謎の団体、裁判員ネットとは?
裁判員裁判の全国第1号事件は、2009年8月3日、東京地裁で始まった。もう大変な騒ぎだった。
その頃、東京地裁の前の路上でチラシを配ってた団体のひとつに「裁判員ネット」というのがあった。以降、俺的にはずっと“謎の団体”だった。
さっき、別件でメルマガ 「裁判傍聴バカ一代」のバックナンバーを調べてて偶然、「裁判員ネット」についての言及を発見した。第1288号(2014年5月19日発行号)である。
「裁判員ネット」ってなんだ? と思ってる方は、ま、少しはおいでだろう。以下、メルマガから転載する。
ところでっ、17日(土)、「一般社団法人裁判員ネット」(以下、裁判員ネット)の「第10回 裁判員制度フォーラム 市民から見た裁判員制度の5年」つーのへ行ってきたょ。
俺はここ何年もずっとチョー忙しくて、冤罪関係の大事なイベントとかほっとんど不義理を重ねてたのに、なぜか今回、ためらうことなく出かけた。
からっと天気がよかったこともあるが、“翌週の開廷表、隠蔽処分”により、俺の心の中で裁判所が遠くなって余裕が生まれたのか。
で、行ってみたらば、受付とか司会とかやってるのは、黒のタイトスカートのスーツの、若い可愛い娘(かわいこ)ちゃんばっか! 透き通るように若いのである。
おっさん、どこに目を付けとんじゃーぃ(笑)、と言わないで、まぁ聞いてちょうだぃな。
裁判員ネットは、裁判員裁判市民モニターというのをやってる。
裁判員裁判を傍聴し、自分たちで模擬評議をし、判決のあとで意見交換会をやるんだそうだ。
それはいいと思う。ただ、裁判員裁判はだいたい朝10時~17時で何日も続く。
モニターをやるには、いろんなことを犠牲にしなきゃいけないんでは? あるいは毎日ヒマとか。
配布資料に、ある事件のモニターの性別、年齢、職業が載ってた。
「男」「40代」「社会人」の1人を除き、あとはみんな「大学生」、20代の男が3人、10代の男が2人、20代の女が2人、10代の女が5人、合計13人。
会場参加者(俺が数えた限りで60人くらいかな)との質疑応答で、こんなのがあった。
裁判員ネットの提言に対し、司法当局の反応は?
代表者 「(3年で見直すという3年目の)2012年にも提言しています…(裁判所側は)イエスともノーとも言わないですね」
あれ~? 俺は東京地裁に対し、いろいろ申し入れ等してきたが、裁判所側は無反応。尋ねると回答は「お答えしない」だ。
おんなじ扱いじゃーん。
てか、そもそも国にとって裁判員制度の目的は何であるか、とかぜんぜん考えてなさそう。
裁判員制度は良い制度、との前提のもと、その周辺で、何か前向きっぽいことをやってますよ、つーものを俺は感じた。
この感覚、宗教?
裁判員ネットが、何かカルト宗教へ誘うためのきれい事、であれば非常に納得できる。
だが、具体的なカルト宗教とのつながりはぜんぜん見えない。
国から金をもらってるのか? 司会の可愛い娘ちゃんが、最後に言った。
可愛い娘ちゃん 「(当会は)ボランティアとカンパで運営…ご協力いただける方はスタッフへぜひ…」
いったい何なんだろう、ますます謎は深まる、というのが今回の率直な印象、感想だ。
今井の野郎、にやにやボランティアになったな? だぁからぁ、俺はチョー忙しいんだってば。雑誌の連載は現在2誌だけど、そのほかコメントとかいろいろあって、何より俺がすべてを賭けてるメルマガ(月額108円)が週4回発行なのでっ。![]()
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