シェイキング・ベィビー・シンドローム
以下は今年1月21日付けの時事通信。
2カ月男児揺さぶり重傷=傷害容疑でパキスタン人男逮捕-警視庁
生後2カ月の男児を強く揺さぶるなどして、脳挫傷などの重傷を負わせたとして、警視庁組織犯罪対策2課は21日までに、傷害容疑で、パキスタン国籍の会社員モハメッド・■■■容疑者(29)=東京都葛飾区■■■=を逮捕した。同課によると、「泣いていたのであやしたが、強くは揺さぶっていない」と話しているという。
同課によると、男児はモハメッド容疑者の知人の長男で、重い障害が残る可能性が高いという。同課は強く揺さぶられて脳が傷つく「乳幼児揺さぶられ症候群」の症状とみて調べを進めている。
逮捕容疑は昨年8月4日午後3時~同50分ごろ、江戸川区平井の衣料品店で、男児の体を強く揺さぶるなどの暴行を加え、脳挫傷や硬膜下出血などを負わせた疑い。
うっわぁ、ひっでぇことをやったもんだな、とご記憶の方もおいでだろう。「乳幼児揺さぶられ症候群」、シェイキング・ベィビー・シンドロームというんだそうだ。
これが今日、17日(木)、「傷害」として東京地裁の法廷へ出てきた。
片仮名氏名の「傷害」なんて、東京地裁的にはチョー不人気だろうに、20席の傍聴席は満席! そのほとんどが、被告人を支援するパキスタン、日本の人たちと、捜査側の関係者かと思われた。
俺は早起きして狙って傍聴してきたよっ。
そしたらなんと、報道からは全く想像もできない話が展開されるのだった。現時点での印象は、「警視庁、やっちまったか?」である。急ぎメルマガ次号に書こう、じゃねっ。
帰りは警視庁と警察庁へ寄り、面白データを多数コピーしてきた。メルマガ編集後記のネタが有り過ぎ、困っちゃう。
« スピード違反、究極の騙し討ちとは | トップページ | ますます国民を遠ざける司法 »
「刑事/その他刑事」カテゴリの記事
- 懲役・禁錮刑の84%は3年未満、大半が執行猶予(2025.06.19)
- 立花孝志党首は刑務所で電気羊の夢を見るか(2025.06.05)
- どこの地獄から出てきた動物!?(2025.05.29)
- 勾留停止の被告人が逃げた理由は(2025.05.26)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
まさ 様
東京地裁だけでなく、東京高裁、東京簡裁もです! 司法サービスの運用を変えるということらしいです。理由については、2通りの推測ができます。
私のほうでは、座して看過、甘受するわけにいかないので、ちょと手を打とうと思ってます。訴訟? いきなりそんなことしませんよ~(笑)。
ま、あとで発表します。いまはメルマガを書かねばっ。
投稿: 今井亮一 | 2014年4月18日 (金) 19時19分
今井さん 先日はありがとうございました。
阿曽山大噴火さんのツイッターによると、
東京地裁 一週間分の開廷表公開廃止との事ですが、
何かあったのでしょうか…
投稿: まさ | 2014年4月18日 (金) 16時58分
今日、秦野真弓さんに久しぶりにお会いでき、よかったです。時間がなかったので、ちょっとしかお話しできませんでしたが、秦野さん、あんたはほんと大したもんだと感心しました。頑張ってください!
投稿: 今井亮一 | 2014年4月17日 (木) 22時56分
A:本日,今井様にお会いするだけでなく
B:日弁連パーティに向かう,中村慎・最高裁総務局長様に声をかけらられる等→奇遇
尚,私は高山様が日弁連会長になられても構わない
私が生まれる前の
<弁護士vs裁判官!対立した時代の裁判>
傍聴したい
投稿: 秦野真弓 しんのまゆみ | 2014年4月17日 (木) 21時12分