検察が控訴すれば逆転有罪が8割って!
以下はメルマガ「裁判傍聴バカ一代」第1011号の編集後記より。一部加筆。
国会図書館へ行けば『検察統計年報』として各年分厚い1冊にまとまってるものが、ネットではばらばらになってるのを拾い集めるような形になる。
昨夜、久々に、冊子だと冒頭部分にある「結果の概要」(2011年、これが最新)を見てみた、プリントアウトして。
その「8 検察官の上訴」、おっもしろいょ~!
要するに、原判決(つまり簡裁、地裁の通常第一審判決)が無罪で検察官が控訴した40人、どうなったか。
高裁により「原判決破棄、有罪」とされたのは32人(80.0%)、検察の控訴が棄却された(無罪が維持された)のは7人(17.5%)、残る1人(2.5%)は「破棄差戻し・破棄移送」。
原判決が有罪で検察官が控訴した64人、どうなったか。
高裁が原判決を破棄し、刑を重くしてくれたのは35人(54.7%)、刑が同じは5人(7.8%)、刑が軽くなっちゃったのは3人(4.7%)、控訴棄却は8人(12.5%)。
※ 法律適用の誤りなどで原判決を破棄するけれども、新たに言い渡す(自判する)刑は同じ、ということはあるのだ。俺も傍聴したことある。
原判決が無罪と有罪と併せると、検察控訴は104人、うち控訴棄却はたったの15人(14.4%)っ!
被告人、弁護人からの控訴は、ほっとんど棄却、原判決後の情状で刑が軽くなるのはぽつぽつあるけど、逆転無罪は希有。
それと比べると、ひぃ~! である。
待て待て、被告人側からの控訴はやたら多いんだから、単純に比較すんな? いや、原判決ってほぼぜんぶ有罪なわけじゃん。無罪は年間数十件。
つまり、被告人側が一審有罪に対しやたら控訴するように、検察は一審無罪に対しやたら控訴してるわけじゃん。
そもそも無罪が希有なうえに、逆転有罪率は8割、やっぱすんごぃよね。刑事裁判は、検察側に傾いて傾いて、もうほとんど倒れちゃってるピサの斜塔…。
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