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2012年7月19日 (木)

「国民の意見を聞く」というウソ

 何を言ってんだか、と思う。たとえば、以下は7月18日付け読売新聞。

聴取会で中部電課長発言、抗議470件…謝罪
 中部電力は18日、名古屋市で16日に開催された中長期的なエネルギー政策に関する政府主催の意見聴取会で男性課長(46)が発言した内容について、同社のホームページに、「福島第一原子力発電所事故の被災者の方々のお気持ちを傷つけるような不適切な発言があったことに関して、深くお詫わび申し上げます」とした謝罪文を掲載した。
 同社には18日までに電話やメールなどで「電力会社の社員は利害当事者だから、一般国民の意見を聞く場に出るべきではない」などの抗議が約470件あったという。
 同社は「社員の個人的、自主的な参加であるが、指摘は重大であり、真摯しんしに受け止める」とのコメントを出した。

 中部電力の「男性課長」の発言てのは、17日付け同紙にあるこれかな。

 中電の課長は「中部電力社員です。個人として意見を述べたい」とした上で、「福島原発事故では放射能の直接的な影響で死亡した人はいない。5年、10年たっても状況は変わらない」と原発の必要性を訴えた。

 5年、10年たち、疫学的に放射能の影響によるとしか考えられない癌の多発があっても、電力会社は絶対に認めないだろう。徹底的に争い、裁判所は、「癌細胞を子細に検討した結果、被告電力会社のロゴマークが認められない。よって…」とか何とか、被害者・遺族らの訴えを棄却するだろう。
 その確固たる自信が「男性課長」の発言にはっきり見えて、興味深い。

 何を言ってんだか、と私が思うのは、「意見聴取会」があたかも、原発を今後どうするか決めるにあたり国民の声を反映させる手続きであるかに報じてる点だ。
 バカじゃないの? そんなもの、昔から、国(私が思うに有機官僚体とでもいうべき一種の意思)がやりたいことをやるとき、広く国民の声を聞きましたよという形をつくるための装置でしかない。裁判員制度を始めるときだって、その手のヤラセがあった。
 一般国民が「知らなかった!」と怒るのは仕方ないとしても、報道機関が知らないふりを装うのは、悪質だと思う。

 国家戦略室なるもののサイトに、「「エネルギー・環境に関する選択肢」に対する御意見の募集(パブリックコメント)について」というのがある。締切りは8月12日だそうだ。
 電力会社、原子力村の人たちが、もうがんがん「御意見」を送ってるだろう。
 夏の節電も、
「みんなで節電を頑張った結果、原発ナシでもやっていけることがわかりました」
 となっては大変っsign01 彼らは必死に浪電(浪費の浪)、蕩電(蕩尽の蕩)をやるだろう。

 つーことで、ああっ、もう裁判所へ出かけねばsign01 今日はアレがあるのだ。詳しくはあとでメルマガでっ。

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コメント

電力会社の社員だって国民のはずだが。
彼らの意見は国民の意見ではないらしい。

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