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2013年8月25日 (日)

掌紋の向きじゃない、何かとんでもないデッチ上げが隠されてるな?

 ツイッターで速報したこれ、こっちでも書いとこう。
 以下は8月24日付け河北新報。■部分は今井。

強制わいせつ致傷事件起訴取り消し 掌紋、証拠能力に疑い
 仙台地検が起訴を取り消した強制わいせつ致傷事件で、現場で採取された養殖業■■■■郎被告(33)=宮城県■■市=の掌紋の証拠能力に疑いがあったことが23日、関係者への取材で分かった。掌紋は検察側の有罪立証の有力な証拠とされており、弁護側は「起訴の取り消しに決定的に影響した」と主張している。
 地検によると、被告は2010年11月10日、石巻市内の路上で、女性に暴行してわいせつな行為をし、腰などにけがをさせたとして昨年9月に起訴された。地検は「公判に提出する証拠内容が起訴時点と変わった」などとして今月22日、起訴を取り消した。
 関係者によると、掌紋は路上近くの金属フェンス(高さ約1.5メートル)から採取された。検察側は起訴後、被告の掌紋と一致したとする証拠を弁護側に開示。「被告が事件後にフェンスに手を突いて乗り越え、西から東の方向へ逃げた」との構図を描いたという。
 被告は昨年8月の逮捕段階から無罪を主張し「起訴状で事件があったとされる時は自宅にいた。2日前に現場付近へ行き、フェンスに触った」と説明した。弁護側は掌紋の鑑定を栃木県警鑑識課OBの専門家に依頼した。その結果、掌紋は東から西の方向を指し、検察側の構図と合わないことが分かったという。
 専門家は「掌紋の向きという基本的な間違いはありえない。いいかげんな捜査としか言いようがない」と指摘する。
 検察側は掌紋や事件関係者の証言などを検討し、有罪立証が困難と判断したとみられる。仙台地検は「個別具体的な事件の証拠内容に関わることなので答えられない」と説明する。
 仙台地裁は23日現在、公訴棄却を決定していない。被告はほかに窃盗罪などで計6回起訴されている。

 この報道だけから言わせてもらえば、裁判傍聴師は直ちに思うですょ! 掌紋の向きなんて、なんとでもなるじゃん!

検察官 「フェンス上部に手をかけて登り、それから、いったんフェンスに腰掛ける状態になり、そのとき、手をかけた際の掌紋は消えたのです。腰掛け、手を反対向きして体を支えた、それが、本件で採取された掌紋と認めるのが、論理則、経験則に照らして合理的というべきであります!」

 その検察主張を疑わず有罪にすることは、裁判官にとって朝飯前でしょ。つか、そうやって有罪認定するのが裁判ってものでしょ。

 掌紋の向きが「起訴の取り消しに決定的に影響した」なんて、絶対おかしいと思う、報道を見る限り。

 こりゃあ、弁護人も気づいてない、何か悪質かつずさんなデッチ上げが判明し、起訴を取り消さざるを得なくなったんじゃないの? それを、掌紋の向きという“凡ミス”で隠そうとしてるんじゃないの?

 約4500件を傍聴し、現実の裁判がどういうものか、相当程度分かっていれば、そういう推理にならざるを得ないのである。 

 さて、また立花書房のマニアック書籍をご紹介しよう…と思ったら、今度はアマゾンの管理ページへ入れない。どうなってんのっ?

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