裁判官の脳ミソが歪む原因は
「まぐまぐ大賞2014」、その「ジャーナリズム部門」で、辛坊治郎さん、津田大介さん、小川和久さんらと並んで入賞した、俺のメルマガ「裁判傍聴バカ一代」(月額108円)。2015年の既発行号は以下だ。
第1420号 酒1合、イッキ飲みして2分で検挙、逆転無罪!
第1375号、第1403号でレポートしてきた、非常に珍しい「道路交通法違反」(酒気帯び0.2mg)の否認。一審が有罪の理由とした「実験」のあまりのバカらしさに仰天。裁判官の脳ミソが歪む原因は、くっだらない否認で突っ張る被告人たち、クソ否認に喜々としてのり真っ向争う弁護人たちか、という仮説。第1419号 危険ドラッグ運転の量刑は飲酒運転より重い
「危険ドラッグ吸引、口から泡吹き1・5キロ蛇行運転 容疑の男を現行犯逮捕」と報じられた「道路交通法違反」の判決。飲酒運転(酒酔いor酒気帯び)との量刑比較。 プラス、たまたま傍聴した「窃盗」は、見た目は普通にまじめそうなおじさんながら、同種前科7犯、常習下着ドロで…。第1418号 女性の右足に放尿等して懲役3年、妻子は…
「老人ホームで入居女性殴る=容疑で介護福祉士逮捕」と報じられた「傷害」の審理。被害女性の手術をした医師を尋問。プラス、足への放尿を含む「強制わいせつ、傷害、暴行」の控訴審判決。第1417号 とりあえずその場しのぎで一杯一杯だったんで
「4歳次女を首輪虐待した鬼夫婦の正体とは?」などと報じられた「詐欺、傷害」の、被告人質問と判決をまとめてレポート。刑事裁判に顕れるのは真実のごく一部とはいえ、刑務所へ堕ちていく者のひとつの特徴が見えたような気がした。 編集後記は、窃盗病の存在を隠すもの。
第1420号について少しここで述べとくと…。
裁判官は最高裁の顔色ばっか見てるからデタラメ裁判をやるのだ、という方向の裁判官批判が一般的なようだが、俺はねぇ、事件数で約4500件を傍聴してきて、ちょと異なるものが見えてきたような気がしてる。
そのように見えてきたもののひとつを、第1420号の編集後記で書いたわけ。
ところで昨年10月29日、東京駅で、男がホームから線路へ飛び降り、駅員から逃走したってことがあったはず。報道ヒットは探せてないが、ダイヤが乱れて大変だったはず。
おそらくはその男がその後、皇居外苑で起こした、「うっわ、なんだそれ!」という事件を第1421号ではレポート予定。じゃねっ。
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死刑制度に踏み込んだ、東野圭吾さんの『虚ろな十字架』、相当面白いらしい。ロープライス474円、でも俺の読書時間は裁判所への往復の電車内しかなく、単行本は重い。うーん。
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上司の顔色をみるのは、己の出世よくから。裁判官、警察官、刑務官、並べたらきりがない。
そんなこと国民はとうの昔に気がついている。いかりの矛先が間違った方向に進んでいるだけ。だからつまようじ事件がおこる。
投稿: はるな | 2015年1月16日 (金) 11時13分