奥西さんを獄中死させたのは先輩のメンツ
「名張毒ブドウ酒事件の奥西死刑囚が死亡 再審請求中」と10月4日付け朝日新聞。
存命中に再審無罪となれば、釈放された奥西さんの映像があるんで、テレビは大きく扱う。死亡後なら扱いは小さいはず。だから、検察、裁判所としては、ようやく死んでくれた、よかった…。
というご意見もあるだろう。俺も以前はぼんやりそう思ってた。
だが、『検事失格 (新潮文庫)』を読んで、そりゃ違うんじゃないかと思い至った。
検察としては、40余年の長きにわたりこの事件を有罪とし続けてきた数多くの先輩検事、大先輩検事、および“絶対正義の組織”のメンツを死守せねばならぬ。無罪の証拠隠しは当たり前(てか合法)、七転八倒、無罪を阻止する、それが担当検事の使命、職責ってもんでしょ。もちろん、強い協力関係にある警察のメンツも守らねば。
裁判官はと言えば、日本の優秀な検察が、また先輩裁判官たちが、40余年の長きにわたり有罪とし続けた事件を、どうして自分がひっくり返せよう。長引かせ、次の裁判官に任せたい、そう考えた人もいるんじゃないか。
一方、弁護人はどうか。裁判官からすれば弁護人は、何でもかんでも「無罪だ、不当判決だ、不当決定だ!」と騒ぐ、反体制的、教条主義的な連中であり、そんな連中の主張・立証にのせられたら笑い者になる…。
結局、そういうとこなんじゃないの?
※ 以上、メルマガ 「裁判傍聴バカ一代」第1572号の編集後記に若干加筆。
※ 画像は、究極の居酒屋「昭和」の麻婆茄子。旨かったぁ! これが110円なんだから嫌んなっちゃう。外国人が1人でも来てSNSにアップしたら、連日外国人で埋め尽くされるだろう。やばいっ。 ※当ブログ容量オーバーが判明。画像は削除。
さてそのメルマガ 「裁判傍聴バカ一代」、9月は以下の2号をすでに発行した。
第1572号 寝てる女性を動画撮影したいという性的欲求
報道された事件を3つレポート。口論のすえ激昂しての元妻刺殺と、不動産会社の脱税と、無施錠の窓狙いの盗撮魔。第1571号 クレプトマニアの娘さんの寂しい微笑み
万引きで執行猶予中にまた万引きして再度の執行猶予に。ただし保護観察付き。その保護観察中にまた万引き。クレプトマニアの女性たちが続々と刑務所へ落ちていく。
月半ばの購読登録でも、その月の号はぜんぶ読める。すなわち、いま購読登録すると、以上2号がすぐに送信され、その後月末まで、週4回のペースで16号が順次送信される。
そこまで全部無料。購読解除しなければ、11月から月額108円が課金される。その6割が俺の取り分になり、裁判所へ通い続ける資金に。そういうシステムになってます。
月額108円は誤記じゃないか? 誤記じゃないのです、「昭和」の1品より安い! 来日外国人が押し寄せ…それはないない(笑)。
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