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2013年7月の11件の記事

2013年7月31日 (水)

紀伊国屋書店の電子書籍を不正アプリで詐取した事件、続々と!

 以下は7月31日付け産経ニュース。

不正アプリで電子書籍ダウンロード 少年ら2人逮捕
 不正アプリなどが使われ、紀伊国屋書店(東京都目黒区)のインターネットサイトから電子書籍がだまし取られた事件で、警視庁サイバー犯罪対策課は、電子計算機詐欺容疑で、千葉県習志野市の少年(19)と、市川市■■、衣料品会社社長、■■■■容疑者(43)を逮捕した。
 逮捕容疑は、不正アプリで同社の電子決済システム上で代金を支払ったように見せかけるなどし、昨年8~11月、少年は電子書籍2588点(約140万円相当)、■■容疑者は554点(同46万円相当)を無料で、タブレット端末「iPad(アイパッド)」などに不正にダウンロードしたとしている。
 同様の手口はネット上で拡散。同6~11月に計約2170万円分の電子書籍が不正にダウンロードされており、今年6月に長崎県と大阪府の男2人が逮捕、起訴されている。

 そのうち「長崎県」の「男」の「電子計算機使用詐欺」を30日は傍聴した。
 不正アプリはもちろん、それをダウンロードするための不正アプリに、セキュリティを外すためのアプリ、あらゆるものがネット上に公開されており、被告人はそれらを次々ダウンロードして…というところに俺はぶったまげたね。

 あと、その被告人が不正にダウンロードした電子書籍176点のひとつとして検察官が、裁判員制度に反対する本を挙げたことにも、びっくり。なんでまた、よりによってそんな本を! 検察官、腹に一物、背に荷物?

 
 31日は、交通取締りの警察官に大型スクーターで突っ込んだ、と報じられた事件(テレビ報道あり)を傍聴した。
 ありがちなやんちゃ男かと思いきや、俺なんか尊敬したくなる人物なのだった。なのに検察官(若い女性)は、あたかも昔の駐禁取締りの婦警(女性警察官)のように、くだらないことを偉そうに突っ込み…俺はムカついたょ。

 明日は、絶対見逃せないあの事件が出てくるっ! メルマガ、お楽しみにっ!

2013年7月30日 (火)

強姦から女のストーカーへ傍聴人大移動!

 俺の執筆、発信活動は今やすっかりメルマガ「裁判傍聴バカ一代」(月、火、木、金の発行で月105円)が中心になってる。おかげさまで好評をいただき、発行部数はもうすぐ“ある大台”を超える。ありがたいことです。

 今、購読登録すると、7月1日から29日までの既発行号がどどっと送信される。それから30日の発行号が送信される。
 そこまでは無料。登録解除しなければ、8月以降の号も送信され、8月分から月105円が課金される、という段取りになってます。 

第1123号 「じゃあ不定がいいだろう」で2カ月勾留!
第1122号 殺人で逮捕、傷害ですらなく暴行で起訴って
第1121号 痴漢冤罪、逆転無罪、その理由にびっくり!
第1120号 小指欠損50代男性によるストーカー行為とは
第1119号 高校入学直前の少年をわいせつ誘拐って
第1118号 自称柔道6段、男女児7人にわいせつ行為
第1117号 長野の保育園突っ込み、逆転実刑判決!
第1116号 あまりに不自然、不合理というほかない
第1115号 ホンダの期間工、挑発にのって頭突きを?
第1114号 盗撮目的、女子トイレ侵入、偽装カメラとは
第1113号 女ストーカー、幸せな結婚をするのが夢だから
第1112号 強姦から女のストーカーへ傍聴人大移動!
第1111号 死傷事故の被告人に裁判官が勧めた小説は
第1110号 シャブ密輸、原審無罪、なぜ弁護人が控訴?
第1109号 裁判所は治外法権、証拠隠しも自由自在
第1108号 棄却判決に被告人大暴れ、刑務官が制圧!
第1107号 成年後見人が9千万円横領、でもそれって!

 第1112号の強姦(住居侵入、強姦)は、進行中の裁判員裁判「住居侵入、強姦致傷、強姦」の区分審理の部分判決だ。そういう判決はどう言い渡されるのか、その興味だけで傍聴してみたわけ。

 ちなみに第1112号のストーカーと第1113号のストーカーは別の事件だ。つまり7月は東京地裁の法廷へ3件もストーカーが出てきたのだ。今週も1件出てくる。
 これは多い。たまたま偶然に続いたのか、あるいは、ストーカーが増えてるのか、ストーカーをどんどん起訴する方向へ、警察、検察が舵を切ったのか。
 そういえば、元彼女に強酸性の液体をだぼだぼかけた「傷害」(第1086号)も、ストーカー的な事件だった…。

2013年7月29日 (月)

丸美屋の七味芳香の麻婆豆腐の素は秘密アイテム?

 俺の「虚偽記者席訴訟」、鹿砦社通信の「東京地裁の「虚偽記者席」問題でジャーナリストが国を提訴」、ガジェット通信の 「【ここは法廷だゼ!】裁判所に“虚偽記者席”が存在する? 記者席を巡って民事裁判スタート」などで取り上げていただいてる、ありがとございます~!

 要するに、「報道記者席」だと嘘で騙して空席を設ける(一般国民の傍聴を妨害する)のはダメでしょ、という俺の主張に対し、国側は、法令上も判例上も違法はないのでOK、と主張してる。
 無罪の証拠を隠して有罪にするのは違法じゃないからOKってのと同じ。脱法ハーブならぬ脱法司法っ。

 運転免許の行政処分の取消訴訟で、運転者が勝った裁判がある(メルマガ第922号、第1025号、第1112号)。その運転者の書面を参考に、俺は最終的な主張をした。
 判決は10月1日。楽しみだ~。

 ところで諸君、これはいったいどういうことなんだろ! レトルトの麻婆豆腐の素、丸美屋の製品で、添付の片栗粉を水で溶かなくていいやつ(「七味芳香」とあるやつ)、それが非常に旨くて便利なんだけど、スーパーの店頭には滅多に出てこないんだよね。

 その七味芳香の麻婆豆腐の素が、なんと先日、某ドラグストアで、1パック98円だった! 俺は7パックも買ったよ! ←10パック買えない貧乏根性(笑)

 そして今夜、新鮮な茄子3本と、ややくたびれたねぎ3本と、ひき肉とを炒め、何ヶ月か前に買ってあった、やはり七味芳香の麻婆茄子の素で仕上げて食った。もう、旨くてたまんねっす!
 幸せとは、こんなとこにあるんだね~、と。

2013年7月27日 (土)

判決を前に一家心中、可愛そうすぎる!

 以下は25日付け読売新聞の一部。

小2道連れに夫婦心中か…詐欺罪の公判出廷せず
 24日午後9時50分頃、名古屋市北区のマンション7階の一室から異臭がするのに、この部屋を訪れた愛知県警熱田署員が気づき、消防に通報した。
 玄関が施錠されていたため、消防隊員がベランダの窓を割って室内に入り、浴室でこの部屋に住む男(39)と妻(38)、小学2年の長男(7)が死亡しているのを見つけた。硫化水素が検知され、県警は無理心中の可能性があるとみて捜査している。
 発表などによると、3人に目立った外傷や着衣の乱れはなく、室内に荒らされた様子もなかった。浴室に目張りがされていたが、遺書は見つかっていない。夫婦は架空名義の預金口座を開設したなどとして詐欺罪などで起訴され、24日午後に判決予定だったが、2人が出廷しなかったため開廷されず、熱田署員が確認のため訪れたという。

 「詐欺など」の「など」が、その口座開設に係る書類的なことにすぎず、それだけの事件で、かつ、執行猶予中じゃない、とかであれば、鉄板で執行猶予判決だったろう。

 だが、執行猶予が鉄板あればあるほど、いわばお灸をすえようと、法廷で被告人をガンガン責めることがある。
 俺みたいな裁判傍聴師は、裁判官、検察官がガンガン責めるのを見ると、あぁ、これは執行猶予なんだな、と思う。けど、普通の生活者である被告人はそうじゃないでしょ。

 重い実刑を言い渡されるに違いない、父母がそろって刑務所行きでは子どもが可愛そう…。そんなふうに絶望した結果の心中なら、あまりにも悲しすぎる!

 うまく言えませんけど、裁判の実態乃至真実を伝える裁判傍聴師、社会的に必要な役割なんだろうと思う。

 25日(木)は、痴漢冤罪の逆転無罪を傍聴した。なんと、原審裁判官が被害女性に対し「典型的な誘導尋問」をやって有罪にしたと、厳しく断罪する逆転判決だった。
 もうちょっと穏便な言い方もあったろうに、なんでそこまで厳しく言ったのか。じつは原審裁判官ってのは、あの人だったんだね~。詳しくはメルマガ第1121号「痴漢冤罪、逆転無罪、その理由にびっくり!」に書いた。

 26日(金)は、殺人で逮捕された(そう実名報道された)人が、傷害致死でもなく、傷害ですらなく、なんと「暴行」で起訴された事件を傍聴した。
 その共犯者(実質的な殺害を行ったとされる人物)は、これからどんな事件名で法廷へ出てくるのか、こないのか。第1122号「殺人で逮捕、傷害ですらなく暴行で起訴って」に書いた。

 俺のメルマガは、今んとこ、クレジットカードの番号を入力しないと購読できない。そこに抵抗を感じて…という方がたくさんおいでかと思う。
 俺も大いに抵抗を感じるんだけど、入力して購読してる。読者諸兄へどんな形で送信されてるのか、知っておかねばならないから。
 他に2つの大手業者との契約にもクレジットカード番号を、やむなく入力してる。
 情報を抜かれても特段の被害を被らないカード、そういうのが必要なのかもねぇ。

2013年7月23日 (火)

傍聴師の名称を用いて裁判傍聴の業務に従事することができる者として…

 交通違反がらみのストーカー事件とか、十分傍聴した、もう帰ろう、と外に出たら突然の雷雨。地下鉄の入り口へ行くまでにずぶ濡れになりそう。

 しょーがなくなく戻った裁判所で、偶然たまたま、たぶんオウム真理教がらみの民事裁判に遭遇。何度も名前が出てた、裁判所からの送達が届かない人物って、もしや…

※追記: 帰宅後、ネット検索してみた。ごめんなさい、「オウム」とは別の宗教団体の事件らしい。そしてっ! その弁論の中に出てきた名前でも検索してみたところ、ええっ、あの事件の? 詳しくはメルマガ第1120号の編集後記に。

 帰宅して、冷蔵庫の野菜室の奥に眠ってたゴボウで、きんぴらに挑戦してみた。そこそこ大成功。

※追記: 一気に3分の2ほど食べてしまい、残りを冷蔵庫に入れて今夜(24日夜)食べたところ、旨いのなんの。俺は天才だね。「きんぴら傍聴師」を名乗ろうか(笑)。

 それを酒肴に焼酎を飲みつつパソコンを開いたら、先日原稿を書かせてもらった「なるほどまぐR(リターンズ)」が届いてた。

 今年4月に誕生した新しい資格「裁判傍聴師」がオススメだ。傍聴師の名称を用いて裁判傍聴の業務に従事することができる者として、都道府県知事の免許を受けた者をいう。裁判員は、あれはいわば“お客様”だが、傍聴師はそうじゃない。司法の監視者として傍聴し、必要があると認めるときは裁判所、検察庁、弁護士会に対し…

 俺はうまいこと書くね~。自画自賛? 自画自賛できないような原稿を書くもの書きはダメなんだよ。
 自画自賛できない日々を送るのもダメ? うーん、そこを突っ込まれると困ってしまう(笑)。

 困ったときは、とっとと寝よう。早起きして、まずはメルマガを書き、それから…。

 あそうそう、拙著『なんでこれが交通違反なの!?』は、おかげさまで増刷になるという。そんじゃあと、データ等をぜんぶ更新することにしたところ、その作業で日曜と月曜を費やしてしまった。
 同書は、交通違反関係のマニアックデータが詰まった本なのだな…てゆっかその前に、今日傍聴したオービス事件、2件とも、拙著をお読みいただいてたら、そんなことにはならなかったろうに。残念だ…。

 

2013年7月21日 (日)

タブーの「未決算入」が報道された!

 非常に珍しい報道だ! 以下は7月19日付け毎日新聞、大阪版の夕刊だそうだ。

神戸地裁尼崎支部:未勾留の男刑期、誤って20日引く
 神戸地裁尼崎支部の男性裁判官が、身柄を拘束されていない被告に懲役1年の判決を言い渡す際、誤って未決勾留日数20日を刑期から差し引いていたことが分かった。身柄を拘束されていた、と裁判官が勘違いしていたことが原因。神戸地検尼崎支部は「判決は法令違反」として大阪高裁に18日付で控訴した。
 未決勾留日数は、逮捕から判決確定までの勾留期間。裁判所は、この期間を刑に服したものとして刑期から差し引くことができる。
 兵庫県西宮市の無職の男(66)は昨年11月23日、同県尼崎市内のスーパーで、みかんなど2点(566円相当)を万引きしたとして任意の取り調べを受け、今年5月16日、窃盗罪で神戸地検尼崎支部に在宅起訴された。この間、男は身柄を拘束されなかった。
 しかし、今月5日、男に懲役1年(求刑・懲役1年2月)の判決を言い渡した際、裁判官は未決勾留日数20日を刑に算入するとした。閉廷後に地検が誤りに気付いた。【道下寛子】

 何が非常に珍しいのか。それは、未決算入に言及した点だ。
 たとえば、「懲役10月、未決200日算入」だと、実際の刑期は3カ月弱。また、特に控訴審では、一審の刑は重過ぎるとき、しかし破棄せず、未決算入を多めにとるってことは普通にある。
 しかし大手新聞・テレビは、未決算入には絶対に触れない。タブーであるかのように。
 ところが今回…そこが非常に珍しいのだ。

 そんなミス、東京地裁で勤務する裁判官は、絶対しないと思う。有罪無罪の認定は有罪方向にゆるくても、法律上の誤りの絶無を期するのが絶対要件、と傍聴していて感じられる。

 7月5日は金曜。裁判所の、今年4月1日付けと称するサイトでは、尼崎支部で金曜に開廷するのは飯畑正一郎裁判官。e法規の経歴を見ると完全に“西の人”。
 だからこんなミスをするとは言えない(飯畑正一郎裁判官とも断言できない)んだけども、想像するに、被告人が例の官給品のジャージを着てたりして、身柄(拘留中)と思い込んじゃったんですかね~。
 どんな理由が推認できるか、それは、同種事件、またその裁判官の事件を多く傍聴してきた熟練の傍聴師でないと言えないでしょ。

 尼崎支部、俺は行ったことがない。行きたいなぁ。
 メルマガの発行部数がもっと増えたら(=生活費&旅費等が出るようになったら)、全国津々浦々の裁判所を巡りたい。1カ所につき1カ月くらい滞在して。随時開廷の簡裁もフォローしつつ。

 そうだ、最高裁の広報誌『月刊司法秩序』(そんなの存在するか不知)とかに記事を書くってことで、原稿料&旅費日当をもらってもいいな。最高裁さん、よろしく願いします~。

2013年7月20日 (土)

民主党が政権とった年のNシステムの増え方は尋常じゃないのだ!

 諸君っ! こんなものが出てくるとは、じつは露思ってなかったのだ! 警察庁も今井君をかわいそうに思ってサービスしてくれたのかcrying、Nシステムについて、ひっじょぉっに興味深いデータをもらった。
 詳しくは近々、Nシステムブログに書く予定。

 先にちょっと言っておくと、民主党が政権をとった2009年の、Nの増え方は、尋常じゃないのだ。
 ま、そんなのを見るまでもなく、自民党は国家予算を自党の選挙資金と考えてる政治屋(ずばりそんなことをネットで発表してた議員もいたっけ)であるところ、2009年の政権交代に大ショックを受け、政権を取り戻して以降、国家予算をフルに自党有利に注ぎ込んだはず。今後も注ぎ込み続けるはず。
 
 今回の参院選は自民党の圧勝、今後、過半数をとれなくても、公明党であれどこであれ大臣の椅子が欲しい政党を簡単に味方につけ、やり放題やるだろう。まーちがいないっ。俺はそう見てる。

 結局、民主党は、「国家予算を自党の選挙資金として政権を握り続けることのみを目的とすべし」という認識が薄かった、またはなかったんじゃないの? なーんて、ごめんなさい、野球を知らない者が「なんでホームランを打たないんだ」と文句を言うような戯言(ざれごと)でしたか。

 さぁ、来週は東京地裁が(東京簡裁も東京高裁も)夏休みに入り、弁護士も適宜休みをとり、開廷ががくんと減る。そこへ、夏休みの学生諸君等が押し寄せ、大変なことになるっ! たかが道交法違反でも50人、100人が押し寄せるかもっ!

 なるべく休みたい。わいせつ事件(=超人気事件)や、傍聴券の事件は最初から捨てる。でも、それら以外でどうしても傍聴したい事件が散ってるんだよねぇ。困った…。

 あれ? 今回はメルマガの宣伝をしないのか? えぇ、しないのです。その理由は? もぉう突っ込まないでくださいよ~(笑)。

2013年7月17日 (水)

クレプトマニアで摂食障害の娘さん、原判決破棄、再度の執行猶予!

 これは記しておこう、今日(17日)の夕方、裁判所で密かに具合が悪くなった。頭痛とか吐き気とかじゃなく、なんだろ、生命力が失われてるような感覚。気を抜けば崩れ落ちそうな感覚。
 朝10時から、前回も前々回も被告人が不出頭で流れた「道路交通法違」の新件。夕方の最後は、16時30分からの、これは絶対見届けねばならない「刑事訴訟法違反」の審理。
 今日は、若い女の子(清楚なセーラー服を含む)がやたら多かった。半そでワイシャツに黒ズボンの団体もいた。その動きを予想しつつ、濃ゆいのを次々傍聴する、疲れるわ~。

 そんな中で、いちばんショッキングだったのは、クレプトマニアで摂食障害の若い女性の「窃盗」(万引き)の控訴審判決か。
 なんと、原判決破棄、再度の執行猶予! その理由を聞いて、あまりの真っ当さに驚いた。同様の事件を担当する弁護人には、大いに役立つだろう。
 でも、それゆえ、検察官が控訴すれば最高裁は逆転有罪にするかも

 今夜はもう寝よう。
 じつはここ数日、24時前に寝てるのだ。21時過ぎに寝たこともある。子どもかよっ(笑)。
 そんで早起きしてメルマガを書き、朝6時前には朝食(野菜スープと納豆と青リンゴ半分)を食べてるから、10時頃には猛烈に腹がへり…。

 そんな話はいいや。来週から裁判所は夏休みの時期に入る。すなわち、8月末まで“半分”ずつ20日間の休暇を取るんである。開廷が半分に減るんである。
 そこへ、夏休みの学生諸君がどどっと押し寄せる! 東京地裁、恐怖の夏休み、血みどろ傍聴席争奪戦争が、また始まるのであるっ!
 今年こそっ、マジ血みどろの修羅場が出現するかも。それを目撃するために、俺は毎日通うのだ? いやいやそんな、勘弁してくださいょ(笑)。

 拙著『なんでこれが交通違反なの!?』は地道に売れ続け、増刷になるらしい。ありがとございまーす!

2013年7月11日 (木)

死傷事故の被告人に裁判官が勧めた小説は

 俺が原告の「虚偽記者席訴訟」、次回弁論は16日(火)。その1週間前の9日(火)までに、被告の主張に対する俺の主張(準備書面)を出すことになってる…。
 ところがっ、雑誌の連載原稿2本に手間取ったうえ、単発の頼まれ原稿が、ギャラあり2本、ギャラなし2本、合計4本あり、ひぃーっ。

 10日(水)、書記官のとこへ行お詫びに行った。12日(金)には必ず出しますからと再度約束してきた。
 そんなに切羽詰ってるのに、なんで裁判所へ行ったのか? どうしても傍聴しなければならぬ事件が2つあったのだ。

 1つは、「強姦致傷等」の被告人の部分判決。

裁判官 「主文、被告人を有罪とする」

 それしか言わないと聞いてたが、ほんとにそうなのだった。詳しくはメルマガ第1112号「強姦から女のストーカーへ傍聴人大移動!」に書いた。

 もう1つは、同第1025号「転免許の行政訴訟、原告が勝っちゃった!」でレポートした事件の、控訴審第1回。つまり警察側が控訴したんである。
 警察側が出した書面に対する、被控訴人(無実の違反で捕まったドライバー)が主張をまとめた書面を、見せてもらった。
 がーん! 俺は感動した。こんな書き方があるのかっ! それが影響したとは言い切れないけど、裁判長は…! 詳しくは第1112号の編集後記に。

 現在、11日(木)。夕方にようやく4本目の原稿を送信し、準備書面の作成に取りかかったところ。上記被控訴人の感動の書面を参考に、誠実に簡潔に本質に迫る準備書面を書こうと燃えてます。

 ところで、じつは9日(火)も裁判所へ行った。どうしても見逃せない「自動車運転過失致死傷」の判決があったのだ。
 それは第1111号「死傷事故の被告人に裁判官が勧めた小説は」でレポートした。

 裁判官が被告人に対し、さだまさしさんの『償い』という楽曲について法廷で言及した、という有名な話を聞いたことがおありだろうか。
 9日(火)の裁判では、裁判官が『かあちゃん』という小説に言及する場面があった。是非読んでみようと思った。

 

 右側の本は、10日(水)に裁判所の地下の書店で買った。まさに俺のために出版してくれたような本だ!
 著者の江原伸一さんは、奥付によれば中国管区警察局長。ありがとございまーすっ!

2013年7月 7日 (日)

法廷で無断録音、ネットで公開!

 以下は7日付け朝日新聞の一部。

法廷で無断録音、ネットで公開 再生回数1千回以上
 威力業務妨害事件をめぐる大阪地裁の法廷でのやり取りが無断録音され、動画サイト「ユーチューブ」で半年以上にわたり公開されていることがわかった。録音を原則禁じた裁判所法に触れる疑いがあり、地裁は削除を求めるとみられる。
 無断で録音されたのは、JR西日本への威力業務妨害容疑などで昨年12月に逮捕された男性(40)の勾留を認めた理由について地裁が開示した法廷。男性は東日本大震災による「震災がれき」の大阪市搬入に反対するデモをJR大阪駅構内でしたとされたが、3月に不起訴になっている。
 動画サイトでは、裁判官が「釈放すると共犯者らと口裏合わせをする恐れがある」と勾留の理由を説明したり、男性の弁護人が「罪証隠滅の恐れはなく、勾留を取り消すべきだ」と主張したりする音声が36分ほど公開されている。笑い声やため息も交じっており、傍聴した人物が傍聴席で録音したとみられる。

 「…ことがわかった」って何なの。そのことはすでにどっかで書いたんで措いといて…。

 「勾留を認めた理由について地裁が開示した法廷」ってのは、勾留理由開示の手続きを言うんだろうね。
 勾留理由開示って、被疑者・被告人のお身内・支援者からすれば、きわめて不当なものに見えるはず。でも、ほとんど毎日裁判所へ通い、司法を監視する裁判傍聴師は、そりゃ違うよ、と思う。
 じゃあ何なのか、ちょうどメルマガ第1104号「完全黙秘のおかげで見えた勾留理由の本質」に書いたとこだ。

 で、法廷内での録音。
 たとえば、民事と違って刑事裁判の判決は、判決期日に口頭で言い渡され、後日、被告人または弁護人は判決書きを受け取るわけだが、口頭で言い渡された内容と、重要な部分が異なってることがあるという。
 公判調書や証人尋問調書などが、実際に法廷でやりとりされた内容と違うことがあるという。

 裁判所のほうでは録音してるようだ。
 でも、警察、検察、裁判所が、自らに不利な録音や録画を隠して出さないのは、完全に合法なのである。
 それが良いとか悪いとかは別として、現実に、無罪の証拠を隠して有罪にするのも、完全に合法なのである。

 なわけで、刑事裁判の様子を、国家以外の者が録音することは、許される、つか必要と思う。
 それを公開することは、被告人(勾留理由開示では多くの場合、被疑者)の承諾があって、被害者等のプライバシーに特段の問題がなければ、いいんじゃないか。

 ただ、そういう方向へは絶対いかないでしょ。逆の方向へどんどん進んでるように見える。

2013年7月 4日 (木)

無免許もやるのか、運用面の厳罰化を

 以下は6月8日付け読売新聞、の一部。

無免許運転の罰則を引き上げ…改正道交法成立
 無免許運転の罰則引き上げなどを柱とした改正道路交通法が、7日の衆院本会議で可決、成立した。
 政令などを整備し、半年から2年以内に順次、施行される。
 無免許運転の罰則は現在、「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」だが、改正によって「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」となる。京都府亀岡市で2012年4月、無免許の少年が運転する軽自動車が登校中の児童らの列に突っ込み、10人が死傷した事故を機に、遺族らが厳罰化を求めていた。

 警察庁によると公布は6月14日、施行日はまだ決まってないそうだ。
 現在、普通車の無免許の罰金の相場は20万円。それが30万円になるんだろう。

 酒気帯び運転も、2007年9月19日に厳罰化されて以降、同様に20万円が30万円になった。
 そしてその翌年辺りから、裁判傍聴師である俺はハッキリと気づいた。酒気帯びも無免許も、同種罰金前科2犯くらいで公判請求される(懲役求刑される)のが相場だったのに、酒気帯びだけ、同種罰金前科なしでもイッパツで公判請求の事件が増えたのだ。
 運用面での厳罰化である。
 しかしこのことを国は発表してない。俺だけが言ってるんじゃないかな。
 無免許もまた、運用面の厳罰化をやるのか、やらないのか。改定法の施行から数カ月後には判明するだろう。そういうのを見張るのも裁判傍聴師の役割のひとつだ。

 今回の無免許の厳罰化は、罰則が引き上げられただけじゃない。
 重要なのは、飲酒運転(酒気帯び&酒酔い)と同様、無免許の者への車両提供と、要求依頼同乗の禁止が創設されたことだ(改定法第64条第2項、第3項)。
 改定法が施行されれば、「全国第1号」「本県初」の逮捕が続々と報じられ、罰則の引き上げ以上の効果をあげるだろう。

 飲酒運転で始まったこの「周辺者」の処罰規定、やがて交通違反以外へも広がっていくんじゃないか。

 あと、テレビをちら見してたら、「無免許の罰則は低すぎたんです」と誰かが言ってた。
 でも、飲酒、無免許とあわせて交通三悪に数えられるスピード違反は、「6月以下の懲役又は10万円以下の罰金」にすぎないんですよ。
 スピード違反も、いずれ厳罰化され、周辺者の処罰規定が設けられるのか。

「日本の道路はどこも最高100キロまでしか出せないんです。それなのに180キロまで出せる車を売ること自体、そもそもおかしい。最低限、100キロを超えたら燃料をカットするとか、電気自動車は電圧カットするとか、そんなこと簡単でしょ。なぜやらない」

 
 と言い出す識者、コメンテーターが皆無(=テレビに出演させない)と見込まれたとき、そうなるかもね。

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