簡裁のたかが万引き窃盗で主文後回しって!
センターラインなんぞなく、軽自動車同士でもすれ違うには減速を余儀なくされる、住宅街のゾーン30の道路。
道路左側を自転車で走っていくと、前方右側を歩行者が同方向へ歩いてる。前方右側、さらに先には電柱があり、道路幅が狭まってる。そして遠くからこっちへ、乗用車が向かっている…。
そういうシチュエーションってよくあるでしょ。あなたが歩行者でも、乗用車でも。
そういう場合、必ず! 自転車、乗用車、歩行者、電柱が横一列に並ばない?
危険がないよう乗用車が減速し、自転車もやっぱ少し減速して、結果、ちょうど並ぶことになるのかなと思う。
先日、こんなことがあった──。
若年層の人口は減り、車の売れ行きは鈍る。それでも行政は、40~50年前に策定した道路計画に基づき、じわじわと大地を道路に変えていく。新しい道路は、歩道がやたら広い。
そんな広い歩道を俺は自転車で走っていた。
左側前方に、同方向へ進行する自転車あり。
右側前方に、同方向へ進行する歩行者あり。
その先、右側に電柱。
そして前方遠くから、1台の自転車がこっちへ向かい、進行してきた。
おいおぃ、まさか…と思ったらそのまさか!
合計3台の自転車と1人の歩行者と1本の電柱が、見事に横一列に並んだ。誰も減速などしてなかったはず。それでも並んだ、横一列に。
俺は思ったょ、引力のようなものに牽かれたのか? と。そうして、惑星直列ならぬ「すれ違い直列」という言葉が浮かんだ。
…と、メルマガ第1861号「すき家のトイレに忘れた財布が盗まれた?」の編集後記に書いた。
すれ違い直列、すれちがい直列、今ネット検索してもヒットはない。別の言葉で誰か言及してるのか。あるいは単に、ネットで何でもタダで拾えると思ったら大間違いって話なだけか。
さてそんなわけで俺のメルマガ「裁判傍聴バカ一代」、4月は以下の3号をすでに発行した。
第1881号 大手旅行代理店を名乗って旅行代金を詐欺
話題の「てるみくらぶ」とはまた別の、旅行代金詐欺。「詐欺」は、電話等で済ますいわば臆病な詐欺と、大胆にも被害者とわたりあって騙す詐欺とがある。後者のつながりで、ゲームセンターで知り合った者を騙した事件…。 編集後記は、未決算入の方程式!第1880号 簡裁のたかが万引き窃盗で主文後回しって!
「交際相手宅で男児出産して遺体放置 容疑で43歳女を逮捕」と報道された「死体遺棄」。しかし裁判では現場は「当時の被告人方」と…。 編集後記は、前代未聞、万引き窃盗の判決がなんと主文後回し。いったいなぜっ?第1879号 79歳女性と78歳男性の万引き、その差は!
万引きで執行猶予中にまた万引き、病的窃盗、の判決が同じ裁判官の法廷で2件続けて言い渡された。まず79歳女性は相場通り懲役実刑に。続く78歳男性は再度の執行猶予。その違いは? 編集後記は、裁判所が中央省庁が国民からどんどん遠ざかる件。
いま購読登録すると、以上3号がどどっと送信される。そして月末まであと14号が順次送信される。そこまで無料。初月は試し読みで無料なのだ。
ただし、試し読みすると面白すぎてヤメられなくなるはず。先月の購読解除は1%弱だった。ほんとか? と疑って試し読みしてみてください、えへへ。
※ 画像は2点とも福島県内。某氏の撮影による。上は、野積みされる除染袋。下は、封鎖する警察官。
※ 追記: すれ違い直列について。まず惑星直列という語が思い浮かび、なのですれ違い直列としたのだが、「すれ違い並列」との表現もあり得るかと。しかし俺的には、並列なんて生やさしいものじゃなく、やっぱりこれは惑星直列を思い浮かべてのすれ違い直列かと。以上追記終わり。
『日本国の正体』を、古書店で3冊200円の1冊として買って読んだ。2009年6月発行の本だが、ぜんぜん古くない。日本の根幹は官僚であり、官僚の根幹は天下りであると、政府委員も務めた大手新聞の社員氏(当時)が分かりやすく書いてる。この本は面白い。
3冊200円の1冊として、懐かしの『火星年代記』もつい買ってしまった。中学か高校のとき読んだっけ。活劇的な面白さはなく、独特の雰囲気に魅入られたんだっけ。
そして今回、アフィリエイトにこんなのを発見した!
水木しげるさんの『火星年代記』、なっ、なんだそれっ! 日本の幕末を舞台とする奇想天外な伝奇ホラーだとか? そんなのがあるとは知らなかった。不覚っ。
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