虚偽記者席訴訟、俺は実質的に勝った?
ころっと忘れて昨日の判決期日をすっぽかした「虚偽記者席訴訟」、その判決書き(民事の判決書きは判決期日の時点で出来上がってる)を取りに行くことを、当然ながら(汗)、今日の裁判所への往路の電車内でかみしめた。
んがっ、すぐに青ざめた。どこへ取りに行きゃいいの! 係属部を忘れたぁっ。
「亮ちゃん、お使いに行ってきて」と母親から言われ、「うん、行くっ」と飛び出してから、「どこへお使いに行くんだっけ」となる、それと同じだ。バカ野郎っ。
係属部を、俺はブログで書いた気がする。電車内で、携帯電話でいろいろ検索してみた。が、いわゆるガラケーの検索はパソコンとはぜんぜん違う、分からんっ。
事件係へ行って氏名を告げ、調べてもらうしかないのか。年度末が近い、混んでたらどうしよう。
手帳を見たら、第1回も判決も、開廷は水曜、809号法廷だった。水曜に809号法廷を使う高裁の民事部は? 裁判所に着き、案内板を見てみた。第9民事部だった。
そうして第9民事部へ行ったら、すでに郵送(特別送達)したかも、という。ええ~っ。
いや、ぎりぎり間に合った。何とか判決書きを手にすることができた。
裁判所内の、他に誰もいない待合室で、持参のおにぎり(玄米+白米+大納言小豆。うまくてたまんないんだよぅ)を食べながら、判決書きを読んだ。
うわぉ、びっくりだった。判決主文は控訴棄却、俺の負けなんだけど、こんなあからさまなことってあるのか! 俺は実質的に勝ったと喧伝していいんじゃないの? ごじゃごじゃ法律論を言わず、シンプルに徹した、それが良かったんだなぁ。
あっ、もうメルマガ執筆へ戻らねば! 次号は、刑事裁判のレポートは短めとし、編集後記で「虚偽記者席訴訟」のことを書こうと…。その前に片付けるべき“特定傍聴事務”も多く、俺はもう大変なにょ!
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