裁判員制度のおかげで助かってる兇悪犯罪者…
今週、少し痩せた。もう忙しくて、毎日刺激的すぎて!
11月11日(火)の札幌高裁、検察控訴のオービス事件については、ある方から非常に秀逸なレポートをいただいた。感謝感激っ。
13日(木)、東京地裁のある有名傍聴人(以前、俺に対し殺意の告知をした男)から、この日また、脅迫の構成要件に該当しそうなことを言われ、さらに…!
その“脅迫”の原因は、なんと2ちゃんねるなのだった。2ちゃんねるに、その男が放火予告をしたとか何とか投稿があったそうで、その投稿を俺がしたと言って食いついてくるのだった。←この場面は目撃者多数。
14日(金)の午前、またまたすごいことをしちゃった。公開の場所では言えないとか、そういうこと自体言えませんっ。でも辛抱できず、近々メルマガに書くかも。裁判所がいかに裸の王様か、痛感するはず。お楽しみに。
午後、裁判員制度はいらない大運動の“昼デモ”に参加。←リンク先のいちばん下の画像のどこかに俺がいる(笑)。
デモが終わって急ぎ裁判所へ。「「マフラーで首を締めてしまった」 女性変死で交際相手を逮捕 警視庁」と報じられた「殺人」(裁判員裁判)の判決を傍聴。報道からは想像もできない理由で、かなり重かった。裁判員は女性4人、男性2人。
続いて、マニア氏から情報をいただき、「「離婚話でトラブル」…別居中の妻を包丁で刺す 殺人未遂容疑で会社員の男逮捕」と報じられた、「住居侵入、傷害、銃砲刀剣類所持等取締法違反」をの審理(被告人質問&論告弁論)を傍聴。
優に殺人未遂(裁判員裁判対象事件)だろうに、なんで罪名落としを? 理由は分かんないけども、もしこれが裁判員裁判になってたら、あまりの酸鼻なシーンにPTSDになる女性が出た可能性は高いように思う…。
殺人現場や遺体のカラー写真を裁判員に見せない、とかいう以前に、あまりに酸鼻な事件は罪名落としでそもそも裁判員裁判から外す、ということも行われてるんじゃないか、と想像させる事件だった。
裁判員制度のおかげで助かってる兇悪犯罪者は、いるのかもねぇ…。
メルマガ13日(木)発行号と14日(金)発行号を、まだ発行してない。風邪気味なんで今夜はもう寝るです。明日朝、起きてどの事件からレポートしようか、悩む。
←クリック先の画面の右下に当ブログの順位表示あり。ブログ更新をだいぶサボってたのに、11月14日23時15分現在21位。ありがとございます~。
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コメント
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医療集中部に労働部ですか、俺は民事はまだまだ素人です。秦野さんが講演をやるなら是非受講したいです。
投稿: 今井亮一 | 2014年11月28日 (金) 21時38分
民事なら,日本では良い裁判行われてると思います
私は今日,最高裁が力入れている[医療療集中部][労働部]傍聴
A:医療集中部(森富義明・部総括+三坂歩主任)では医療機関側,不利
B:労働部(佐々木宗啓・部総括+吉岡あゆみ主任)は,労働者側,不利。でも佐々木裁判長ニコニコ
[資料]東京高裁時代の佐々木宗啓裁判官様http://shigemitsu.blog40.fc2.com/blog-entry-443.html
投稿: 秦野真弓 | 2014年11月19日 (水) 19時48分
ほ~、そんな本があるんですか、知りませんでした、ありがとうございます。
このブログ記事にアフィリエイトを貼っときました。
2冊とも面白そうですね~。ただ、近頃俺は読書に割ける時間がほとんどなく、買ったけど読んでない本が山積みで、うむぅって感じです(泣)。
投稿: 今井亮一 | 2014年11月17日 (月) 22時55分
「死刑因90人とどきますか獄中からの声」という本に、ある死刑因が素人による裁判員など無意味だと言っている。
それが結構、まともなこと言ってて、時間がたっぷりある人は違うなと感じいった。この90人のほとんどが再審請求を何度もしていて死刑制度の本質と再審請求を出される裁判のあり方に大いに疑問を持った。それと並行して読んだ森炎著者「司法殺人」。冤罪で無罪になった元被疑者が実は本星の犯人で無罪確定後、殺人事件を起こし本来の冤罪事件が冤罪だったという結末。
日本の司法て大丈夫なのか。
投稿: はるな | 2014年11月15日 (土) 12時39分