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2015年8月 7日 (金)

裁判は現場を見ないのが鉄則

 事件数で5800件を超える裁判を傍聴してきた。色情犯の侵入手口とかだけじゃなく、裁判とは司法とは何か、いろんなものが見えてきた気がする。

Img_0175 見えてきたもののひとつに、裁判は現場を見ないのが鉄則! というのがある。
 たとえば、交通事故で夜間のサイドミラーの視認状況が問題になったとき、警察官が撮影した写真を法廷へ出し、明暗が実際と異なるとかデジカメの機能がどうとかごちゃごちゃやるが、「じゃあ現場で見てみよう」という単純なことを誰も言い出さない。

Img_0194 たとえるなら、料理そのものは見ず、食べず、色や形や臭いやレシピを紙の上に書き起こし、それで料理の味を認定しちゃう、その紙を食べちゃう、みたいな。
 そこから冤罪が生まれたりもしてるんだろうと思う。真実がどうであろうと、紙の上で有罪なら有罪なのである。

 鉄則とは言っても希(まれ)な例外は有る。
 ある裁判官が「窃盗」の事件で、犯行の目撃者が目撃したと言い張るものが果たして見えるのか「検証」をやり、見えないことが分かって被告人を無罪としたそうな。俺はその時期、その裁判官の裁判をしょっちゅう傍聴してたが、残念なことにその事件は知らなかった。その裁判官は間もなく、八丈島簡裁へ移動した。んでその無罪は逆転有罪とされたんだっけ。

 以下は8月4日付けの「NEWS石巻かほく」。

大川小訴訟・第5回口頭弁論 11月13日に現地視察
 東日本大震災で石巻市大川小の児童と教職員計84人が死亡・行方不明となり、犠牲になった児童23人の19家族が、県と市に計23億円の損害賠償を求めた訴訟の第5回口頭弁論が3日、仙台地裁であった。
 市側は準備書面で、津波の予見可能性や結果回避義務違反などを否定。「大川小が津波避難場所として指定されていたことなどから、教職員らが地震前に津波を予想できなかったことはやむをえない。校庭にいた方が安全という話もしていない」と主張した。
 遺族側は、当時3年生だった長女を亡くした只野英昭さん(44)が意見陳述し「真実が語られないまま時間だけが過ぎてきた。全ての原告が今も悲しみを抱えている。事実を明らかにすることがお互いのためになる」と述べ、当時学校にいた教務主任の証人尋問をあらためて裁判所に要望した。
 高宮健二裁判長は、遺族側が求めていた校舎、校庭、裏山の現地視察を11月13日に実施する意向を示した。

 希有な珍事だと思う、と俺はツイッターに書いたんだが、ちょと待てょ、俺が希有と言ってるのは「検証」のことだ。「現地視察」ってなに? 8月3日付けの産経ニュースの記事でも「現地視察」となってるけど…。
 民事訴訟法に「視察」「現地」の語はない。どゆこと?

P1020078 仙台地裁へ電話してみた。そしたら、報道がなぜ「現地視察」という語を用いたか不明だが、現地において当事者間で進行協議をやるってことなんだそうだ。11月13日の期日は「進行協議」の期日なんだそうだ。
 となると、ごめん、進行協議を現地でやることが希有なのかどうか、俺は全く分からない。でもまぁ、少なくとも、珍しいことではあるのかな、と。

 ところで、暑いね~! 昨夜初めて、俺もエアコン(冷房)をつけっぱなしで寝た。温度は32度に設定して(笑)。
 夏の太陽の炎熱を感じるとき、俺はいつも思い出す、アルベール・カミュ氏の『異邦人』を。あれのインスパイアで、全編にわたり登場人物が汗だくだくの不条理ドラマ、あってもいいんじゃないか。sun

    

 引き続き、『ラジオライフ2015年8月号』に乗ってた面白商品。左のは“お掃除ロボット”。もしゃもしゃした球体が床を転げ回り、マイクロファイバーがほこりをくっつけてくれるんだそうだ。右側のは防水で、風呂でも使えるとか。俺も買おうかなぁ、もう遅い? えーん。sweat01

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コメント

建築訴訟なんかの、証拠保全には、裁判官が立ち会うんじゃあないかな。
以前、民事22部で訴訟したとき、訴訟対象物の家を提起前に直して、裁判開始時は賃貸に貸し出していたので、それを裁判官に言うと上記の証拠保全の話をしたっけ。
区検の吉田副検事は、現場行くのが好きな人で、犯罪と向き合うというより起訴件数の数字と向き合っている人だった。あんなにいつも怒鳴っていると、脳の血管がいつか切れる。

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