交差点の案内標識、文字はアルファベットでも、中身はばりばり日本語やん
以下は8月20日付けFNNニュースの一部。
外国人観光客増加へ 都内で案内標識を英語表記に切り替える試み
20日から、案内標識のローマ字表記を、英語表記に切り替える試みが始まった。
東京・千代田区で、午後4時55分、標識の張り替え作業が作業員によって行われ、「Roppongi dori(六本木通り)」改め、「Roppongi-dori Ave.」へと生まれ変わった。
20日午後、外国人観光客の増加を目指す日本政府の新たな戦略の一環として、東京都内で、道路案内標識の張り替え作業が行われた。
外国人観光客は「標識が全然ないときがあるから、もっとあれば助かるのに」と話した。
外国人観光客の間には、「日本の案内標識には、英語での説明が少ない」といった不満の声が出ている。
そこで、国会前の交差点にある看板は、現在「Kokkai」とローマ字表記されているが、今後、「The National Diet」と、英語でも意味が通じるものに変わるという。
案内標識に表示されているローマ字読みの部分を、外国人が、より理解しやすいように、英語表記に変更する。
国土交通省と東京都が、20日から始めたこの取り組みについて、外国人観光客からは、「コッカイ? 日本に来た外国人には、何のことかわからないよ」、「コッカイは日本語だけど、(The National Dietは)英語だから、よくわかるよ」といった声が聞かれた。
「Sorikantei」」にある道路案内標識も、ローマ字で、そのまま「Sorikantei」と書かれている。
「総理官邸前」や「国会正門前」など、まずは、国会周辺の案内標識の切り替え作業を順次行い、よりわかりやすい表記へと変えていくという。
俺は都内を運転するとき、案内標識なんてほとんど見ない。見ても、一瞥して漢字表記を(必要最低限の情報を)読み取るだけ。ローマ字表記になんて注意を払ってこなかった。
刑事裁判だと、地検の正義ぶった若い検察官が…。
検察官 「案内標識を見たなら、当然にローマ字表記も目に入ったはず。漢字表記だけしか記憶にないはずがない。ほんとうは案内標識など見てなかったんでしょ!」
とか突っ込みそうなとこだが、人間の認知とはそんなもんなのである。
それでだね、今回のこのニュースに接して、多くの方が思ったんじゃないか。
「Kokkai」と見て「国会(前)」と、また「Sorikantei」と見て「総理官邸(前)」と分かる外国人が、いったいどれほどいるのか。ローマ字表記っていったい何なんだ、と。文字はアルファベットでも、中身はばりばり日本語やん、と。
ローマ字を習うのは小学生のときだっけ。俺が子どもの頃、英語が書けたような気になってうれしく、「baka」とか「unko」とか落書きしたような気がする(笑)。
祖母 「ありゃまぁ、亮一は英語を書けるんかい。ほんに神童やねぇ」
亮一 「えへへ」
なーんてノリで、昔の官僚氏が、従来のローマ字表記をおっぱじめたのかもね。
ま、地方へ行くと、「キソガワ・リバー」とか「ギフ・プリフェクチャー」とか(いずれもローマ字表記が)よくあったけど。
今回、「Kokkai」を「The National Diet」に、というふうに、意味のある表記に直すんだという。
よっくもそんな、先輩官僚の施政を否定するようなことができたもんだなと、俺は大いに感心する。これを発案、決断した官僚氏らには、いちばんおいしい天下り先を、亡くなるまで渡り鳥させてあげたらいいと思う?
え? そんなことしたら、天下り人事全体が狂う? あそっか。なかなか難しいもんですな。
ところで、「国会前」を「kokkai」とローマ字表記するバカらしさ、それと似た感覚を、昨日傍聴した「監禁」で存分に味わった。刑事裁判の1つの最悪の特徴が分かりやすくあらわになったというか。対して、被告人もその妻(情状証人)も、なんて立派なんだ。俺は泣きそうになったょ。
それはこれからメルマガ第1136号に書く。パンツいっちょで汗を拭きふき。
痛風発作は、明日は急速に良くなる予感。久しぶりに靴を履けるかも。
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