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2016年10月18日 (火)

横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合

 以下は10月17日付けNHKニュース。

信号機ない横断歩道 9割の車が歩行者いても一時停止せず
 信号機のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしているのに一時停止せずにそのまま通過している車が9割に上ることが民間の調査でわかりました。
 これはJAF=日本自動車連盟が、ことし8月から先月にかけて、全国94か所の信号機のない横断歩道で1万台余りの車を調査したものです。
 それによりますと、信号機のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしている状況で一時停止をした車は全体の7.6%に当たるおよそ750台にとどまり、9割を超える車が一時停止をせず、そのまま通過していました。さらに、調査を行った横断歩道のうち半数を超える48か所では、一時停止した車は5%未満にとどまっていました。
 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合は、ドライバーは手前で一時停止をしないと、道路交通法に違反する疑いがあります。
 JAFでは「法律に違反する可能性があるという認識がないドライバーも多い。横断歩道での一時停止の啓発活動に力を入れたい」と話しています。

 「法律に違反する可能性がある」というのがよく分からない。以下、道路交通法第38条から第1項のみ抜粋。赤字は俺。赤字のとこだけ拾い読みすればほぼ分かるかと。

(横断歩道等における歩行者等の優先)
第三十八条
   車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない

 「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合」に一時停止しなければ、ずばり38条1項の違反なのである。「疑い」も「可能性」も入る余地がない。
 反則金は大型車が1万2千円、普通車が9千円、自二が7千円、原付が6千円。違反点数は車種を問わず2点。

Photo 俺の有酸素散歩圏、半径約3キロでは8カ所、信号機のない横断歩道が思い浮かぶ。いや9カ所か。
 うち1カ所は、交差点の形状のせいもあるのか、多くの車が一時停止する。うち1カ所は直線道路で、一時停止する車は希(まれ)だ。交番の真ん前なのに。

 ちなみに俺自身が車を運転して通過するときは、こんな仕事をしてることもあり、必ず止まる。止まらない車が横断歩行者等をハネそうになったらホーンを鳴らすなり叫ぶなりしなければと緊張する。

 地方の田舎道を走った記憶では、止まる車は希だ。直線道路では、ほぼ誰も止まらない、そういう印象がある。JAFの発表はうなづける。
 しかし、なんでそんな調査&発表をJAFはしたのか、不思議な感じがする。
 だってさ、信号交差点での右左折車による横断歩行者妨害は狙って待ち伏せて取り締まるのに、信号機のない横断歩道では──俺が見聞きしてきた限りではあるが──まったく黙認じゃないの。
 待ち伏せて取り締まれば入れ食いだろうに、なぜやらないのか。

Photo_2 もちろん、道路交通法は治安法の側面もある。普段みんながしている違反があることは、イコール、特定の者をいつでも逮捕できるってことでもあるのだ。
 しかし、それにしても、うぅむ…。

 このネタをワイドショーが扱ったら、コメンテーターはきっと言うだろう。
「信号機のない横断歩道って、だいたいが狭い道路にあるんですよね。そんなとこで違反車両を停止させて、免許証を見せてくださいとか言って違反キップを切ってたら、かえって交通の危険を生じさせかねないんじゃないの?」
 多くの視聴者は「確かにそうだな」と思うでしょ。

 そこで! いちいち停止させず、ナンバーから判明した車両の所有者に行政制裁金を課す。そっちへ警察庁はゴゴゴと動き始めてるんで、今回JAFにそういう調査&発表をさせたとか?
 深読みが過ぎるかなぁ。いやいやそれは新型オービスの動きとも付合するぞ…。
 なに言ってっか分かんない? だよねぇ、ごめん。説明は長くなるので今回はパス。警察庁交通局の方は「おぅ今井君、そこまで読むかね」と笑ってくれてるかも。

 画像は新型の違反キップ切り端末。頂き物だ。あわてて撮ったのかブレてる。この端末、単に違反キップを簡易迅速に作成できるだけじゃなく、かなりの優れものなんだょ。そのこと、『ドライバー』か『ラジオライフ』に書いたっけ。ネットにもそのうち書こうかと。ただ、忙しくてっ。sweat01

※ 追記: 「法律に違反する可能性がある」は、こう解釈すれば理解できるんじゃないかと思い至った。
 すなわち、「無事故・無違反」の無違反は、違反がないって意味では全然ない。違反するしないじゃなく、取締りを受けた(違反点数を登録された)ことがないって意味だ。警察と多くの善良な一般運転者たちには、そういうことで定着しちゃってる。ゴールド免許は違反点数の登録で決まる。それがおかしいと感じるのは俺みたいな変人だけだ。
 したがって、「法律に違反する可能性がある」=取締りを受ける可能性がある、そう解釈すれば理解できる、うむ。

    

 こないだ古書店で3冊200円で買ったうちの1冊は『ネットのバカ』だった。なんちゅうタイトル(笑)。著者の中川淳一郎さんは『ウェブはバカと暇人のもの』の著者でもあるのだった。そっちもなんちゅうタイトル。数ページ読み始めた感じでは面白そう。裁判所への往復の電車で読もうかと。

 ←10月18日3時30分現在、週間INが160で1位~。happy02

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