自分の裁判、ころっと忘れてすっぽかしたぁっ!
30日(月)、裁判所へ行った。「重過失致死」の新件、やっぱり自転車の事故だった。
そのあと、「覚せい剤取締法違反」の判決を傍聴。いっしょにシャブを使った女性が死亡したという大変な事件なのだ。しかも、犯行場所も被告人の職業も“特別”で…。
帰り際、ほんのちょっと、ちらっと、と覗いた「脅迫」の論告・弁論。たたっ、大変な裁判なのだった。
それが終わって帰りの電車で、俺は傍聴ノートを広げ、今週の傍聴スケジュールを検討した。
2日(水)は、あの事件とあの事件、絶対見逃せない。3日(木)は、メルマガ第1153号「地球上からバカな女がたった1人減っただけ」の共犯者の事件と思われるのがある。これも見逃せない。4日(金)は、あれとあれを傍聴して、午前で終わろうかな…
そうなると、うーむ、今週休めるのは1日(火)だけだな。1日(火)は、どうも気になるあれ(女子トイレ侵入?)があるんだが、あれ1件のために“週5日出勤”はダメだ。強い心を持って、週に少なくとも1日は休まねば! 雑誌の締切原稿にかからねば!
30日(月)の夜、「重過失致死」と「脅迫」をメルマガ第1159号「この事件には深入りしたくないと弁護人!」でレポート。風呂入って寝た。
そして1日(火)、原稿のために資料を読んだりしてると、13時15分頃、ジャーナリスト・片岡健氏から電話あり。今井さん、今日は裁判所へは? と。
がーんっ! 俺はここで気づいた。1日(火)13時10分、俺の「虚偽記者席訴訟」(東京地裁)の判決言渡しだったんだぁっ!
裁判傍聴に必死になっちゃって、自分の裁判のことをころっと忘れ、ぎりぎり気づいて間に合った、やべぇやべぇ、つーことが2度ほどあったが、とうとう完全にころっと忘れてしまった。民事の判決は当事者の出頭を要しないとはいえ、あ~ぁ、ショックですぅ。
判決の主文は、傍聴してくれた片岡健氏から聞いた。請求棄却とのこと。残念ではあるが、1万円の請求が認められなかったこと自体には、そんなに感慨はないの。問題は、判決の理由である。
「報道記者席です」とウソで騙して空席を設け、一般国民の傍聴を妨害すること、それを違法とする法律も判例もないからいいのだ、そもそも国民に傍聴する権利はなく、傍聴させる義務は裁判所にないのだ、という国側の主張に対し、東京地裁は何と言うのか。
2日(水)、上述のとおり必ず裁判所へ行くので、判決書きを受け取り、片岡健氏へはPDFファイルでお送りします、ごめんね~!
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