クレプトマニア裁判から見える国家の在り方
「特定秘密の保護に関する法律無効違憲確認等請求事件」の霊験(れいげん)、御利益(ごりやく)は相当なものと見え、なんと今日も無罪を傍聴したっ!
今日のは電車内痴漢の逆転無罪。メルマガ「裁判傍聴バカ一代」は、是非にもレポートしたい事件が多すぎ、リンダ、困っちゃう。
裁判所の地下の書店で、「窃盗」の裁判にしょっちゅう出てくる赤城高原ホスピタル、その院長・竹村道夫氏監修の、『窃盗癖という病 彼女たちはなぜ万引きがやめられないのか?』(飛鳥新社)を買い、帰りの電車内で読み始めた。
じつはこれ、病的万引きで実刑判決を受け、まだ拘置所にいるご婦人から、読みたいと手紙をいただき、お送りするために買ったのだ。ご婦人はもう下獄しただろうに、どこの刑務所か連絡がなく、それでいま俺が読んでる次第。
クレプトマニア(竹村院長が言う「窃盗癖者」「窃盗癖患者」)の裁判を重ねて傍聴してると、裁判ってものの本質ものが、よぅく見えてくる気がする。裁判官は“裸の王様”で、それを上手に操る検察、警察のずる賢さ…というか。
そのへんを分かりやすく浮かび上がらせるという意味で、クレプトマニアはリトマス試験紙的…。
しかしまぁ、こういう国家の在り方を、国民が選択した(無関心で許した)んだわね、と思う。でも、許さない選択肢は、たぶんないのだ。そうして堕ちていくのが、国家と国民との基本的な在り方なのだ。
ナニ言ってっか分かんない? 「俺が夕焼けだった頃、弟は小焼けだった。分っかんねぇだろなぁ」に似てる? ぎゃふん(笑)。そのうちちゃんとまとめよう。
←クリックして出てくる画面の右下に当ブログの順位表示あり。まだ18位っ。
« 久々に無罪を傍聴したよっ! | トップページ | 八百万の神々の霊力が集中し、2日連続で無罪を傍聴っ! »
「私の本棚」カテゴリの記事
- わたくしテレビを卒業しました(2023.05.02)
- 「白人至上主義」と「ネトウヨ」(2022.11.13)
- 韓国は男の形に似た半島、日本はイブの位置(2022.08.11)
- 文鮮明は16歳のとき天啓を受けた(2022.08.10)
- 有力政治家のご子息ご令嬢は(2022.06.17)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
はるな 様
無罪の者が死刑になっても、法手続きに瑕疵がなければいいのだ、そういうことなんだろうと思います。
投稿: 今井亮一 | 2014年12月31日 (水) 17時40分
昨夜、「死刑執行人の記録」を読んだ。その中で、殺人事件で共犯者の供述などから主犯格とみなされ死刑執行された彼が残した日記から主犯は共犯者の仲にいたのではないかと疑問がでてきて彼はもしかしたら冤罪ではなかったのかとの疑問が出てくる場面がある。とても怖いと思ったし死刑制度のありかたを考えずにはいられなかった。
そして刑務所内の人事も裁判所内の人事も同じレベルで閉鎖されている。
投稿: はるな | 2014年12月 8日 (月) 11時05分
今井さーん!日本と北朝鮮,
!仲良くする方法ありませんか
資料A 北朝鮮最高峰軍歌[パルコルム]=http://m.youtube.com/watch?v=lVhF1CkDPAA
資料B 日本が今も重視
明治19年=フランス人作曲[陸軍分列行進曲]=http://m.youtube.com/watch?v=5UYjnYJTu6w
投稿: 秦野真弓 | 2014年9月29日 (月) 02時21分
わたしも知りたい秦野さんのこと。おしえて~
投稿: はるな | 2014年9月26日 (金) 10時25分
日本各地および世界の裁判所を飛び回ってるかと思えば、警察庁・外務省に強い人物と飲食? 秦野さん、どうなってんすか~。
投稿: 今井亮一 | 2014年9月21日 (日) 17時56分
今夕,警察庁・外務省に強い人物と飲食
残念にも,北朝鮮<日本に強い人物>処刑され
A:拉致問題解決困難ですが
B:残留北朝鮮孤児情報→日本政府に開示したとか
隣国と仲良くしたい
投稿: 秦野真弓 | 2014年9月20日 (土) 21時47分