判決を前に一家心中、可愛そうすぎる!
以下は25日付け読売新聞の一部。
小2道連れに夫婦心中か…詐欺罪の公判出廷せず
24日午後9時50分頃、名古屋市北区のマンション7階の一室から異臭がするのに、この部屋を訪れた愛知県警熱田署員が気づき、消防に通報した。
玄関が施錠されていたため、消防隊員がベランダの窓を割って室内に入り、浴室でこの部屋に住む男(39)と妻(38)、小学2年の長男(7)が死亡しているのを見つけた。硫化水素が検知され、県警は無理心中の可能性があるとみて捜査している。
発表などによると、3人に目立った外傷や着衣の乱れはなく、室内に荒らされた様子もなかった。浴室に目張りがされていたが、遺書は見つかっていない。夫婦は架空名義の預金口座を開設したなどとして詐欺罪などで起訴され、24日午後に判決予定だったが、2人が出廷しなかったため開廷されず、熱田署員が確認のため訪れたという。
「詐欺など」の「など」が、その口座開設に係る書類的なことにすぎず、それだけの事件で、かつ、執行猶予中じゃない、とかであれば、鉄板で執行猶予判決だったろう。
だが、執行猶予が鉄板あればあるほど、いわばお灸をすえようと、法廷で被告人をガンガン責めることがある。
俺みたいな裁判傍聴師は、裁判官、検察官がガンガン責めるのを見ると、あぁ、これは執行猶予なんだな、と思う。
けど、普通の生活者である被告人はそうじゃないでしょ。
重い実刑を言い渡されるに違いない、父母がそろって刑務所行きでは子どもが可愛そう…。そんなふうに絶望した結果の心中なら、あまりにも悲しすぎる!
うまく言えませんけど、裁判の実態乃至真実を伝える裁判傍聴師、社会的に必要な役割なんだろうと思う。
25日(木)は、痴漢冤罪の逆転無罪を傍聴した。なんと、原審裁判官が被害女性に対し「典型的な誘導尋問」をやって有罪にしたと、厳しく断罪する逆転判決だった。
もうちょっと穏便な言い方もあったろうに、なんでそこまで厳しく言ったのか。
じつは原審裁判官ってのは、あの人だったんだね~。詳しくはメルマガ第1121号「痴漢冤罪、逆転無罪、その理由にびっくり!」に書いた。
26日(金)は、殺人で逮捕された(そう実名報道された)人が、傷害致死でもなく、傷害ですらなく、なんと「暴行」で起訴された事件を傍聴した。
その共犯者(実質的な殺害を行ったとされる人物)は、これからどんな事件名で法廷へ出てくるのか、こないのか。第1122号「殺人で逮捕、傷害ですらなく暴行で起訴って」に書いた。
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