白いらしい。私は直ちに予約したよ~sign01

2012年6月 3日 (日)

裁判員制度と掛けて原発と解く、そのこころは

 6月4日(月)、あの事件の控訴審第1回が東京高裁へ出てくる。抽選の傍聴券をゲットするためにマスコミが、あるいはゲットした傍聴券をマスコミに売る業者が、大量動員し、例によって「×××人が傍聴券を求めて並んだ。こんなにも国民の関心が高い!」とか報じるんだろうか。

 以下は5月24日付け産経新聞の一部。

【主張】裁判員3年 よりよい制度に見直しを
 裁判員制度の施行から3年がたった。国民の司法参加は、予想を超える速度で定着しているようにみえる。勤勉で真面目な国民性が制度を支えているといえるだろう。

 おいおい、国のアンケート調査によっても、国民の84%だかは嫌がってるっちゅうじゃないか。最新の『週刊プレイボーイ』、「裁判員制度ってホントに必要なのか?」という記事で、ジャーナリスト・西島博之さんがこう書いてる。

 さらに、ある裁判員裁判では、呼出状が送られた100人近い候補者のうち、選任手続きの日に出頭したのがたった18人。このうち9人の辞退が認められ、残る9人全員が裁判員6人、補充裁判員3人に選ばれた裁判も…

 「制度を支えている」のはマスコミというべきなんじゃないの?
 はい、ここで整いましたっ。裁判員制度と掛けて原発と解く。そのこころは、どちらも国策をマスコミが後押しします。うむぅ、ストレートすぎて駄作ですか。crying

 とにかくね、私はどうしても分からない。2つだけ挙げるなら…。

 「国民の常識を司法に反映させる」っていうけど、司法に反映させたい「国民の常識」って、具体的にどういうものなの?

 その「常識」を反映させるために、国民(統計上少なくとも8割程度は傍聴経験すらなし)をいきなり裁判官の隣に座らせる以外に、どんな方法が検討されたの?

 “3年目の見直し”では、覚せい剤の密輸が裁判員裁判対象事件から外されるだろうと私は想像する。
 ただし、結果として裁判員になっちゃうような国民の特徴・傾向を分析し、国策として有罪にすべき事件の多数決を確実に有罪にする方法が確立したなら、外さないほうが良い、と国家は考えるだろう。

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