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2014年11月 2日 (日)

21年間、誰もノーを言わなかった?

 メルマガの読者氏からお教えいただいた。以下は10月26日付け毎日新聞。

広島県警:反則切符1000件無効 規則変更21年間忘れ
 広島県警は24日、広島市安佐南区の市道交差点で、今年7月まで約21年間にわたって誤った交通規制で取り締まりをしていたと発表した。実際の交差点の状況と規制内容がずれていたため。この期間の反則切符は全て無効で、総数は1000件超とみられる。これを受けて調査したところ、他にも県内の37交差点で同様の誤りが見つかった。
 県警によると、交通規制は道路管理者の自治体と協議した警察署が、県公安委員会に規制内容を上申して決まる。問題の交差点は、1993年に所轄署が3車線の交差点として上申して94年に規制内容が決定した後、4車線への変更が決まった。しかし、署の担当者が変更を上申し忘れていたという。今年7月、取り締まり中の交通機動隊員が誤りに気付いた。
 主な違反内容は、右折専用レーンを直進するなどの指定通行区分違反や進路変更禁止違反。記録が残る2009年以降、262件(反則金計約145万円)の無効取り締まりが発覚。運転免許の取り消しや停止処分者も13人おり、反則金や違反点数を今後返還する。

 車線を区切る境界線は2種類ある。
 1つは、道路管理者が設ける、単なる車線境界線。もう1つは、公安委員会の意思決定により設けられる車両通行帯境界線
 外観からは区別できないが、後者の場合の白線は、単なる白線じゃなく道路交通法上の「道路標示」となり、通行の区分、指定などが行える。

 毎度言うけど、反則金の納付は任意、「こんな取締り、おかしいぞ」とか(理由は不問)思えば、刑事手続き(刑事訴訟法に定められた手続き)で争える。
 運転者が争って刑事手続きへ進めば、警察、検察の側は、違反の証拠として公安委員会の決定(その写しの文書)が必要になる。
 上掲の報道記事からは、約21年間、誰ひとり争わなかったのか、と推認できる。

 どうしても疑問なのは、「取り締まり中の交通機動隊員が誤りに気付いた」という部分だ。
 取締り中にそんなこと、気付くはずがないでしょ。神がかり? もしそうなら、皮肉じゃなしに、大したもんだ、俺はあこがれる。東京へおいでの際は俺に声をかけてください。おっさんの最後の楽園、居酒屋「昭和」でご馳走します~。 キャバクラも連れてけ? 新宿のハイジア付近でたちんぼを紹介しろ? いや、ちょっと、そこまでは…。

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