駐車監視員が駐禁除外標章を偽造!
元カリスマ駐車監視員、松木和哉さんのメルマガ「駐車監視員が教える駐禁ルール」の最新号で初めて知った!
以下は7月3日付け産経ニュース。
「自分で作りました」 偽造の「駐車禁止除外指定車標章」使用、警備員の男逮捕
神奈川県警相模原署は3日、偽造有印公文書行使の疑いで、相模原市中央区水郷田名の会社員、■■美和容疑者(68)を逮捕した。
逮捕容疑は6月12日午前8時45分ごろ、同区南橋本の路上で、「歩行困難者使用中」と書かれた駐車禁止除外指定車標章の偽造品を、フロントガラス付近に掲示して駐車したとしている。■■容疑者は「自分で作りました」と容疑を認めているという。
同署によると、■■容疑者は警備会社に勤めており、駐車監視員として働くこともあったという。■■容疑者は偽造の標章を、主に会社前の路上に駐車する際に使用しており「苦情を言われたくなかったから」と供述しているという。同署で偽造標章の作成方法を調べている。
名は「美和」だが「男」なんだという。「よしかず」と読むのかな。裁判傍聴マニアはちっとも驚かない。「子」が付いて男ってこともあるんだから。
よりによって駐車監視員がなんてことするんだ、けしからん! 世間はそう思うのかもしれない。
しかし、俺が漏れ聞いてる話だと、一般的に言って、職業にふさわしいモラルなど駐車監視員に求めるのはそもそも無理らしい。
松木さんによると「相模原署から委託を受けている警備会社は株式会社KSP」。KSPって国際警備のこと? 俺はよく分かんない。
なんにしても、確認事務委託(駐車監視員を使っての駐禁取締り業務)の入札は、金額と評価点数で決まる。不祥事があると点数が厳しくなり、それは大きな金額に相当するんだそうだ。
あと、偽造除外標章って、誰かがつくったやつのコピーを買ったり、買ったものをさらに売ったり、よくあるらしい。本件は「自分で作りました」だけで幕引きとなるのか。
そしてKSPは、次回の入札、どうなるのか。どんな方法で挽回しようとするのか。
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コメント
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今度は大分地裁ですか、いいな~、羨ましいな~!
大分地裁では6月11日~13日に放火の自白事件(判決は懲役5年)があったようですが、そのあとすぐ放火の否認事件が? 放火が続くって東京地裁的には珍しいですよね。
投稿: 今井亮一 | 2014年8月11日 (月) 10時37分
大分地裁(真鍋秀永裁判長様+大下良仁・主任様)にて!昨日→放火全面否認事件傍聴。弁護人→覇気欲しかった。高山俊吉先生みたいに
投稿: 秦野真弓 しんのまゆみ | 2014年7月 9日 (水) 15時14分