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2016年7月12日 (火)

大麻は希望、もしかして生きれるのかもしれない!

 今日の東京地裁は、刑事の傍聴券抽選が3件もあった。
 震災復興がらみの「独占禁止法違反」と、靖国神社のトイレを爆破した「建造物侵入、火薬類取締法、関税法違反」と、診療報酬で不正をやりホストクラブへ通ったとされる女医の「詐欺」だ。

 

 しかし俺はそんなの目もくれず、「大麻取締法違反」の審理へ! メルマガでレポートしたこの事件、今日は被告人質問なのだっ。

第1711号 大麻で救われた末期がん、検察は許さない
 被告人はとびきりお洒落なおじさん。しかし末期がん。医師から見放され大麻に救われた。それを検察は「大麻取締法違反」で起訴。仮病の被告人等は、法廷を出ると急にしゃっきり元気になるのだが、このおじさんは…!

 

第1723号 医療大麻、世界では当たり前の処方って!
 末期がんで余命宣告され、医療用大麻を自ら栽培して使用、疼痛緩和ばかりでなくがんのマーカー数値が驚異的に下がった! ところが日本では大麻は一律禁止だと逮捕された事件。この日は医師を証人尋問。その内容が驚き。大麻の一律禁止に合理的理由など一切なく、諸外国では医療用大麻は当たり前なんだという。こういう尋問における検察官のみすぼらしさよ!

 ネットのニュースサイトでは、「裁判傍聴の鬼神・今井亮一が行く! 小林麻央の乳がん治癒にも役立つか!? 末期がん患者「医療大麻」裁判の行方」という記事になってる。

 んまぁ~凄かった。すべての治療が効果なく、半年の余命と医師から言われたときのことを、被告人とされた山本正光さんはこう述べるのだった。

被告人 「ま、世界が全く変わりました。それまで、もしかしたら治るという期待があった。がんになる前、早期だったら治ると…やがて転移、最後に肺にも転移、もう打つ手がないとなったとき、すべての色が変わるし、人に会って話してもぜんぜん…絶望感…」

 

 その後、代替療法はないかいろいろ探した。アメリカのサイトで大麻が効くと知り、ちょうどその頃、ひょんなことから大麻の種か株か、手に入った。育て、吸った。お茶にして飲んだ。

被告人 「がんマーカー、それが下がってアルブミンが上がってる。抗がん剤、やめてるし、治療してない…僕にとっては(大麻は)希望…あ、もしかしたら生きれるのかもしれない」

 5時間睡眠の俺は居眠りを怖れたんだが、眠気など一切感じなかった。目ん玉おっぴろげてメモしまくった。メルマガでこの被告人質問を全部再現しようか、どうしよう。

 あそうそう、この裁判のことは本日の「報道ステーション」が取り上げる可能性あり。
 テレビ・新聞が大きく取り上げたら、日本中の多くのがん患者、またその家族にとって思いがけない福音となり、検察・裁判所の威信は大いに失墜するだろうけど…。

 ←7月12日20時20分現在、週間INが240で2位~。

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