警視庁の速度取締り、その意味は
以下は2月3日付けスポーツ報知の一部。
警視庁、スピード違反取り締まり場所を公開…4日と18日に実施
警視庁は2月4日と同18日に、都内で公開交通取り締まりを行う場所を公式ホームページで広報している。昨年2月、土曜日に死亡事故が多発したため、重大交通事故防止のため、幹線道路等においてスピード違反の取締りを実施するという。
警視庁は「交通違反の指導取り締まりを通じて、悪質な違反者を道路交通の場から排除するとともに、交通ルールの遵守と安全意識を高めることで重大交通事故を防止してまいります」と公式ホームページに掲載している。公開交通取り締まりについて詳しくは警視庁のホームページで。
警視庁が発表している4日と18日に実施するスピード違反公開交通取り締まり場所は次の通り。
見出しの頭も段落の頭もぜんぶ「警視庁」で統一されてる!
ってそこじゃなくてぇ、警視庁は最近、光電式とレーダ式の速度測定機を購入してる。25台で総額8866万8000円。
内訳は、光電式JEM-380が15台、単価は約388万円、レーダー式JMA-280が10台、単価は約305万円。
納入期限は2017年2月28日。早めに納入されたぶんを2月4日に使い、2月18日に使うのかなぁ。そこは定かじゃないが、反則切符(いわゆる青切符)の作成には専用端末「TAP(タップ)」を使うことになる。
TAPの詳細については、2016年2月10日の当ブログ記事「地域警察官の神アイテム!」に書いた。よかったらご参照を。
俺の知る限りでは、警視庁(いわば東京都警察本部)は新時代の速度測定機、LSMシリーズ(レーザー式)を導入してないはず。導入せずに、従来と同じ光電式とレーダー式を25台も購入したわけだ。
警察庁(いわば全国警察の総元締め)がLSMシリーズの導入を進めているなかで、上掲報道(警視庁の発表)はどういう位置づけになるのか、うーん。そんなことを考えるのが楽しい俺は、とほほですか?
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