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2014年6月 2日 (月)

あなたの審理が終わらないので上司から怒られている。左遷の話まで出ている。

裁判官、被告に「暴言」で慰謝料3万円 国に支払い命令 長野地裁
 民事事訴訟の法廷で裁判官から暴言を吐かれ、裁判が公平に実施されなかったとして、長野県飯田市の男性が国などに約220万円の賠償を求めた裁判の判決で、長野地裁飯田支部(加藤員祥裁判官)は、感情的な発言だったと認め、国に慰謝料3万円の支払いを命じた。30日付。
 判決によると、男性は自動車ディーラー会社が損害賠償などを求めた訴訟の被告。この訴訟は平成22~23年に飯田支部であり、23年8月の口頭弁論で、担当の樋口隆明裁判官(58)が男性に向かって「あなたの審理が終わらないので上司から怒られている。左遷の話まで出ている」などと怒ったように言った。
 加藤裁判官は樋口裁判官の発言が男性に精神的苦痛を与えたと認定。裁判自体は公平だったとの判断を示した。
 長野地裁総務課は「個別事案に対してコメントできない」としている。

 と、これは今年1月31日付けの、じつに興味深い産経ニュース。太字は俺。

 やっぱ事件が滞留すると、無能者の烙印を押され、左遷の話が出るんだね。少なくともそういう認識が裁判官にはあるんだね。
 俺が傍聴してきた(事件数で)約5千件の裁判は、もっぱら刑事だが、裁判の最大公約数的優先事項は、できるだけ早く終わること、であるとひしひし感じられる。

 「e-hoki 」の裁判官検索を見ると、加藤員祥さん(第46期)も樋口隆明さん(第42期)も、その「移動履歴」に「東京」「検事」「最高裁」がひっとつもない。
 東京地裁、東京高裁の(とくに刑事の)裁判官にはあり得ない「移動履歴」だ。
 ま、それはともあれ…。

 23年8月の口頭弁論で、担当の樋口隆明裁判官(58)が男性に向かって「あなたの審理が終わらないので上司から怒られている。左遷の話まで出ている」などと怒ったように言った。

 この部分、事実と認めたがゆえの「3万円」かと思われるのだが、いったい何を証拠に?
 「男性」が弁論期日を録音してたのか。書記官による録音が開示されたのか。樋口さんが証人出廷し、認めたのか。

 それもともあれ(って日本語、変ですか?)、「上司」って誰さ。
 「e-hoki」によれば、当時樋口さんは飯田支部の支部長だ。だから「上司」とは、長野地裁・本庁の管理職をいうのかな。

 上司といえば、加藤さんにとって樋口さん(支部長)は、紛れもなく上司だ。その発言が違法だとして(国に対し)「3万円」とはいえ賠償を命じたんである。これまたあり得ない、すっごいことじゃん!
 樋口さんは、この判決、及び報道を見て、うわぁ、顔を真っ赤にして怒ったろうねぇ。
 

 てゆっかさ、たとえば俺の「虚偽記者席訴訟」の東京地裁判決(2013年10月1日言渡し)に、こんな部分がある。
 国の賠償責任が肯定されるためには、要するに、普通なら賠償等されるべき落ち度があっただけでは足りず…。

 当該裁判官が違法又は不当な目的をもって判断をしたなど,裁判官がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したものと認め得るような特別の事情があることを必要とする(最高裁昭和57年3月12日第二小法廷判決・民集36巻3号329頁,前掲最高裁平成元年3月8日大法廷判決)。

 これを国賠(国家賠償請求訴訟)における「特別事情」というんだっけ。加藤さんだって知らないはずがない。
 はずがないのに、なぜ?
 俺みたいな下界の者が想像するに、加藤さんは樋口さんによっぽどムカついてて、捨て身で…?

 なんにしてもこれは、「人が犬を咬んだ」に相当する大ニュースだと思う。
 そうして、以下は今年5月29日付けデーリー東北。太字は俺。
 
 

裁判官の暴言訴訟で原告逆転敗訴 「審理長く、左遷の話出ている」
 民事訴訟で裁判官から暴言を吐かれたとして、長野県飯田市の男性が国などに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は29日、「不謹慎な発言はあったが、訴訟指揮の範囲内だった」として、3万円の支払いを命じた一審長野地裁飯田支部判決を取り消し、原告側逆転敗訴を言い渡した。
 判決によると、男性は同支部で審理された民事訴訟の被告。2011年8月の口頭弁論で新たな主張をした際、裁判官から「あなたの審理が終わらないので上司から怒られている。左遷の話まで出ている」などと怒ったように言われた。
 一審判決は、発言が男性に精神的苦痛を与えたと認定し、慰謝料3万円の支払いを命令していた。
 高裁の三輪和雄裁判長は発言について「極めて稚拙で、裁判官という立場上、不謹慎だった」と非難したが、「結審直前に突然新たな主張をした対応を戒めようとした発言だった」として、違法性はなかったと判断した。 

 これは「犬が人を咬んだ」ニュースだ。
 もっといえば、「あぁ、やっぱり咬んだか。だよねぇ」と安心させてくれるニュースだ。

 「e-hoki」で三輪和雄さん(27期)の「移動履歴」を見ると、「検事」も「最高裁」もないが「東京」がけっこうある。
 鹿児島地家裁の名瀬支部ってのが目をひく。名瀬支部って奄美大島でしょ。
 簡裁の裁判官にとって八丈島簡裁 はじつはけっこう人気だったりするんだと聞いたことがあるけど、奄美はどうなんだろ…。
 何が何を咬んだとかもう忘れ、裁判傍聴師の思いは南の島へ飛ぶのだった(笑)。

  

 夕べ、特許「磨き蒸留」芋焼酎、「あらわざ(新技)」というのを飲んだ。鹿児島の焼酎だ。こりゃ旨いっ! ラベルに「なめらかで軽やかな味わい」とあるが、その文字表現からは想像もつかない、なめらかで軽やかな至福の味わいですわ。

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コメント

 東京地裁で法壇に座るような裁判官は、みんな頭良さそうで官僚的かと。しかしそれでも個性はあり、ええっ!?  という場面に遭遇することも。
 思うに、地方にはおっそろしく個性的な裁判官がいるんでしょうねぇ、俺も遭遇したことがありますもん。
 ともあれ、裁判官に公正なジャッジを期待するんではなく、自分で最大限のことをやる、その考え方は正しいと思います。

以前、暴行被害にあった女性に裁判官が和解を強要して問題になりましたが、今回のこの裁判官の暴言は、弁論準備手続きでは、日常茶飯事的に行われています。たまたま口頭弁論で、法廷で発言したため問題になっただけの事だと思います。法廷には、傍聴人いますからね。「絶望の裁判所」が出たあたりから、裁判官の資質を問題にする意見も多数ありますが、裁判所に期待できない今、トラブル解決は、個人の裁量でしか解決できないのかと。

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