特殊詐欺激増の原因は警察による「暴力団」排除かと
2011年7月、ツイッターにこんなことを書いた。
以下是非声に出してお読みを・・・・・泣きのイチロク(懲役1年6月)、猶予がみとせ(3年)/二度としないと誓ったからは/縁を切ります悪仲間/それでは唄って頂きましょう長駅太郎さん/懲役演歌の決定版/涙の保釈金!
今、悪仲間に誘われての犯罪といえば、裁判の傍聴席から見えるのは、ほとんどすべてと言っていいくらい、オレオレの受け子じゃね?
そしてオレオレの受け子は、初犯でも、「イチロク」なんぞじゃ到底済まない。
以下は9月7日付け産経新聞、の一部。
急増する「特殊詐欺」、電話受ければ半数が被害の衝撃実態
【衝撃事件の核心】
架空請求詐欺や還付金詐欺、金融商品取引名目詐欺など、振り込め詐欺のバリエーションともいえる「特殊詐欺」の被害が、今年に入って急増している。電話などを使ったこの手の犯罪は過去に幾つも犯人グループが検挙され、手口もある程度認知されてきたが、それでもだまされる人は後を絶たない。有効な防犯対策はないのだろうか。滋賀では県警が特殊詐欺の不審電話を受けた約100人にアンケートを行ったところ、驚くべき実態が明らかになった。回答者の半数近くが被害に遭い、9割以上が「自分はだまされないと思っていた」と答えるなど、犯罪への意識の低さが浮き彫りになったのだ。結果を受け県警は啓発活動の見直しを迫られている。
俺は傍聴席から思う、被害者の「意識の低さ」を問題にしてるようじゃ、特殊詐欺は栄える一方だなと。オレオレ等は、やり放題だな、ウハウハだな、と。
何が真の問題なのか。突き詰めれば、警察庁のエリート官僚が、ヤクザを暴力団とくくり、あらゆる手段を用いて排除し始めた、そこじゃないのか。
だってそうでしょ、たとえば…。そこんとこ、話せば長くなる。今、チョー忙しいのだ。あとでメルマガで。
来週、警察が言う「特殊詐欺」に含まれてるのかどうか、すっごいのが東京地裁へ出てくる。ちらっと漏らすと、AKB48がらみなのだ。
事件名的には地味だけど、同時刻にわいせつ裁判がない。行き場をなくした男子学生諸君(この次期は男子が多いのね)が押し寄せたらどうしよう。何十分前に何十人の行列ができるか、そんなことばっか俺は気にして…(泣)。
さて、恒例の立花書房シリーズ。
今回ご紹介するのは、『すぐわかる 交通故意・過失犯を逃がさない捜査実務 悪質犯人を斬る! 〔犯罪事実記載例付〕』。
交通事犯の悪質犯人を逃がさないためのポイントを分かりやすく記述。豊富な実務経験に裏打ちされた解説に加え,失敗事例等も紹介するなど,一歩先を行く捜査実務に役立つ。
俺は未読だけど、面白そうじゃないの。でも、アマゾンのアフィリエイトにない。
立花書房のサイトにこう書かれてるんだね。
【警察官専用図書】
・この書籍は書店ではご購入いただけません。
・送付はご所属先のみとなります。
あれ~。しょーがない、あきらめよう。と思わせといて? ヤメてくださいよ~(笑)。
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