公園にゴミを捨てる女子高生を見たら廃棄物処理法違反で110番通報せよ?
ごみ散らかす女子高生らにナイフ…釈放後も公園掃除を続ける男の胸の内
東京都西東京市で8月、公園でごみを散らかしていた女子高生に腹を立て、ナイフを見せて脅したとして無職の男(60)が警視庁田無署に逮捕された。その後、釈放された男は取材に対し「一晩中夜遊びし、ごみを散らかす子供たちを注意したかった」と動機を説明した。近隣住民によると、実際に、夜遅くに騒いでごみを放置していく若者たちは、地域の迷惑の種になっていたという。ナイフを取り出す行為は決して許されない。しかし、周囲に迷惑をかけていた若者の側には非はなかったのだろうか。(大島悠亮)
と9月9日付け産経新聞、のリード部分。「公園でごみ散らかした女子高生に立腹 ナイフ見せた男逮捕」という8月28日付けの“通常の記事”の続報だ。
続報のほうが断然いい 28日付けの記事、つまり警察発表の短報は不要と思う。
しかしっ、事件報道の99%は警察発表の短報なのである。
当社は、従来の事件報道、すなわち警察発表の短報、垂れ流しはヤメました。そういうのは他社がネットに出したもので存分にご覧下さい。
当社は、その事件、また警察が発表しない事件について、現場へ足を運び、当事者等に話を聞き、掘り下げて記事にします。
最初にどの社が、そのような方向転換、重大発表するのか。遅れた社は滅びるしかない…のではないか。
ちなみに、上掲事件の男性はどうすればよかったのか。
普通に話してもどうにならないと思える状況なら、地元の任侠の親分のとこの誰かに会ったとき、そんな話をして、「分かりました。うちの若い者もそのボランティアに参加させましょう」とか…とはシカシ、現在は、いかない。
任侠関係はすべて「暴力団」との警察造語でくくり、村八分を強いる世の中なのだ。
男性が当該公園でラジオ体操をしようとしていたところへ田無署の制服警察官数人が来たんだという。その女子高生ら、またその父兄等が、田無署へ被害申告をしたんだろう。
これに対抗するには、男性のほうは、ナイフを出さずに、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反」を現認したとして110番通報を…。
以下、同法より。
(投棄禁止)
第十六条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。第二十五条 次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
(中略)
十四 第十六条の規定に違反して、廃棄物を捨てた者
(後略)
そういう世の中になったのだ。つかそういう世の中を警察がつくろうとしている、というべきなのか。なんか不十分な言い方だけど、ま、とりあえず。
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