現代風の軽い切腹?
現代風の軽い切腹、とでもいうものを感じさせる、以下10日付け産経ニュース。
厚労省に刃物男 「仕事がない」と相談に訪れる
10日午後4時50分ごろ、東京都千代田区霞が関の厚生労働省から「刃物を持った男がいる」と110番通報があった。駆けつけた警視庁丸の内署員が同省2階の行政相談室で、刃渡り約15センチの包丁を持っていた男(35)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。けが人はいなかった。
厚労省によると、男は同日午後4時40分ごろに行政相談室を訪れ、「仕事がない」と職員に相談。直後に突然、バックから包丁を取り出し、机に置いたという。職員が包丁を取り上げ、警備室経由で同署に通報した。
逮捕・勾留され、とりあえずいちばん寒い時期を拘置所で暮らし、荒涼省もとえ厚労省のすぐそばの東京簡裁の法廷へ、「銃砲刀剣類所持等取締法違反」の被告人として出てくるんだろうか。
裁判官 「主文、被告人を罰金10万円に処する。未決勾留日数中、その1日を金5千円に換算し、その刑に満つるまで算入する」
もちろん、法廷へ出てこない可能性も小さくないが、2月下旬から3月にかけて、いや念のため2月中旬から、東京簡裁の銃刀法を全部傍聴しようと、こういうニュースを見て裁判傍聴師は直ちに考えるんである。
ところで、メルマガ第1209号「拳銃所持の失踪警察官、もう後戻りできない」の編集後記でお知らせした1月8日(水)13時30分~14時30分、東京地裁711号法廷(20席)の「窃盗」、いやはや予想もつかない理由で無罪だったと、お世話になってるマニア氏から聞いた。俺は見逃した~
来週16日(木)、東京高地簡裁合同庁舎は大変なことになりそうだ。傍聴予定はないが、その大変ぶりを目撃に行かねば 詳しくはメルマガで。
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