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2013年3月27日 (水)

国家が推し進める「司法改革」とは

 裁判所の廊下で、いつもお世話になってるマニア氏が言うのだった。

「■■■■さん、逮捕されましたよ」
「ええっsign02

 ■■■■さんとは、昨年10月から今年1月にかけて東京地裁の「公務執行妨害、傷害」の被告人だった男性だ。
 第1回公判は10月12日。事件番号が若く、新件で10時~17時という時間の取り方だったので、ちょと気になって途中から傍聴してみた。そしたら最高裁第三小法廷を舞台とする事件でびっくり。メルマガ「裁判傍聴バカ一代」の第872号「ちゃんと裁判せねば首をへし折ってやる!」でレポートした。
 判決(たぶん第4回)は1月18日。いやはや、ちょっと考えられないようなすごい事件なのだと分かった。同第968号「欺?(ぎもう)手段により判決を取得?」でレポートした。

 その■■■■さんが逮捕されたsign02 後日、マニア氏から新聞の切り抜きをいただいた。記事中の文言で検索すると、こんなヒットがあった。

裁判資料ネットで公開し、逮捕
産経新聞 3月8日(金)7時55分配信
 裁判のために開示された捜査資料をインターネット上で公開したとして、東京地検公判部は7日、刑事訴訟法違反(開示証拠の目的外使用)の疑いで、愛知県江南市、会社役員、■■■■容疑者(47)を逮捕。山本容疑者は開示された実況見分時の写真などの捜査資料を動画投稿サイト「YouTube」で公開、不特定多数が閲覧可能な状態にした疑いが持たれている。

 はは~、裁判員制度を目玉に国家が推し進める「司法改革」のひとつ、この規定が牙をむいたんだね。

 被告人又は被告人であつた者が、検察官において被告事件の審理の準備のために閲覧又は謄写の機会を与えた証拠に係る複製等を、前条第一項各号に掲げる手続又はその準備に使用する目的以外の目的で、人に交付し、又は提示し、若しくは電気通信回線を通じて提供したときは、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。 ※刑事訴訟法第281条の5第1項

 検察が証拠として出したものを、裁判の場以外での論評や報道や検証に使えば、逮捕されるんである。
 オービス事件の被告人だったドライバーから検察書証のコピーをもらい、俺が雑誌に記事を書けば、ドライバーは逮捕される。そしてきっと、「今井さんから要求されて渡しました」という調書を取られ、俺は教唆犯として逮捕されるだろう。
 国家が推し進める「司法改革」とはこういうものなのだと、だーれも知らないんじゃないかな。

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