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2014年2月13日 (木)

警視が無理やりキスした「知人女性」とは

 「強姦」や「強制わいせつ」、つまり言わばエロ裁判へ、傍聴人は押し寄せる、これは客観的事実だ。
 特に東京地裁の刑事裁判官の、国民に対するイメージに、確実に影響してるんじゃないか。

 

 おれはもうだいぶ前から、エロ裁判を原則捨ててる。なんたって窮屈で暑苦しい法廷は嫌なのだ。
 んがっ、13日(木)、「強制わいせつ」を狙って頑張って傍聴した。開廷前、マニア的に珍事あった(笑)。んなこたどうでもいい、以下は昨年12月6日付け日経新聞の一部。

警視を強制わいせつ容疑で逮捕 警視庁
 知人女性に無理やりキスしたなどとして、警視庁が同庁光が丘署生活安全課長で警視、■■■■容疑者(50)を強制わいせつ容疑で逮捕していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。■■容疑者は逮捕された2日付で警務部付に異動した。■■容疑者は調べに対し、容疑を認めているという。

 これは見逃せないでしょ!
 知人女性? 不思議な感じはあったんだが、裁判では明らかにされた。その女性の調書に、印象的なことがあった。退職金がどういう扱いになるのかも、少し分かった。

 

 言っとくけど、俺の「警察に対する信頼」は、こんな事件では失われないよ。「警察に対する信頼」を決定的に失わせるのは、たとえば袴田事件とか、あれは完全に警察が証拠をデッチ上げ、バカな検察とアホな裁判所の陰に隠れて知らん顔してるケースじゃん。北陵クリニック事件しかり、富山のあの事件しかり、そういうのでこそ深く決定的に失われるのだ、信頼は。

 

 裁判はきびきび進み、判決期日を決めて10時38分閉廷。
 俺は大廊下を南側へ急ぎ、非常階段を駆け下り…。以下は12月21日付け産経ニュースの一部。

アパート侵入容疑で元交際相手の男逮捕 警視庁、ストーカー対策専従班が捜査支援
 警視庁田園調布署は21日までに、20代の女性会社員宅に忍び込んだとして、住居侵入の疑いで元交際相手の住所不定、無職、■■■容疑者(25)を逮捕した。東京都三鷹市で女子高校生が元交際相手に刺殺された事件を受け、警視庁がストーカー対策強化のため発足させた専従チームが捜査を支援した。

 スタートは警視の「強制わいせつ」と同じく10時から。そっちを選んだ以上、こっち(「住居侵入」)はもうダメか、と思ったが、なんとラッキー、まだ被告人質問の途中だった。論告・求刑、最終弁論、最終陳述を経て、直ちに判決…。

 

 「ストーカー野郎をなんでもっと早い段階で何とかできなかったんだ!」との声が強いように思われる。もっと早い段階で何とかした結果がこれ、とは言えるのかな。
 以上2件、メルマガ次号でまとめて書いてしまおうと思う。

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刑事/色情犯」カテゴリの記事

コメント

はるはる 様
 おっしゃること、同感です。
 本件は、警視氏がすぐにちゃんと手当しておけば、こんな事件にならなかった、ようなのです。
 そういうケースって、この事件に限らず、ときどきあります。
 ただ、それは、起訴されて法廷へ出てきたものを傍聴席から見てそう感じるという、いわば後付けのことであって、犯行直後の当人には難しいことだったのかもしれませんが…。
 検察官も裁判官も、後付けの理屈で弾劾する、被告人は平伏すしかない、それが刑事裁判です。

この事件の詳細は、阿曾山氏の傍聴記で判りましたが、相手の女性、同じ光が丘署の部下だったのですね。髪の毛つかんで無理やりキス。確かにきもいけど、同じ署内なのだから、被害届け出す前に、なにか対処の仕様がなかったのかなて思います。事件的には、許させないことだけど、この被疑者にも家庭があり子供がいるのなら、停職3ヶ月の後、依頼退職で人生終りじゃあなんかねて感じなんですよ。私的には。今の日本て、叩いて叩いて抹殺しないと気がすまないて人が多数で再生の余地を与えていないようにみえるのですが、そう思うのは私だけなのだろうか。

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