園児虐待報道、じつは保育士虐待?
以下は1月27日付け産経ニュース、てか警察発表、の一部。
園児を縛って粘着テープ 保育士の女を逮捕 警視庁
勤務先の認可外保育施設で男児(6)の口に粘着テープを貼っては剥がすなどしたとして、警視庁赤羽署は27日、暴行の疑いで、自称埼玉県■■■市■、保育士、■■(■■■■)愛美容疑者(28)を逮捕した。容疑を否認している。
■■容疑者は、この男児の食べ物にからしを入れたり、別の園児をたたいたりするなどしている様子が同僚らに目撃されていたといい、同署は日常的に虐待があった可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べる。
報道はこれで終わり、ネットでは「容疑者」叩きが展開されてるようだ。「容疑者」を誹謗中傷することが正義だ、みたいな調子で。それは仕方ないだろう、分かる気がする。だって情報は警察発表(=メディア報道)だけなんだから。
だが、事件は──検察官が公判請求すれば──法廷へ出てくる。
今日、その審理(事件名は「暴行」)を東京地裁で狙って傍聴した。おいおい、報道(=逮捕時の警察発表)とは違うじゃーん! ということはよくあるわけだが、本件はその典型のひとつかも。
その保育園の園児の定員は24人。しかし上掲「虐待」時は30人くらい。長い間、正社員は被告人1人。あとはおむつ替えや食事の何か等をするパートさんが数人。被告人は、6時45分~20時、園児の送迎もやらされ、残業あり、休みは週に1日あるかないか。園長はパチンコへ行くか早々帰宅するかで、被告人は園長がすべき事務仕事もやり…。
裁判を傍聴した限りでは、“ブラック保育園”により被告人自身が「虐待」されて壊れた…というものを感じざるを得なかった。
しかし検察官は、被告人が置かれていた状況はポイして、試験エリートのお綺麗な正義感で、裁判的に弱い立場の被告人をいたぶるんである、偉そうに。俺はムカついたよ。
そういうのをリアルにレポートするのが、つまり司法を刑事司法行政を監視し、メルマガでレポートするのが俺の役割の重要なひとつだと思ってる。
メルマガの発行部数はここんとこ伸びないが、俺は俺のやるべきことをやるっ。
※ 画像は、ある日の酒肴。左側は、もずくと、ほうれん草のおひたしのすり胡麻かけ。右側は、新玉ねぎのスライスに米酢をぶっかけ、農家の直売所で買ったサラダ菜(100円。消費税とかなし。消費税に関して以下同)、人参の千切り(濃いのが5本で100円)、春キャベツ(割れかけて甘いのが1玉100円)の千切りを山盛りにした上に、スーパーで半額で買った国産鶏もも肉を、適宜切って塩胡椒と醤油少々とニンニクでこんがり焼いたのを乗せたもの、に粒胡麻かけ。
肉は、明らかに! 酢漬けの玉ねぎ等複数の野菜といっしょに食べるのが旨い。肉だけで食べるより何倍も旨い。
熊本の大震災のニュースを見ていちばん思ったのは、避難者のトイレはどうなるだろうってこと。青色申告の還付金が入ったので、いよいよ俺もこういうのを買おうかと。
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少子化にも関わらず保育園不足。挙句に、保育園建設には地区住民の反対にあい断念。だいたい保育園児の声がうるさいという近隣住民は一日中家に居るのか?普通、子供の手が離れたら日中は仕事をしているものだが。日がない一日、家に籠っているのは、テレビのボリュムを一杯にして見ている耳の遠い年寄りなのだから、子供の声ぐらいでガタガタ言うな。
投稿: はるな | 2016年4月16日 (土) 09時49分