フォト
2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« 事件本体に近い、7人目の被告人! | トップページ | ティーンはあまりティンコを出さないようだ »

2012年11月13日 (火)

検察官も裁判官もぶっちゃけ卑怯者

 事件数で3840件ほど、主に刑事裁判を傍聴してきた。
 自白事件には、パターンというかお約束がある。

(1)原因を分析しての反省
 ただ「反省しました」と言ってもダメ。どこに原因があったのか、自ら分析しなければならない。そうして、二度としないことを何度も誓わねばならない。
 以前にも同じ犯行をやってる場合、以前の反省と今回の反省はどこがどう違うのか、検察官、裁判官から必ず訊かれる。

(2)適切な監督者
 本人独りが誓ってもダメ。家族、上司など、本人の日常を見張り、盗むな、痴漢するな、交通違反をするなと365日言い続け、持ち物等の検閲、外出時の随行、尾行をして再犯を防ぐ監督者の存在を検察官は求める。

(3)被害弁償
 刑事裁判のひとつの大きな役割は、判決までに被害弁償を、示談をさせ、被害者の宥恕(ゆうじょ。寛大な心での許し)を得させることにあるといえる。
 被害者が面会を拒んでも、何度でも被害者宅へ行かねばならない。謝罪文を何通も送付しなければならない。被害者が賠償金を受け取らないなら、供託なり贖罪寄付なりをしなければならない。交通事故の場合、保険金のほかに、自腹で高額の見舞金を出すべし。

 以上3つ、程度の差はあるが、決まりのパターンだ。
 否認すれば、たとえ真実は無実でも、「不自然、不合理な弁解を弄し、自らの罪に向き合わず、反省の情は皆無である」として、相場的には執行猶予のところ、実刑とされることもある。

 これを、再審で無罪になった事件、について見てみよう。
 無罪の証拠を隠して有罪に仕立て上げ、新証拠を突きつけられても七転八倒、抵抗した検察、その抵抗をやすやすと認めて再審請求を退け続けてきた裁判所は、以上3つのうち何ひとつ行わない。

 真摯な反省がなく、適切な監督者はおらず、被害感情は峻烈である。再犯は必至であり、もはや社会内での更生には期待できない。矯正施設への長期間の収容が不可欠…。

 しかし検察官は、日々の刑事裁判で、手錠・腰縄で引き出された被告人に対し、上記3つを、偉そうに正義ぶって言い立て続ける。
 白々しいというか、私は傍聴席で嫌~な気分になるのである。自分が絶対しないことを、他人に対し偉そうに強いる者を、日本語では卑怯者というんじゃなかったっけ? と布川事件の国賠提訴を見て思った次第。

« 事件本体に近い、7人目の被告人! | トップページ | ティーンはあまりティンコを出さないようだ »

日記」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。